写真:渡部 洋一
地図を見る明治・大正時代の実業家・原三渓によって造営された日本庭園「三渓園」。約175,000平方メートル(東京ドーム約4個分)という広大な敷地内に17棟の歴史的建造物(うち10棟は重要文化財)が配置される、横浜屈指の歴史スポットです。桜木駅等からバスで30分程度の好立地もあり、一大観光都市・横浜でも有数の人気を誇る名所となっています。
三渓園に点在する日本建築は、四季折々の自然との調和も大きな魅力。特に春には園内に約300本の桜(ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラ、シダレザクラ等)が咲き誇り、毎年多くの花見客が訪れます。三渓園は、横浜を代表する桜の名所でもあるのです。
写真:渡部 洋一
地図を見る写真は、三渓園の正門。春の三渓園では、入り口から見事な桜が迎えてくれます。
写真:渡部 洋一
地図を見る歴史的建造物と優美な桜の調和が魅力的な、春の三渓園。その象徴と言える風景が、「三重塔」と「桜」の共演です。
三渓園内中心部の丘の上にそびえ建つ「旧燈明寺三重塔」は、なんと室町時代の1457年に建築(大正時代に現在地に移築)されたもの。「関東地方にある木造の塔では最古」とされる、堂々たる国の重要文化財です。園内の至る所からその姿を望むことができる、三渓園のシンボル的存在となっています。
写真:渡部 洋一
地図を見る写真:渡部 洋一
地図を見る関東最古の「旧燈明寺三重塔」と「桜」の共演は、日本の歴史と自然が生み出した厳かで優美な景観。まるで古都のように情緒溢れる桜風景は、春の三渓園を象徴する絶景です。
写真:渡部 洋一
地図を見る日本建築が点在する三渓園ならではの桜風景を楽しめるのが、「鶴翔閣」。原三渓の住まいとして明治35年(1902年)に建てられた、横浜市指定有形文化財です。
その特徴は、なんといっても大きく立派な「茅葺屋根」。これぞ日本の伝統建築といった趣ある「茅葺屋根」と「桜」のコラボは、春の三渓園を訪れたのなら絶対に抑えておきたい見どころの一つです。
写真:渡部 洋一
地図を見る三渓園を代表する日本建築の一つである、「臨春閣」。紀州徳川家初代藩主・頼宣が建てた別荘建築で、国の重要文化財に指定されています。
徳川御三家ゆかりの格調高き名建築の背後の丘にも、春には見事な桜が咲き誇ります。その本数は控えめですが、いかにも日本らしくわびさびを感じる、歴史的建造物と桜の共演です。
写真:渡部 洋一
地図を見る東京ドーム約4個分という広大な三渓園。歩き疲れたら、桜を見ながら休憩しましょう。
園内中心部にある「三渓園茶寮」では、お茶や食事、そして名物の「手焼きだんご」等が頂けます。優美な桜の花々を眺めながら食べるほかほかグルメは、格別です。
写真:渡部 洋一
地図を見る三渓園北部に広がる「大池」のほとりには、たくさんのベンチが設置されています。満開の桜の木の下で休憩すれば、疲れも吹き飛ぶことでしょう。
写真:渡部 洋一
地図を見る写真は、大池内の小島に建つ休憩所「涵花亭」。三渓園内を広く見渡せるこの場所も、春には桜に彩られます。
いかがでしたか?
横浜が誇る日本庭園「三渓園」の桜の見どころをご紹介しました。
三渓園の桜の見頃は、例年3月下旬〜4月上旬。
人気の観光地であるだけでなく、横浜有数の桜の名所でもある春の三渓園は、関東での花見に大変おすすめです。園内では約300本の美しき桜が咲き誇り、歴史的建造物と織りなす魅惑の調和で、私たちを楽しませてくれるでしょう。
※三渓園の桜は、「観桜の夕べ」開催日に行われる夜のライトアップも必見です。
三渓園の桜ライトアップについて詳しくご紹介した記事『横浜「三渓園」の夜桜ライトアップが必見!「観桜の夕べ」を伝統的日本庭園で楽しもう!』を、記事下部にある「関連MEMO」よりご覧いただけます。
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(2024/4/23更新)
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