写真:さと しほ
地図を見る長崎県の佐世保〜佐賀県の有田間を結ぶ「松浦鉄道」は、1両で走るとってもかわいいローカル線です。現在保有している車両は全部で23両。どの車両も新しいんです。
佐世保〜有田間は、車なら西九州自動車道を通って約20キロの距離ですが、松浦鉄道では「佐世保から北上して平戸に向かい、海岸線を走って南下し、伊万里を通過して有田まで」という、全長93.8キロのルートで運行しています。
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地図を見る佐世保〜有田間の乗車時間は約3時間。時間はかかりますが、のんびりコトコトと1両の電車で旅するのもいいものです。
佐世保から日本最西端の駅「たびら平戸口(ひらどぐち)」までなら、乗車時間は1時間20分。途中下車すると次の電車まで30分〜1時間待ちになるので、事前の時刻表チェックは必須です。
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地図を見る「日本最西端の駅まで行ってみたいけど、時間がないなぁ…」という方は、車で行きましょう。佐世保から「たびら平戸口」まで、40〜50分で着きますよ!
そこから車で5分ほどの「平戸大橋」も立ち寄りスポットとしておすすめ。青い空と赤い橋がフォトジェニック!サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジそっくりの絶景です。
その後、佐賀の唐津まで足をのばしたり、有田焼きや伊万里焼きの窯元めぐりを楽しんでもいいですね。
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地図を見る日本最西端の駅「たびら平戸口」は有人駅ですが、有人改札ではありません。ホームに入って自由に記念撮影をすることができます。
「日本最西端の鉄道駅」と聞くと、古ぼけた秘境駅を想像してしまいがちですが、たびら平戸口には秘境駅といった雰囲気はありません。
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地図を見るホームに渡って小さな駅舎を眺めてみましょう。1時間に1〜2本の時刻表、ピンクとブルーの椅子、閑散とした感じ。ローカル感があって、いい味が出ています。
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地図を見る小さな駅舎は今も健在。1時間に2〜3本しか電車が行き来しないので、のんびりしたものです。小さな売店もありますよ。
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地図を見る日本最西端の駅「たびら平戸口」には、小さな鉄道博物館が併設されています。
松浦鉄道は、旧国鉄の路線を受け継いで第3セクターとして営業している鉄道会社です。規模は小さいながらも、旧国鉄時代からの古い時刻表、運賃箱、古い書類、線路のレールなどが展示されています。
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地図を見る記念撮影用の帽子も置いてあります。出発進行ポーズをキメて記念撮影をしてもいいですね。
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地図を見る「駅名」や「日本国有鉄道」のプレート、「行き先表示板」なども!使いこまれた感がたまりません。入場無料なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
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地図を見る日本最西端の駅「たびら平戸口」訪問の記念に、スタンプを押して帰りましょう。訪問記念の証明書は窓口で200円で購入可能です。訪問日を押印してもらえますよ!
駅員さんの休憩時間中は博物館も閉鎖されるので、来訪時にはご注意を。
●開館時間:9:00〜18:00
●休憩時間:11:50〜12:30、15:00〜15:20
※見学のみなら駐車場代は無料です。
日本最西端、最北端、最南端と、日本にはさまざま「端」とつく場所がありますが、「たびら平戸口」は鉄道マニアに限らず、佐世保や平戸を観光するついでの立ち寄りスポットとしてもおすすめです。
平戸大橋の絶景も必見!海が近いので魚介も美味しい!周辺観光とからめて、ぜひお立ち寄りください。
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(2024/4/26更新)
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