愛知県の渥美半島は、房総半島と比較的似た気候であり、三河湾と太平洋で島の両側を挟まれている半島です。春には菜の花まつり・いちご狩りが楽しめ、四季を通してメロン狩りや海水浴・サーフィンなど色々な楽しみ方で一年中楽しめます。農業の盛んな地域である為、新鮮野菜や花々を買い求めに行かれる方も多いのです。
食の楽しみの一つには、この地域で水揚げされる「大あさり」と呼ばれる大きなあさりが「焼き大あさり」として有名です!この貝は、日本でも穫れる産地は少なく主に、三河湾などで水揚げされますが、知名度は低く知る人ぞ知る!貝なのです。
「大あさり」の呼び名も各地さまざまですが、愛知県の三河湾で水揚げされた貝は「大あさり」と呼ばれています。正式名称はウチムラサキ貝。貝の内側が紫色をしており手のひら程の大きさに、これがあさり!?と思ってしまう程の貫禄ある大きさに誰もがビックリ!
渥美半島の先端にある恋路ヶ浜の「焼き大あさり」は、ガイドブックに掲載されているので貝好きな方は、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
でもガイドブックにも載っていない、口コミやSNSでひろまりつつある「永吉茶屋」は、恋路ヶ浜のエリアではなく渥美半島の入り口にある最初の道の駅「めっくんはうす」の敷地内の外に店舗を構えています。勿論、こちらでも新鮮な焼き大あさりを食べる事ができます。店舗入り口は右側の建物で左側は焼き場ですので、なのでお間違いなく。
それでも万が一?「永吉茶屋」が分からなくても、道の駅入り口には、お店を知らせてくれるユニークな看板もあります。こちらは一見、道路工事の標識?と見過ごしてしまうかもしれませんが、「永吉茶屋」のお知らせ看板です!このユニークな看板を探してみて下さいね。
店内に入ると大あさりや、季節により牡蠣が入った水槽が目に入り、まだ大あさりの存在を知らない方は、目の前の貝の大きさにテンションUP間違いナシです!
焼き大あさりは、通常二個で一皿として提供していますがお持ち帰りもOK!観光バスなどの移動で、ゆっくりと座って食事が取れない!でも食べたいと言う方にも嬉しいですね。でも美味しい貝汁もあるので横には傾け無いことをオススメします。
食事も一緒に食べたい方には、店内では焼き大あさりをメインにご飯・味噌汁・小鉢・日替わりデザートが付いた定食メニューや軽食、時期によって焼き牡蠣・珍味などもあります。
三河湾の海の恵みをたっぷり含んだ大あさりは、焼いて食べるのが一般的です。どうぞ「焼き大あさり」を熱々の内に、お召し上がり下さい!醤油をかけて焼いた大あさりは、貝好きには堪らない何皿でも食べたくなる、そんな食べ応えのある貝なのです!
そして永吉茶屋」だけのオリジナルメニュー「カラクリ焼き」を是非ともお楽しみ頂きたい!一枚の貝殻で二度も味わう事が出来るユニークな料理があります。
B級グルメを目指しているというユニークな「カラクリ焼き」は、貝を熟知した店主が名付け親。まず、大あさりを食べたら貝殻に貝汁が残ってしまうがココにも美味しいエキスがあります。この貝汁を残してしまうなんて勿体無い!
旨味が残った貝汁に、ご飯・ウズラの卵・ネギ・青海苔を乗せ〆に雑炊風にして頂く、絶品!大あさりの「カラクリ焼き」は、一度で二度楽しめるというカラクリがあるメニュー。大あさりを食べた方なら、追加料金でも対応可能なので、是非とも食べて頂きたいオススメな一品。
「永吉茶屋」ではその他、三河湾で採れる貝類を地元ならではの食べ方で提供して頂けるメニューもあります。
アオヤギ貝を生剥きしてから串に刺して蒸し焼きにする「串アオヤギ」や、潜水漁法で採った白ミル貝を一夜干しで甘みを感じる事の出来る「白ミル貝の炙り焼き」、通常のサイズのあさりを串に刺して天日干しした手間暇かけた「串あさり」など、どれもこれも珍味!
「永吉茶屋」の永吉は「ながよし」と読むのが正式な読み方。では何故に?!永吉?と思うかも知れませんが、お話を伺うと大物スターのファンでもあるとか。この紛らわしいネーミングもユニークな店主の遊び心。「カラクリ焼き」のネーミングを付けたのも頷けますね。お近くに行かれる際には、是非!行かれてみてはいかがでしょうか?
営業時間:11:00〜16:00 (天候により時間変更あり)
定休日:不定休
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(2024/4/19更新)
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