写真:藤田 聡
地図を見る小川村は、長野市から白馬村へ通じるオリンピック道路(県道31号線)の中間地点にあり、村を囲む小高い丘の斜面には桜が植えられ「二反田の桜」と呼ばれます。県道からも「二反田の桜」の絶景が見えますが、今回紹介する「桜山」の方が絶景なので、先を急ぎましょう。桜山の場所は、村おこしNPO法人が運営する宿泊施設「林りん館」の前で、写真右下の「地図を見る」をクリックすると、撮影地の詳細が表示されます。
桜山の駐車場に到着すると、既に写真のような絶景です。写真撮影が目的なら、この場所で長時間撮影したくなる素晴らしさですが、実はほんの序の口。奥が一層絶景なので、駐車場周辺は最後に撮影しましょう。駐車場の入口前には「番所の桜」と「立屋の桜」を含めた桜山全体の案内図と、桜山から見える北アルプスの山々を詳細に説明した掲示板があるので、初めて行く人は必見です!
写真:藤田 聡
地図を見る小川村の桜山は、こんなに絶景なのに花見名所としては穴場。本来は「番所の桜」と「立屋の桜」という一本桜が名所で、隣接する丘に桜を植えたのが始まりです。今では桜が大木に育ち、桜のピンク色も濃厚で見応も十分。しかも、高台にあるので北アルプスとのコラボが絶景で、桜山自体が完全に主役です。写真の左側に散策する人が米粒のように写っており、いかに桜が大きいか分かります。
写真:藤田 聡
地図を見る桜山の駐車場は一番高い場所にあるので、まずは隣接する丘の頂上付近で、北アルプスと桜のコラボを存分に堪能するのがおすすめ。丘を下っても北アルプスは見えますが、桜並木の間から見る感じになるので、最上部が一番絶景です!
2枚の写真は、いずれも桜山の最上部ですが、前者が広角レンズ、後者が望遠レンズで撮影したもの。桜山の絶景は雄大なので、どんなレンズでも桜と北アルプスの絶景写真になります。晴天の満開時に行けば、誰でも絶景の写真が撮影出来る、断然おすすめの絶景スポットであり、撮影スポットなのです!
写真:藤田 聡
地図を見る桜山には遊歩道があり、散策しながら下って行く事が出来ます。遊歩道の両側は桜並木になっており、桜がトンネルのように迫って来ます。何故か桃のように濃いピンク色の桜が多いので、途中で普通の桜を見ると純白に見えて、それもまた印象的。背景の北アルプスは、木々の間から見る事になりますが、肉眼ではしっかりと見え続けています!
写真:藤田 聡
地図を見る桜山の遊歩道を降りて行くと、最後に一本桜の名木「番所の桜」があります。写真は正面から見上げた様子ですが、方角的に晴天の日中は逆光気味。「番所の桜」をしっかり撮影したい方には、早朝や夕方または曇天の日がおすすめです。
写真:藤田 聡
地図を見る「立屋の桜」は、推定樹齢300年のエドヒガンザクラで、桜山では貴重な品種。しかし、「番所の桜」を見て安心して駐車場に戻ると見逃してしまいます。駐車場は一番高台にあるので、戻ってから気付いて再度行くとアップダウンが大変。決して見逃さないように、駐車場入口前の案内図で「立屋の桜」の場所を十分確認しておきましょう。
小川村の「番所の桜」と「立屋の桜」を含めた桜山と、県道沿いの「二反田の桜」は4月中旬から見頃の年もありますが、2017年は開花が遅れ気味で4月下旬に見頃を迎えると思われます。見頃時期には、夜桜のライトアップイベントも行われます。
長野県には日本三大桜名所の高遠城址公園など、他にも花見名所が沢山あります。別の記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります。)
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/28更新)
- 広告 -