女性も利用できる「グランパーク・イン横浜」はグルメなカプセルホテル

女性も利用できる「グランパーク・イン横浜」はグルメなカプセルホテル

更新日:2017/12/14 12:34

瀧澤 信秋のプロフィール写真 瀧澤 信秋 ホテル評論家、旅行作家
羽田空港から好アクセスな人気観光地「横浜」。宿泊施設が多様化する街で、横浜駅西口至近に2016年末に開業した「グランパーク・イン横浜」は、外国人観光客も意識した進化系カプセルホテルです。緊急避難的に利用されるケースも多かったカプセルホテルはもはや旧態型。今時の明るく華やかな雰囲気を見れば、女性も利用できるというのも納得の進化系です。グルメにも力を入れるオシャレな空間を早速紹介しましょう。

人気赤丸急上昇!「グランパーク・イン」

人気赤丸急上昇!「グランパーク・イン」

写真:瀧澤 信秋

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ホテル評論家として“進化系カプセルホテル”というワード発信をしてきましたが、開業当初から注目してきたのが「グランパーク・イン北千住(旧カプセルホテルSLEEPS北千住)」。男性専用とは思えないデザイン性の高さと上質な設備で、進化系の一翼を担う施設として人気を博してきました。

そんなグランパークブランドとして、2016年12月に開業したのが「グランパーク・イン横浜」。北千住から更に進化したのは、女性も利用できる空間であることと、豪華クルーズというコンセプトの打ち出しです。

まず、エントランスから入って圧巻なのが「ロビー&ライブラリー」。数千冊のマンガがあるライブラリーとマッサージチェアがあるリラクゼーションエリアは印象的です。ロビー&ライブラリーに面してレストラン「The Book Cafe」があるので、読書&お酒なんていうのも楽しいですね。

グルメなカプセルホテル

グルメなカプセルホテル

提供元:グランパーク・イン横浜

http://grandpark-inn.jp/yokohama/

The Book Cafeでは専属シェフのいるバーも設置。バイキングスタイルの朝食、ランチや夕食などシェフ手作りの料理が気軽に楽しめます。串カツにお好み焼きからおでんなど、外国人も喜びそうなメニューも揃えています。ワインをはじめアルコール、ソフトドリンクも充実。読書しながら食事も出来るレストランはひとり利用でも嬉しいもの。

ランチタイムには宿泊客以外も購入可能な特製弁当を販売。野菜カレー弁当やスコッチエッグ弁当、麻婆豆腐弁当など毎日完売の人気商品とのこと。バリエーションの豊富さからもシェフのスゴ腕が垣間見えます。

多彩なグレードのキャビンスペース

多彩なグレードのキャビンスペース

提供元:グランパーク・イン横浜

http://grandpark-inn.jp/yokohama/

グランパーク・イン横浜のキャビンは、「デラックス・キャビン」「プレミアム・キャビン」「シアタープレミアム・キャビン」の3グレード。一般的な縦型の形態が「デラックス・キャビン(男性・女性)」(横105×奥行き207×高さ104(センチm))。19インチ液晶テレビやヘッドホンを完備。VOD(ビデオ・オン・デマンド)も見放題。電源コンセントをはじめUSBジャックもあります。

ワンランク上の「プレミアム・キャビン(男性・女性)」(横207×奥行き105×高さ104(センチm))は、横型タイプで出入りが楽。横型なので枕から向かって正面の壁面スペースが利用できることから32インチ液晶テレビを設置。女性エリアでは、東京西川製のマットレス「AiR」が使用されています。

最上級クラスが「シアタープレミアム・キャビン(男性のみ)」(横207×奥行き105×高さ104(センチm))。専用のデスク&チェアも擁する空間で、一般的なカプセルスペースでは確保不可能なバゲッジエリアとしても利用可能です。

グレードを問わず、プラネタリウムの貸し出しが行われていて、キャビン内を宇宙空間に変える楽しみ方もできます。高反発マットレスの快適な寝心地で夢見気分。カプセルの“最新くつろぎ空間”と言えるでしょう。

大浴場も充実

大浴場も充実

写真:瀧澤 信秋

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カプセルホテルファンにとって必須なのが温浴施設。グランパーク・イン横浜にはサウナもある大浴場を完備しています。温浴効果も抜群のジェットバスも人気。パウダーコーナーには、ナノケアが用意されており、フロントではスチーマー美顔器や最新型のストレートアイロンの貸し出しも行っています。女性目線が強く意識されていると言えるでしょう。

尚、大浴場は男女入れ替え制。男性入浴時間は18時〜翌朝9時、女性入浴時間は15時〜17時半。女性の入浴時間帯のみ施錠されており鍵はフロントで渡されます。

ますます人気高まる進化系カプセルホテル

ますます人気高まる進化系カプセルホテル

写真:瀧澤 信秋

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カプセルホテルの魅力は低廉な宿泊料金ですが、進化系といわれる施設の中には安いビジネスホテルクラスの料金設定もみられます。一方、人気の進化系施設にしてグランパーク・イン横浜の料金は割安感があり利用しやすい設定と言えます。

都市部ではホテルの料金高騰が続く中、進化系カプセルホテルのユーザーは確実に増加しています。清潔感に乏しい古いビジネスホテルより、個室はなくても清潔感やスタイリッシュさを求める利用者が多いことが言えるでしょう。

おわりに

LCCや格安高速バス網の拡充などによって、旅行がしやすくなりました。若者や女性のひとり旅も多く見かける中、訪日外国人客も含めリーズナブルな旅を求める人々に進化系カプセルホテルの需要は高くなります。進化系の特徴が女性も利用できること。女性に支持されるホテルは男性にも快適。スタイリッシュな雰囲気の中に、ポップな色遣い、優しいデザインなど、グランパーク・イン横浜は使うほどに納得のハイセンスなカプセルホテルです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/21−2016/12/22 訪問

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