写真:しもちん
地図を見る道後温泉の玄関口である松山空港は市内からのアクセスが便利な立地。JR松山駅まではリムジンバスで15分、伊予鉄道の松山市駅までは20〜25分、道後温泉までは40分程度。他に路線バスの運行もあります。
荷物が多くなければJR松山駅や松山市駅までバスで行き、路面電車に乗換えて道後へ向かうのも趣があって良いかと思います。運行時間があえば蒸気機関車を模して復元された「坊ちゃん列車」に乗れる可能性も。坊ちゃん列車は1乗車300円でJRより松山市駅からの方が本数が多くなっています(繁忙期は整理券配布の場合あり)。
通常の路面電車は1乗車150円の均一料金、その日のうちに3回以上乗る予定があるのなら1Dayチケット400円も車内で販売しているので利用してみましょう。
写真:しもちん
地図を見るホテルや旅館へチェックインしたあと、道後温泉でぜひ訪れたいのが街のシンボルでもある共同浴場「道後温泉本館」。道後温泉駅からだと土産物屋が立ち並ぶアーケード商店街を抜けて5分程度の距離。2014年には現在の建物に改築されてから120周年を迎えるという歴史ある建築物です。
泉質は単純泉でなめらかなお湯、温度も熱めで気持ちよく入ることができます。浴場は大きな神の湯(かみのゆ)と小さめの霊の湯(たまのゆ)の2種類があり、入浴コースは下記の4種類にわかれていて、コースによっては皇室専用浴室「又新殿(ゆうしんでん)」のガイド付き観覧もあります。なお、男性用の神の湯は内部で東と西にわかれていますが、中身はどちらも同じです。
●神の湯階下(かいか) 400円 利用時間60分
脱衣室と浴室のみの利用
●神の湯2階席 800円 利用時間60分
2階大広間での休憩(お茶と煎餅)と浴衣付き
●霊の湯二階席 1200円 利用時間60分
2階大広間での休憩(お茶と煎餅)と浴衣・タオル付き
神の湯にも入れる・又新殿観覧付き
●霊の湯三階個室 1500円 利用時間80分
3階個室での休憩(お茶と坊ちゃん団子)と浴衣・タオル付き
神の湯にも入れる・又新殿観覧付き
・神の湯には備え付けのタオルや石鹸などはないので現地での購入(石鹸付き貸しタオル60円)もしくは持ち込みが必要。ドライヤーも有料(3分10円)です。
・霊の湯コースに付いているタオルは小さいものだけなので、バスタオルが必要な場合はレンタル(200円)か持ち込みの必要あり。
本館の入口でコースを悩まれる方が多いみたいなので、どのコースにするかは事前に決めておいた方がよいかと。また、本館の営業時間は朝6時からなのですが、その時に鳴らされる太鼓の音が何とも懐かしい気分にさせてくれます。早起きして朝風呂を楽しむのもよいのではないでしょうか。
基本的に年中無休ですが、毎年12月に大掃除のため1日だけ臨時休業日があるそうで、いつになるかは松山市のホームページで確認できます。2013年は12月3日(火曜)がお休みでした。
写真:しもちん
地図を見る道後温泉本館の隣には昼間から営業している「道後麦酒館」という蔵元直営の居酒屋さんがあります。入浴後にご当地ビールでのんびりできます。写真は漱石ビール。他にも坊ちゃんビールやマドンナビールなど、ご当地らしい名前のビールがたくさん。愛媛の特産品を中心としたおつまみや御飯ものもあるので、風呂上がりの一杯からお食事まで幅広く利用できます。
写真:しもちん
地図を見る日本有数の温泉地だけあり、道後温泉には昔ながらの温泉旅館から宿泊のみのドミトリーまで数多くの宿泊施設があります。その中でも特徴的な宿が「道後やや」。
こちらは館内に温泉施設はなく、道後温泉本館や椿の湯などの公衆浴場利用をメインに考えられています。そのためデラックスルーム以外は客室内に湯舟はなくシャワールームのみ。
そのかわりフロントで割引チケットを販売していたり、お出かけ入浴用のトートバックとタオルの貸し出しもおこなっています。タオルも普通のものではなく今治タオルをさまざまな種類から選べるようになっているので、お気に入りの1枚を探す楽しみも。
客室は周囲の眺望が出来ない立地のため、窓は明かり取りの高窓のみですがコンパクトでモダンなデザイン。ひとり旅からビジネス・カップル・ファミリーまで快適に過ごせるよう工夫されているリーズナブルな宿です。
写真:しもちん
地図を見るこの「道後やや」は素泊まりから1泊2食付きまで宿泊プランがありますが、ぜひ朝食は付けていただきたいもの。新鮮野菜充実の和洋食バイキングとなっており、揚げ物やフレンチトーストなど一部品目についてはオーダー毎に調理して温かいものを届けてくれます。
そんなバイキング会場の飲み物コーナーにこのオレンジジュース搾りマシーンがありました!レバーを押すと上部からオレンジがゴロゴロと転がりつぶされジュースとなって搾られてきます。
愛媛では蛇口からみかんジュースが出てくるなんて都市伝説もありましたが、それを彷彿とさせるようなマシーンです。搾りたてジュースを飲みながら楽しい朝食タイムを過ごせること間違いなし!?ですね。
誰しも温泉に入りたい!と思うときはあるものです。そんな時にはぜひとも「道後やや」に宿泊して、道後温泉本館の湯を満喫してみませんか。歴史ある温泉地を気軽に自分らしく楽しめる貴重な宿になっています。
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(2024/3/28更新)
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