エントランスから明暗のメリハリが効いた大人びた雰囲気が漂っています。夜のバーも雰囲気がよくて人気がありますが、もう少し明るい昼の雰囲気も評判となっているのです。
エントランスを入り、アプローチを抜けると、目の前には美しいバックバーを従えたカウンターが見えます。
店名の「プリヴェ」はフランス語で「プライベート」を意味するように、充実したプライベートなひとときを心地よく過ごせるようになっています。
テーブルからは、日比谷公園の一帯を見渡せます。夜になると、ビル群の灯りや車のテールランプなどで美しく彩られますが、昼は健康的で気持ちのよい風景が広がります。
以前までは2段プレートのスタンドでしたが、リニューアルを行ってからは、特注した錫製のスタンドになりました。「自然との調和」をテーマとして、止まり木をイメージしたスタンドです。
様々なホテルでアフタヌーンティーが行われていますが、この可愛らしいスタンドは、このパレスホテル東京「プリヴェ」でしか提供されていません。
「自然との調和」をテーマにしているだけあってカトラリーもそれに相応しいものです。フォークもナイフもスプーンも木造りで、手に優しい感触と温もりが感じられます。
ドリンクはすべておかわり自由で、種類も変更できます。
クラシカルティー、ハーブティー、アロマティー、ローカフェイン ティーなどのティー セレクションに加えて、コーヒーセレクションや日本茶まで20種類以上も取り揃えられています。
メニューを見ているだけで楽しくなるでしょう。
この美しい鳥はラングドシャで、その下に置かれた台はパートドフリュイで、どちらとも食べられます。卵はホワイトチョコレートです。
見た目が可愛らしいだけではなく、ちゃんと食べられるように作り上げているのは、見た目も味も楽しめるようにという、ペストリーシェフ窪田修己氏のこだわり。
この小さなテントウムシも食べられます。一口サイズのチョコレートで、食べるのがもったいないくらいでしょう。
中段プレートに載せられているのは軽食類です。
パテ・ド・カンパーニュを挟んだミニハンバーガーや冷製スープ、クラブケーキとスモークサーモンのカナッペ、生ハムとメロンなど、手間を掛けたセイボリーが載せられています。
同じく6階にあるフランス料理「クラウン」のキッチンが手掛けているだけに、軽食やセイボリーとは思えないほど、しっかりとした味わいです。
上段には小菓子が整然と並べられています。
レアチーズケーキ、プティシューにマカロン2種、チェリーのムースです。どれも、2口くらいで食べられるボリューム。女性でもリズムよく食べることができるでしょう。
下段にはパレスホテル東京が誇るしっかりとしたプティガトーの数々があります。
パレスホテル東京のロゴがデザインされたティラミス、アプリコットのタルト、マルジョレーヌ、人気のマロンシャンテイと、スイーツ好きには嬉しい充実ぶり。
ケーキはどのドリンクを合わせるかによって、味わいもまた変わってきます。何が合うのか分からなければ遠慮なくサービススタッフに訊いてみてください。お勧めの組み合わせを教えてくれることでしょう。
パレスホテル東京「プリヴェ」では好評だった「アフタヌーンティー」をリニューアルしたというだけあって、これまでよりもさらに満足度が高いものに仕上がっています。
特注のスタンドはここだけでしか楽しめません。細かい装飾にもこだわっており、しかも、そのほとんど全てを食べられます。バーラウンジなので居心地や雰囲気もよいですし、窓からの眺望も素晴らしいです。
1人で訪れても楽しめますし、友人と一緒であればゆっくりと寛ぎのひと時を過ごせるでしょう。
このアフタヌーンティーのためだけにでも、パレスホテル東京へ訪れてみる価値があります。
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