写真:六三四
地図を見る「京町の湯 周山」はえびの市を流れる川内川沿いにある温泉施設。ジャングル風呂で知られていた前身の「旅館月見荘」が廃業し、暫く廃墟のようになっていた施設を改装しました。京町温泉は立ち寄りの出来る旅館や銭湯も多く、ひと昔前まで町の人は毎日のように温泉を利用し風呂の無い家も多かったそうです。しかし、宮崎隋一の温泉街も近年、利用者も減少し閉鎖してしまう施設も多くなってきました。そんな寂しい温泉街に活気をとの願いも込められ「京町の湯 周山」は2016年12月にオープンしたのです。
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地図を見る「京町の湯 周山」の大浴場は10日おきに男女が入れ替わります。共に4、50人は優に入れる広さで、夕方は多少の混雑はあるものの他の浴客に気兼ねすることなくゆっくり温泉を楽しめます。浴場の中央に主浴槽、奥に本格的岩風呂、また乾式サウナと水風呂。アメニティにもこだわり椿成分の配合されたボディソープとリンスインシャンプーが準備されています。脱衣所には無料のドライヤーも置かれていますのでタオル一枚あれば気軽に利用出来ます。
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地図を見る源泉かけ流しの泉質はナトリウム−炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉。水素イオン濃度pH7.8の弱アルカリ性、さらに京町温泉特有の植物起源のモール系。弱アルカリ性、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉のトリプル美肌効果に加え、植物エッセンス含有の湯に保湿効果のある塩化物泉という究極の美人湯。洗浄、潤い、保湿の泉質は女性に特におすすめしたい温泉で宮崎県を代表する名湯と呼ぶに相応しい一湯です。
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地図を見るまた、館外には飲泉場が設けられており、使い捨てのプラスチック製コップが置かれ衛生管理も徹底。甘い香りのする湯は萎縮性胃炎、便秘、胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、耐糖能異常、高尿酸血症、胆道系機能障害、高コレステロール血症と適応の幅も広いです。「京町の湯 周山」は入って良し、飲んで良しの名湯に間違いありません。
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地図を見る「京町の湯 周山」の湯敷地内にあるのが重厚な門構えの「和料理周山」。寿司や海鮮を中心とした本格的和食店です。海の無いえびの市ですが毎朝鹿児島の市場で仕入れた新鮮な魚介類を提供。目利きが光る厳選素材を使った料理は口コミでの評判が広がっているとか。ホッとする落ち着いた和の空間で上質な味わいが楽しめるとあって、食事だけに訪れるリピート客も増えてきているそうです。
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地図を見るランチタイムはリーズナブルな価格のメニューが用意されています。中でも人気が宮崎県産の地頭鶏(じとっこ)を使った親子丼。地頭鶏は霧島山麓の宮崎、鹿児島で古くから育てられてきた在来種の鶏です。名前の由来は藩政時代に地頭職に献上していた事から付いたとも。昔は天然記念物に指定された事もある希少な在来種は現在、宮崎県当局が親鶏を管理し限定生産者による供給が行われています。
他では食べる事の出来ない貴重な地鶏。肉質はやや固めで噛むたびに鶏のうま味、肉汁が溢れてきます。新鮮な卵、地頭鶏、そして親子丼には珍しい地産のごぼうが食感のアクセントとなり、実に贅沢な一品となっています。
湯良し、食良しの「京町の湯 周山」。えびの市の新立ち寄りスポットにぜひ!
京町の湯 周山
【住所】宮崎県えびの市大字向江736
【泉質】ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉
【適応症】きりきず、末梢循環障害、皮膚乾燥症など
「京町の湯 周山」は、温泉と源泉かけ流しにこだわり、料理にも妥協を許さない施設です。温泉入浴は夕方は若干混雑しますが駐車場も広々としていますし、浴場も広いので安心してご訪問下さい。そして選び抜かれた旬の素材を堪能できる料理の数々。えびの市の新しい観光スポットとして期待が膨らみます。
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(2024/3/29更新)
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