300万本の水仙と3万株のアロエの花を楽しむ、一足早い春を感じさせる、下田爪木崎・白浜への旅

300万本の水仙と3万株のアロエの花を楽しむ、一足早い春を感じさせる、下田爪木崎・白浜への旅

更新日:2013/12/12 14:42

伊豆半島の南端にある下田市。下田市の一年間の平均気温は17度と温暖です。温暖な気候の下田市では、寒い季節に一足早い春の訪れを知らせてくれるお花のまつりが行われます。下田の爪木崎を一面に覆い尽くす水仙「水仙まつり」と、白浜を燃えるような赤色に染めるアロエの花「アロエの花まつり」を紹介します。

一面に水仙!

一面に水仙!
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下田市爪木崎にある下田自然公園で咲く水仙。この一帯は、300万本ともいわれる野水仙の群生地です。白くて可愛い水仙が12月中旬から1月下旬にかけて咲き乱れます。
風が吹くと一斉に300万本の水仙の香りを運んでくれるので、いっぺんに水仙の香りを嗅ぐことができます。水仙は1本でも香りが強いもの。300万本集まった水仙の香りは想像を絶する、とても甘〜い香りです。水仙の香りをいっぺんに楽しめるのは、ここならでは!
咲き誇る水仙の風景は、のどかで早春を感じられますよ!

アロエの花も一緒に観賞

アロエの花も一緒に観賞
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園内には水仙のほか、アロエの花も咲いています。白い水仙の花が赤いアロエの花を引き立たせ、赤色と白色の花の共演が美しいです。爪木崎海岸のすぐ近くなので浜辺で遊べたり、晴れの日には、高台にある爪木崎灯台から、伊豆大島・利島・新島など伊豆七島が見渡せる絶景までお楽しみいただけます。

野水仙群生地では、12月中旬から1月下旬にかけて水仙まつりを開催しています。まつりでは、水仙の苗・切り花が売られているので「もっと水仙の花や香りを楽しみたい」と言う方にお勧めです。
12月20日のオープ二ングでは「ペンギンのパレード」を行います。期間中、地元の漁師達の間で生まれたご当地料理「いけんだ煮みそ鍋」のサービスや、甘酒サービスなどの、おもてなしが受けられます。
伊豆急下田駅から「爪木崎」行きのバスも運行されていて、便利ですよ。

【第48回 水仙まつり】
期間:2013年12月20日から2014年1月31日
入園料:無料
駐車料金:¥500
※詳しいイベント情報は、下記のMEMOよりご覧ください。

アロエの里

アロエの里
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爪木崎から車で約20分、国道135号線を河津方面へ向かうと、白浜に「アロエの里」があります。爪木崎の水仙が見頃を迎えるほぼ同じ時期に、アロエの花が見頃を迎えます。

白浜一色地区の民家や海岸には、アロエが多く育成しているため、「アロエの里」と呼ばれています。海岸沿いの約500mの遊歩道に、約3万株のアロエが咲き乱れています。とんがった形の可愛いアロエの花をたっぷり鑑賞できます。

アロエの里では、12月中旬から1月中旬にかけてアロエの花まつりを開催しています。期間中、アロエ茶の無料サービスが受けられます。緑茶色をしたアロエ茶は、思ったよりもクセがなく飲みやすいです。是非、飲んでみてください。アロエは昔から「医者いらず」と言われるほど、健康面でさまざまな効果があります。まつりの期間中、アロエ茶をはじめ、いろいろなアロエ製品が売られているので、健康面で気になる人や、アロエに興味を持たれてる方は、是非立ち寄ってみて下さい。

海岸にあるアロエの花

海岸にあるアロエの花
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アロエの花は、寒さを吹き飛ばしてくれるような燃える赤色。海の青色とアロエの花の赤色との、対象的な色のコントラストが、とても美しいです。

何よりも、穴場スポットなので、あまり混みません。じっくりと、アロエの花を鑑賞することができますよ!

国道沿いに面したアロエの里への入口は、少し狭いため、気が付かずに通り過ぎてしまいそうになります。車でお出かけの際は、入口にある「アロエの花まつり」と書かれた看板を目印にすると分かりやすいです。

アロエの花まつりの期間中、白浜地区の民宿では、アロエ風呂に入れたり、アロエ料理を食べることもできますよ。

【アロエの花まつり】
期間:2013年12月14日から2014年1月13日
開催時間:9時から15時
入園料:無料
駐車料金:無料
※詳しいイベント情報は、下記のMEMOよりご覧ください。

最後に、

日本で最初に開港された港町でもある、下田市。
歴史スポットも多くあり、観光で訪れる方も多いですが、水仙やアロエの花が咲く、一足早い春を感じさせる下田爪木崎・白浜への旅は、いかがでしょうか。

爪木崎・白浜とも海岸沿いにあり、景色も良く、潮風も心地よく感じられます。
是非みなさまも、お出かけしてみて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/01/03−2012/12/27 訪問

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