写真:羽田 さえ
地図を見る佐賀空港の最初の驚きポイントは、その眺望。有明海の干拓地を利用しているため、周辺には気持ち良いほど何もない!ターミナルビルの屋上デッキからの眺めは、想像以上のパノラマビューです。まっすぐに広がる佐賀平野、滑走路越しの有明海、遠くは長崎県の雲仙普賢岳が見えることも。地平線、水平線をひとりじめできる、圧巻の展望デッキです。
写真:羽田 さえ
地図を見るそんな佐賀空港の概要をおさらいすると、開港は1998年7月、またの名を「九州佐賀国際空港」とも言います。佐賀市川副町に位置し、佐賀駅バスセンターから約30分、福岡市の博多バスターミナルからは約90分でアクセス可能。2017年4月現在、国内線は成田と羽田へ、国際線はソウル(仁川)と上海(浦東)へ定期便が就航しています。
写真:羽田 さえ
地図を見る続いての驚きは駐車場。九州本土の空港では唯一の無料駐車場が、なんと約1600台分も用意されています。期間の制限もないため、何日停めても無料!長めの海外旅行や出張などで数日間にわたって利用する時でも安心の、嬉しいサービスです。このお得な駐車場を活用して、佐賀県内だけでなく福岡県や熊本県など近隣から佐賀空港を利用する人もいます。
写真:羽田 さえ
地図を見るターミナルビルの2階にも驚きポイントがあります。フロアガイドとして立っているのはなんとPepper。空港内や佐賀県内の観光情報の案内役として頑張っています。搭乗時間を待つ子供たちと一緒になって踊っている姿も。遊び心のあるおもてなしです。
写真:羽田 さえ
地図を見るお土産店に嬉野のお茶、呼子のいかしゅうまい、佐賀牛せんべいなどの佐賀名物が並ぶ中、インパクト抜群なのが「むつごろうの丸干し」!ムツゴロウは日本では有明海と八代海の干潟にだけ生息するハゼ科の魚で、佐賀県では食用として親しまれています。
2階には複数のショップがあり、佐賀県内のお土産だけでなく、明太子にくまモングッズ、スイーツに焼酎など九州各地の特産品も充実。佐賀空港を拠点にした九州周遊旅行で、買い忘れたものがあっても対応できそうです。
写真:羽田 さえ
地図を見るターミナルビル内のレストラン「カンフォーラ」で出会える驚きは、佐賀名物のB級グルメ「シシリアンライス」です。運ばれてくるのは一見、マヨネーズのかかった野菜の山。山盛りの野菜サラダにしか見えない一皿です。
写真:羽田 さえ
地図を見る野菜の山をかき分けてみると、中から姿を現すのは半熟卵。さらにその下には甘辛いタレをからめた薄切り肉と、あつあつの白ごはん。半熟卵をくずしながら、白ごはんに具材をからめていただきましょう。ボリュームも満点で、何だかノスタルジックな味わいです。まかないから始まったと言われるシシリアンライスは、佐賀市内のレストランや食堂で人気のメニュー。佐賀県民のソウルフードとも言われています。
写真:羽田 さえ
地図を見る窓の外に目をやれば、駐機場が目の前。出発を待つ飛行機の姿を見ながら食事が楽しめます。シシリアンライスの他にも、特製のちゃんぽんや有田鶏の香味揚定食など、試してみたいご当地グルメが満載ですよ。
写真:羽田 さえ
地図を見る2012年に中国初のLCCである春秋航空が就航した佐賀空港。2017年4月現在は週に3便、佐賀と上海浦東を結んでいます。
最後の驚きは、国際線の待合室にある給湯器。春秋航空を利用する中国人観光客のニーズに合わせて設置されています。春秋航空便の搭乗を待つ間に、中国茶の茶葉を入れたマイ水筒にお湯を注ぐ人のほか、カップラーメンを作っておいしそうに食べている中国人観光客の姿もちらほら。中国旅行に出発する前から、気分は中国!異国情緒を楽しみましょう。
佐賀空港の驚きポイント5つ、いかがでしたか。
成田・羽田・ソウル・上海への就航で、さまざまな旅の拠点になりそうです。また展望デッキやレストランのほか、隣接して空港公園もあり、飛行機に乗らなくても楽しめます。驚きと楽しさがいっぱい詰まった佐賀空港、ぜひ活用してみてくださいね。
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(2024/4/20更新)
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