ホノルルから北西部へ向かうバスに乗り、途中、ハレイワで乗り換えて1時間ほどでワイアルアに着きます。トレードマークともいえる白い三角形の建物は、かつてのワイアルア・シュガーミル跡です。今は、ノース・ショア・ソープファクトリーとなっています。
ワイアルアシュガーミルは、1898年に創業してから、1996年に閉鎖されるまで約100年稼働していました。砂糖生産で栄えた町のおもかげは今は感じられず、のどかで落ち着いた町をのんびりと過ごせます。敷地内は、コーヒーをはじめ、ハワイの特産品を売るアイランド・エックス・ハワイや、手作りの石鹸を作るノース・ショア・ソープ・ファクトリーがあります。定期的にファーマーズ・マーケットも開かれており、地元の人たちの憩いの場ともなっています。
シュガーミル跡地の入り口を入るとすぐ右手にあるのが、白い三角屋根の建物です。ここがかつてのサトウキビ工場でした。今は、手作り石けんを作るノース・ショア・ソープ・ファクトリーとなっています。
工場跡の建物に入るとすぐ、展示コーナーがあります。サトウキビの精製がどのように行われていたかが写真と図とともに解説されています。
展示コーナーの横にソープ・ファクトリーがあります。店内に入るとふんわりとやさしい香りが迎えてくれます。石けんのほか、アロマオイルやローションなどのスキンケアグッズもあります。ガラス越しに石けんが作られる様子を見学できるのは魅力です。事前に申込みをすると、有料で石けんが作られるまでの様子を作業場で解説つきで見学できるとともにお土産ももらえるようです。詳しくはショップホームページをご確認くださいね。
敷地内に入って奥に位置する工場倉庫のような建物は、ワイアルア特産品ほかハワイの土産全般がそろうアイランド・エックス・ハワイです。ワイアルア特産のコーヒーやチョコレートが豊富に売られています。店の裏ではコーヒーとカカオの木が栽培され、無料でガイドツアーを楽しむことができます。ツアーは常時開催されており、予約なしで参加できます。店内ではコーヒーの焙煎を見学したり、試飲もできます。カカオの試食もできます。ワイアルア産100%のコーヒーやチョコレートを買うならぜひここで。
ハワイのかき氷、シェイブアイスも食べられます。ここで食べて欲しいのが、ワイアルア・チョコレートをシロップにしたシェイブアイスです。濃厚なチョコレートがかかり、暑さを癒やすひとときにおすすめです。店内のほか、外でも食べることができます。
ワイアルアでは、原料をハワイ産にこだわったソーダドリンクが作られています。ワイアルアソーダワークスで作られるソーダは、フラガールの絵が目印です。フレーバーは、マンゴー、リリコイ、バニラクリーム、ルートビア、パイナップルの5種類です。リリコイはパッションフルーツのことで、ハワイでは人気のあるフルーツです。甘酸っぱさのあるさわやかな飲み心地です。アイランド・エックス・ハワイで買って飲むことができます。お土産にもおすすめですよ。
シュガーミルの脇には大きな菩提樹であるバニヤンツリーが木陰をつくる公園があります。ベンチはありませんが、散歩にはぴったりです。
小規模ですがテイクアウトできるカフェやスーパー、洋服店が数店連なる商業施設が隣接しており、買ったものを屋根のある建物の階段に腰かけて食べるのもいいですね。誰でも利用できる図書館もあります。住民でないと借りることはできませんが、冷房も効いており、ハワイのローカル情報をゆっくり調べることができます。
ワイキキからは52番バスに乗り、ハレイワでワイアルア行きの76番バスに乗り換えます。1時間ほどで着きます。
ワイアルアを楽しんだあと、バスでハレイワに戻り、ハレイワの町散策もおすすめです。通り沿いに飲食店や土産物、サーフショップ、大型スーパーなどなんでもそろいます。ワイキキほど混んでいないので、落ち着いて買い物ができます。ビーチもすぐなので、買い物の合間に海を眺めに行ってもいいですね。
落ち着いた雰囲気が漂うオアフ島の北西部でぜひゆったりしてくださいね。
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(2024/4/25更新)
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