写真:てっぴい
地図を見る白糸の滝のすぐ近くにある市営の駐車場から白糸の滝までは、初めはいくつものおみやげ屋さん等が立ち並ぶ通りを抜けていくような格好となります。軒先には、初代・2代目とB-1ブランプリの王者に輝いたことで知名度が一躍全国区となった、あの富士宮のB級グルメ“富士宮やきそば”と書かれた看板なんかもちらほら。
落差約25mとこちらも迫力のある「音止の滝」の脇を抜けて、遊歩道の階段を降りて行けばいよいよ白糸の滝とご対面です。上の写真は、その遊歩道の階段を降りる直前のトコロから撮影した白糸の滝の全景。高さ約20mの断崖に沿い、長さおよそ150mにわたって、いくつもの筋が流れ落ちる滝の様子はまさにビューティフルの一言!
ちなみに、白糸の滝の手前に架かる橋は「滝見橋」と言って、白糸の滝が“富士山”を構成する資産の一部として世界文化遺産に登録された年と同じ平成25年(2013年)には、遊歩道がリニューアルオープンされています。
写真:てっぴい
地図を見る遊歩道の階段を降りて、今度は滝と同じ目線まで降りて来ました。間近で見ると滝がまるでカーテンのように清らかに流れていく様子がとても美しい白糸の滝ですが、なんと言っても印象に残る風景といえばこちらの滝×虹の光景。
ちょうど滝に太陽の光がたっぷりと差し込む日中の時間帯であれば、非常にハッキリと滝に虹が架かる様子を楽しめる上、写真でもご覧の通りキレイな虹の様子がくっきり映ります!
白糸の滝と虹が織り成す美しい自然の芸術をぜひともカメラに収めて、一緒に記念写真を撮っていくと良いでしょう。
写真:てっぴい
地図を見るこちらは、遊歩道を一番最後まで進んで、白糸の滝に最も近いトコロから撮影した写真です。やはり滝に架かる虹の様子が美しいですが、先ほどもチラッと触れた通り、白糸の滝は富士山が世界文化遺産として登録された平成25年(2013年)に、世界遺産・富士山を構成する資産の1つとして同じく世界文化遺産として登録されました。
そのほか白糸の滝は、全国的にも珍しい湧き水による滝であること等から、昭和11年(1936年)には国の名勝および天然記念物に指定されており、平成2年(1990年)には「日本の滝百選」にも選ばれています。
写真:てっぴい
地図を見るさて、間近で虹が架かる様子が大変美しい白糸の滝の絶景を満喫した後は、もと来た遊歩道をそのまま引き返さずに、今度は反対側へと抜ける森の中の遊歩道を進んでいきましょう。
階段を登り切り、森の中を抜けた先にある展望台からは...そうです!なんと、素晴らしい富士山の眺めと崖下を流れる先ほどの美しい白糸の滝の景色を同時に楽しむことが出来るんです!!
白糸の滝×富士山という何とも贅沢な眺めを楽しめるこちらの展望台は、平成27年(2015年)の5月28日に完成したばかりの新たな白糸の滝のビュースポット。メインとなるおみやげ屋さん等が立ち並ぶ遊歩道の入口とは反対側にある展望台なので、どうしても見落としてしまいがちになるのですが、逃さず素晴らしい富士山ビューと白糸の滝とのコラボレーションをカメラに収めていきましょう。
写真:てっぴい
地図を見るまるで美しく透き通った絹の糸のように、とても穏やかで清らかな流れを私たちに魅せてくれる白糸の滝。そんな白糸の滝は、富士宮の市街地と朝霧高原のちょうど中間にあたる上井出地区にある滝ですが、最後にそのアクセス方法について紹介することとしましょう。
公共交通機関でアクセスする場合には、東海道新幹線の新富士駅およびJR身延線の富士宮駅より路線バスが出ています。新富士駅・富士宮駅を経由して富士山駅行きの路線バスに乗った場合は「白糸の滝入口」バス停で下車、また、富士宮駅から田貫湖(=休暇村富士)方面行きの路線バスに乗った場合は、「白糸の滝」バス停で下車になります。
「白糸の滝入口」バス停と「白糸の滝」バス停は、それぞれ別の場所にあるバス停ですが、どちらも白糸の滝までは歩いておよそ5分程度ですので、あまり大きな違いはありません。
今度は車でアクセスする場合ですが、東名高速道路の富士ICまたは新東名高速道路の新富士ICから国道139号線をひたすら北上することでアクセスすることが出来ます。富士市街からのびる国道139号線は「西富士道路」および「富士宮道路」という高速道路の延長のような国道となっていて、途中の上井出ランプで降りておよそ2qほどで白糸の滝へと到着します。
駐車場は、白糸の滝周辺に民間の駐車場がいくつかある他、最初の段落でも少し触れた通り、遊歩道の入口のすぐ隣に大きな市営の駐車場があって、料金は乗用車1台につき500円になります。駐車場を降りて、そこから白糸の滝へと向かうワケですが、駐車場の近くから眺める富士山の景色も見事ですので、こちらも必見です!!
市内に素晴らしい富士山の絶景を楽しむことの出来る展望台をいくつも抱える富士宮市の中でも、こちらの白糸の滝近くから眺める富士山ビューはまさに格別。それもそのはず、富士山の裾野・標高およそ500mにある白糸の滝からは、富士山のてっぺんまでの距離がなんと15qとありません!
まさに言葉の通り、目の前に迫るほどの大迫力の富士山に出迎えられながら遊歩道を進んで白糸の滝を目指していきましょう。
みなさま、今回の白糸の滝を巡る記事はいかがでしたでしょうか?
白糸の滝周辺からも十分に素敵な富士山の景色を楽しむことは出来ますが、冒頭にも説明した通り、富士山のお膝元にあたる富士宮市内には素晴らしい富士山ビューを楽しめる展望台がこのほかいくつもあります。
中でも田貫湖から見る富士山や朝霧高原から眺める富士山もまた格別ですので、時間があればそれらの観光スポットも一緒に回ってみることをおススメします!
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(2024/3/28更新)
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