四季を菓子で彩る。川越「彩乃菓」は素材へのこだわりが光る和菓子店

四季を菓子で彩る。川越「彩乃菓」は素材へのこだわりが光る和菓子店

更新日:2017/04/21 17:03

Benisei Rinkaのプロフィール写真 Benisei Rinka 子連れトラベラー、小江戸川越の魅力伝道師
蔵造りの街並みや菓子屋横丁、サツマイモ・河越抹茶などを使ったグルメが人気を集めている“小江戸川越“。今回ご紹介するのは、2016年3月にオープンしてから、常に「より良い素材」を探し続け、進化し続けている和菓子店「彩乃菓」です。河越抹茶をふんだんにつかった和菓子や、川越の地酒「鏡山」のアイスクリームなど、彩乃菓オリジナルの商品はどれも美味しすぎて、一口食べたらもう虜になること間違いなし!

和菓子店のイメージをくつがえす「彩乃菓(AYANOKA)」

和菓子店のイメージをくつがえす「彩乃菓(AYANOKA)」

写真:Benisei Rinka

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「彩乃菓(あやのか)」は、本川越駅から徒歩約10分、蓮馨寺山門から横断歩道を反対側へ渡ってすぐの立門前通りにあり、和菓子に使う素材の生産者、和菓子職人、店舗&商品のプロデューサーが協力して作り上げているお店です。

和菓子店のイメージをくつがえす「彩乃菓(AYANOKA)」

写真:Benisei Rinka

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カウンターにディスプレイされているのは、本物の大福やお饅頭。可愛らしい大福たちは、それぞれこだわりの陶器に飾られ、まるで美術品のよう。店主の菓子へのこだわりや愛情を感じるとともに、彩乃菓のセンスの良さが光ります。
川越には老舗の和菓子店がいくつかありますが、彩乃菓の白を基調とした店内は、今までの和菓子店のイメージを覆すような、オシャレ空間。

和菓子店のイメージをくつがえす「彩乃菓(AYANOKA)」

写真:Benisei Rinka

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彩乃菓は、1階は和菓子店、2階はカフェスペース、そして店頭では川越観光には欠かせない「食べ歩き」専用の“焼き芋ようかん”が売られています。

「四季の彩り」「菓子の彩り」を表現する銘品の数々

「四季の彩り」「菓子の彩り」を表現する銘品の数々

写真:Benisei Rinka

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ここでは、大切な人への手土産にしたら絶対に喜ばれる、彩乃菓の銘品をいくつかご紹介したいと思います。

上の写真は「河越抹茶どら焼き」。河越抹茶を練り込んだ、鮮やかな緑色をした生地に、北海道小豆の粒餡と河越抹茶餡を2層仕立てで挟んであります。一口食べると、餡の甘みと抹茶の風味が口いっぱいに広がります。

「四季の彩り」「菓子の彩り」を表現する銘品の数々

写真:Benisei Rinka

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彩乃菓で使用している苺は、「いちごの里」とよばれるほど苺栽培がさかんな“埼玉県吉見町”横田農園さんの大粒苺。肥沃な土壌と有機物たっぷりのぼかし肥で栽培され、完熟状態で収穫された苺です。
そのこだわりぬいた苺を、彩乃菓特製いちご餡を入れたもっちりフワフワな餅生地で包んだ「プレミアム苺大福」は、見て美味しい、食べて美味しい逸品!

「四季の彩り」「菓子の彩り」を表現する銘品の数々

写真:Benisei Rinka

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上の写真は、端午の節句にちなみ、鯉のぼりをかたどった上用饅頭「鯉のぼくん」。可愛らしくて食べるのがもったいないですが、男の子がいるご家庭への手土産としてもオススメです。

そのほかにも、夏にはキラキラと宝石のように輝く水まんじゅう“彩の水玉”、秋限定の“南瓜大福”や“和栗モンブラン大福”、バレンタインには“ショコラ大福”などが期間限定で販売されます。彩乃菓は、このように季節やイベントごとに「四季の彩り」と「菓子の彩り」を表現しています。

