写真:モノホシ ダン
地図を見る天草市五和町通詞島には弁財天・毘沙門天・大黒天が祀られている三弁天があり、この神様方は赤エイの背中に乗り、イルカをお供にして通詞島にやってきたという伝説があります。通詞島の島民たちは守護神としてこの三弁天を大切に信仰し、お供のイルカも通詞島に住み着くようになりました。そこから人とイルカたちの共生が始まった訳です。
時は流れ、通詞島の沖合に住む約200頭のバンドウイルカたちを見るイルカウォッチングは、平成5年(1993)から開始され、いまでは天草の観光に欠かせない体験となっています。
写真:モノホシ ダン
地図を見るイルカウォッチングの会社はたくさんありますが、オススメは「イルカクラブ」です。通詞島大橋を渡ってすぐのところにあるため、旅行者にも分かり易く、クルーズ船の天神丸にはトイレが完備されていてイザというときも安心です。
予約優先で、乗船時刻は午前中が10:00と11:30の2回。午後は13:00、14:30、16:00の3回です。乗船時間は約1時間で、料金はおとな2500円です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る船が通詞島の港を出て赤灯台を回り込んで沖合に出ると、約10分ほどで野生のバンドウイルカに遭遇できます。あまりにも簡単に出会えるので、初めて乗船した方は驚かれます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るここのイルカたちは愛嬌たっぷり。好奇心旺盛で、船のすぐそばまで近寄ってきます。船長さんもサービス精神にあふれていて、イルカの群れを見つけると全速力で駈けつけてくれます。
写真:モノホシ ダン
地図を見る乗船時には黄色のライフジャケットを着用するのがルール。船に併走したり、なかにはジャンプを披露してくれるイルカもいて、いつまでも見飽きることがありません。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさすが熊本、イルカクラブの船ではありませんが「くまモンクルーザー」も運航されています。イルカウォッチングの乗船前は「船酔い」を心配される方もいるでしょう。しかし、いざウォッチングが始まるとたちまち夢中になってしまい、船酔いなどいつの間にか忘れてしまうほどの楽しさです。
写真:モノホシ ダン
地図を見る野生のイルカたちのパフォーマンスを見ていると、思わず口ずさんでしまう歌があります。それはなつかしの手塚アニメ『海のトリトン』のテーマソング。いまは甲子園の高校野球の応援歌としてもすっかり有名ですよね。
写真:モノホシ ダン
地図を見るイルカウォッチングでは、なるべく船の先端部に乗船しましょう。そのほうが左右に広い視界を確保して、いい写真が撮れる確率が高くなります。
写真:モノホシ ダン
地図を見る乗船時間にもよりますが、多い時には3〜4隻の漁船やクルーザーで海上が大いに賑わいます。なるべく団体客の少ない船を選ぶようにしましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見るイルカウォッチングの乗船場の近くに「おっぱい岩」という変わった名前の岩があります。場所は車で約10分ほど南下した国道324号線沿い。国道の山側に約5台分ほどの駐車スペースがあります。ぜひイルカウォッチングと併せて訪問してみて下さい。
干潮時にしか見ることができないので、「おっぱい岩」の潮汐表で確認して、もし時間が合致していたら一見の価値があります。
写真:モノホシ ダン
地図を見るこれが「おっぱい岩」です。遠くに通詞島大橋が見えています。この奇岩は、遠く雲仙岳の噴火によって飛んできた岩が、波の浸食作用によって形作られたもので、女性の乳房にそっくりです。直径は約1.5mで見事な乳首までがついています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る正面から見た「おっぱい岩」です。女性がじかに触れば胸が大きくなる、母乳がたくさん出るようになるなどのご利益も噂されています。
いかがでしたか。揺れる船上からの撮影は難しいですが、タイミングさえよければ、水族館のイルカショーのように見事にジャンプするイルカの姿を写真に収めることもできます。今回ご紹介した「イルカクラブ」では万が一、イルカに会えなかった場合には、無料の再乗船券も発行しています。これも大きなおすすめポイントです。
イルカウォッチングは日頃のヒーリングスポットとしてもぜひオススメですよ。
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(2024/4/25更新)
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