おでんサミットが開催される小田原城は、神奈川きっての桜の名所。やはり満開の桜とお城の組み合わせは、日本の原風景として誰の心にも響くもの。小田原城址公園には約320本のソメイヨシノがあり、桜の開花時期の夜には、ぼんぼりが灯され幻想的な姿を楽しませてくれます。
昭和35年(1960)に市制20周年記念事業として復興された小田原城天守閣、耐震補強のため2015年7月から2016年4月まで平成の大改修が行われていました。平成の大改修を終えた天守閣が披露されたのは2016年5月1日。2016年の桜が満開の時期には、まだ大改修が終わっておらず、新しくなった天守閣が満開の桜とのコラボを披露するのは2017年が初めてとなるのです。
真新しい白壁と桜のコラボレーション、それを見るだけでも訪れる価値が十分あります。
小田原桜まつりに合わせ、毎年開催されるのが「小田原おでんサミット」。ちょうど桜の満開の時期に開催されるイベントです。第15回を迎える2017年は4月1日(土)・2日(日)に開催されます。
当日は、新しいおでん種のアイデアを一般の方から募集した「小田原おでん種コンテスト」の最終審査会「小田原おでん種コンテスト」の最終審査会や、ステージイベントも開催。会場はおでん一色になります。
有名な蒲鉾メーカーがあり、蒲鉾の町として全国にその名を馳せる馳せる小田原。やはりおでんも有名です。小田原おでんは、特産の蒲鉾を使ったおでん種を、特産の梅みそにつけて食べるのが特徴。
そんなおでんの町・小田原に全国各地の「ふるさとおでん」が終結するのが「小田原おでんサミット」。2017年は、「小樽おでん」「青森おでん」「いわきおでん」「塩竈おでん」「新潟おでん」「金澤おでん」「若狭小浜おでん」「静岡おでん」「舞鶴おでん」「さぬきおでん」「長州おでん」「沖縄おでん」と、地元「小田原おでん」と13地域のおでんの出店が予定されています。
まさにおでん先進国「ODEN THIRTEEN」による首脳会議、おでんの小田原評定。チビ太でなくても駆けつけたくなる注目のイベントなのです。
2016年には、イタリアンな風味の「トマトおでん」もありました。事前に詳しい情報は公表されておらず、2017年はどんな変わり種おでんが登場するかは、当日のお楽しみなのです。
花見の名所、小田原城。満開の桜を見に行くだけでも十分に価値があります。お花見をするなら快晴であってもらいたいもの。青い空にピンクの桜が良く映えますが、逆に天気が悪いと残念ながら、お花見の楽しみが半減します。
しかし、小田原城址公園の花見であれば花見日和でなくても、薄曇りの寒空がおでん日和となり、おでんの美味しさが倍増するのです。晴れても曇っても楽しめる小田原城址公園でのお花見、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
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(2024/4/19更新)
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