「真福記」があるのは台北松山エリア。台北市地下鉄(MRT)「小巨蛋(台北アリーナ)」駅から徒歩2〜3分ほどの場所にあります。細い路地に面しているため、目立たず、観光で訪れても気がつかないような場所にあります。しかし、毎日大賑わいで休日ともなると予約をしないと入れないほどの人気ぶり。30年以上地元の人に愛されている名店です。
「真福記」は北京料理を中心とした中国北方料理のレストランですが、メインは北京ダック。シェフの長年の経験から焼き上げられる北京ダックは、皮はパリパリ、香ばしく、肉は柔らかく肉汁がたっぷり。
看板メニューの北京ダックは、お値段も丸々一匹で1100元(日本円約3850円)とリーズナブル。しかも1100元で「二吃」といって、メインの北京ダックの他に北京ダックを使った炒めものなど二通りの食べ方が含まれているんです。三通りの食べ方「三吃」で楽しみたい場合は1300元です。ダックは3〜4人分ありますが、食べきれなければ包んでもらうことができるので、ホテルに持ち帰ることも可能です。
二通り目の北京ダックを使った炒めものはこちら。キャベツとの炒めものの一品ですが、シンプルな味付けでさっぱりしているので、油っぽさが気になりません。
北京ダックにあわせてオーダーしたいおススメのサラダは「涼拌菜心(198元)」。「涼拌菜心」は、白菜、ネギ、豆干、ニンニク、セロリ、ピーナッツなどをごま油と塩、お酢で味付けたさっぱりとしたサラダです。台湾ビールのおつまみにもピッタリです!北京ダックを待っている間の前菜としてちょうどよいメニューです。
北京ダックと一緒にスープをオーダーするなら「酸菜肉片湯(218元)」がおススメ。「酸白菜」とは中国東北部で作られる白菜のお漬物。白菜を甕に漬け、自然発酵させたもので、これがスープのベースになっています。酸味があり、さっぱりとしたスープで北京ダックに合うんです。スープ以外にも具のたくさん入った鍋の「酸菜白肉鍋(小650元、大950元)」もあるので、大人数でオーダーする場合は鍋も是非お試しください。
そして、もう一品オーダーするなら、サイドメニューの定番である「葱油餅」を是非!小麦粉と葱、塩で作られたシンプルな食べ物ですが、素朴な味が後をひきます。お値段も90元(日本円約315元)と安く、スナック感覚でいただけるので、北京ダックにプラスしてみてくださいね。
台北にはいろいろな名店がありますが、目立たない地元のお客さんであふれる老舗「真福記」を訪れてみませんか。高級&一流の北京ダックがリーズナブルに味わえるので、北京ダックになかなか手が出せなかったという方も是非オーダーしてみてくださいね。
(価格は2017年1月時点のものです。別途10%のサービス料がかかります)
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