「富士山しらす街道フェア」は、富士山に最も近い港、富士市にある「田子の浦漁港」で毎年6月第4日曜日に行われます。この田子の浦漁港は、しらすの美味しさNO.1! 毎年3月21日から翌年の1月14日までしらす漁は行われ、美味しいしらすが漁獲される漁期の真っただ中にフェアは開催されます。
田子の浦のしらすは、近隣の用宗漁港でしらすが大量に獲れても、業者がわざわざ買いに来るほど鮮度が良く、毎年、大型バスのツアーに組み込まれるほど、美味しさは評判! フェアでは、そんなしらすがふんだんに使われたしらす丼が、お祭り価格で食べられるだけあって、朝早くから長い行列ができます。
長い列に並んで購入できるのが、こちらの丼ぶり。その年によって、どんぶりの内容は異なるようですが、こちらは釜揚げしらすと生しらすが載ったハーフ丼です。漁港食堂が提供する数量限定の丼ぶりで、紛れもなく美味しい丼を大特価で食べられてしまうのです。
田子の浦のしらすは、一艘曳きの漁法で行い、獲れたしらすを船上で氷締めするので鮮度は抜群。大抵のしらす漁は、二艘の船で行う「二艘曳き」で行われますが、一艘曳きは二艘曳きに比べて、一度に獲れる量は少ないのですが、手早く短時間で漁が行えます。そのため、新鮮なしらすが獲れ、そのしらすがふんだんに載った丼ぶりを頂けます。
ハーフ丼の生しらすは、市場に出回っているものより大ぶりのしらすが使われているため、よりとろけるような食感。釜揚げしらすは、ふっくらと茹で上げられいて、食感もふわふわ。しらすの食べ比べができ、ネギや生姜などの薬味が更に美味しさを引き立ててくれます。漁港で出来たての丼ぶりを食べられ、格別な旨さです。
会場では、しらす味噌汁を振る舞うサービスも行われます。大釜で作られた、たっぷりのしらすの入った味噌汁を、無料で食べられてしまうのです。
味噌汁の具材は、もちろんしらす。しらすが入っているため、しらすの出汁が出ていて、丁度良い味加減。しらすを味噌汁に入れてしまうなんて、大胆な考え方。意外にしらすの味噌汁は珍しいのでは?
味噌汁は数量限定なので、飲みたい方はお早めにどうぞ。この他、出来たてほかほかの釜揚げしらす実演・試食コーナーや、マグロの解体ショーなど、タダで楽しめてしまうイベントも盛り沢山です。
会場では、地元飲食店や菓子店などが出店するブースがあり、田子の浦しらすのあんかけ餃子、しらすピロシキ、しらすせんべい、しらす焼きそばなどなど、しらすを使った工夫を凝らしたメニューも販売されています。
しらすを使ったメニューに、変わったところではにスイーツメニューも。こちらは「しらすシュー」です。シュー皮にカリッと揚げられたしらすが混ぜられた一風変わったシュークリーム。シュー皮の中には、濃厚な美味しさのカスタードクリームが入っていて、しらすの磯の風味を味わえてしまう不思議なシュークリームです。この他、しらすを入れてしまった「シラスアイス」などもあるので、是非ご賞味あれ!
田子の浦漁港の近くには、約3kmに10軒ほどのしらす販売店や食堂が建ち並ぶ「富士山しらす街道」があります。お店では、しらす販売の他、しらす丼などのメニューが味わえる食堂もあるので、食べ歩きも楽しそうですね。
「しらす街道フェア」
会場:田子の浦漁業協同組合
開催日時:2017年6月25日(日)
開催時間:9:00〜14:00(雨天決行)
※漁獲状況によっては、イベントの内容を変更することもあります。また、田子の浦漁協食堂は期間限定営業となりますので、詳しくは、下記のMEMO【田子の浦漁業協同組合】より、ご覧下さい。
「富士山しらす街道フェア」は、しらすの本場で食べたい!グルメが満載! 美味しさ大爆発の名物しらす丼は、最高の逸品です。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索