川越観光の休憩は、彩乃菓2階のカフェスペースへ

川越観光の休憩は、彩乃菓2階のカフェスペースへ

写真:Benisei Rinka

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彩乃菓の2階はカフェスペースとなっており、1階のカウンターで注文・お会計した後、2階に上がるシステム。カフェスペースも1階と同様、白を基調としており、シンプルで落ち着ける空間です。

川越観光の休憩は、彩乃菓2階のカフェスペースへ

写真:Benisei Rinka

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壁には川越出身のアーティスト“斉藤 香(Caoli)”さんの作品も飾られています。これらはなんと、私たちがよく飲む“ある温かい飲み物”で描かれているんです。“ある温かい飲み物”の答えは作品の下に書かれていますので、ぜひ、ご自身の目で確かめてみてくださいね。

やっぱり「和」っていい!

やっぱり「和」っていい!

写真:Benisei Rinka

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川越では近年、“古くて新しい特産品”として「河越抹茶」が人気を集めており、彩乃菓のカフェでも「河越抹茶パフェ」をいただくことができます。
「濃厚抹茶アイス×バニラアイス×つぶ餡×河越抹茶カステラ×たっぷり黒蜜」という、色々な食感を楽しめるパフェとなっており、口の中に広がる抹茶の風味が最高に幸せな気分にしてくれます。単品でも注文可能ですが、写真の“狭山茶セット”がオススメ!狭山茶(煎茶)、狭山紅茶、狭山ほうじ茶、冷茶(狭山茶)の中から選べます。

やっぱり「和」っていい!

写真:Benisei Rinka

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彩乃菓に来たら「大福」は必食です!
河越抹茶をふんだんに使った「濃茶大福」や「薄茶大福」、さいたま市西区の榎本農園さんが作っている高級プチトマト「プチぷよ」を丸ごと使った「赤茄子大福」、サツマイモがゴロっと入った「芋大福」、小江戸川越の地酒“鏡山”を使った「酒粕まんじゅう」など、素材にこだわり、素材の配合にこだわり、ひとつひとつ丁寧に作られたこれらの菓子は、全てが彩乃菓の自信作です。

やっぱり「和」っていい!

写真:Benisei Rinka

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カフェでいただくことのできるお茶は全て、川越のすぐ隣、狭山市で15代続く老舗茶園「奥富園」の狭山茶です。奥富園は、2015年に“農林水産大臣賞”を受賞している優良茶園。狭山茶の香り、味わい共に格別です。
深蒸しの狭山茶を水出しした「冷茶」は、苦みよりも甘みが感じられ、すっきりとしたのどごし。彩乃菓の菓子との相性も抜群ですよ。

川越食材のアイスも見逃せない!

川越食材のアイスも見逃せない!

写真:Benisei Rinka

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彩乃菓では、アイスクリームの素材も地元優先!
上の写真は一見バニラアイスのようですが、川越の地酒“鏡山”を使った「小江戸鏡山酒粕アイス」。鏡山の酒粕が練り込まれているので、しっかり鏡山の味!

川越食材のアイスも見逃せない!

写真:Benisei Rinka

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こちらは彩乃菓の新商品、川越産の茶葉を使った「ほうじ茶アイス」です。口に入れたときに広がる、ほうじ茶の香ばしい香りは感動モノ!ついつい「ほうじ茶だ!」と、当たり前のことを口にしてしまいたくなるほど。

川越“和菓子界の新星”「彩乃菓(AYANOKA)」で川越を味わおう

江戸情緒あふれる川越は、歴史的建造物や老舗和菓子店などが多く残る一方、近年はたくさんのおしゃれカフェや洋菓子店が街を賑わせています。そんな中、あえて小江戸川越に“和菓子店”をオープンさせた彩乃菓。川越の素材を最優先に使い、川越らしさを残しながらも、独創的な和菓子を作り続ける店はそうそうありません。小江戸川越観光の休憩に、大切な人への手土産に、ぜひ地元民オススメの「彩乃菓(AYANOKA)」へ立ち寄ってみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/16 訪問

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