写真:万葉 りえ
地図を見る山陰地方には城崎温泉をはじめとして数々の温泉がありますが、新温泉町にある湯村温泉もその一つ。「湯村」という地名も、町名に「温泉」と付いている所も、ここが但馬の名湯であることをアピールしていますよね。
写真:万葉 りえ
地図を見る山陰の冬といえば、やはりカニ!鳥取県の境港辺りから兵庫県の城崎温泉にかけての日本海沿いは「カニ海岸」といわれるほどカニが有名な地域。なかでも湯村温泉と同じ町内の浜坂漁港は松葉ガニの水揚げ量が全国1位!「カニソムリエ」という肩書の専門家までいるのです。そして、カニだけでなくホタルイカの水揚げ量も全国1位。他にも取れとれの山陰の美味しい魚介が揃います。
写真:万葉 りえ
地図を見る慈覚大師によって発見された湯村温泉の源泉。川沿いにある源泉の「荒湯」から出てくる湯は、98度という高温の無色透明な炭酸水素塩泉です。しかも、毎分470Lという大量の湯が湧きだします。ですから、ここで記念撮影をするときには風向きに気を付けて!もうもうと上る湯煙に包まれて誰だかわからなくなってしまうこともあるのです。
写真:万葉 りえ
地図を見るこの荒湯のそばでは卵や野菜が売られていて、誰でも源泉の恩恵を利用できます。卵などは網に入れて売られているので、すぐにポチャンと湯の中へ。
ここで湯に浸せば、あとの調理は温泉にお任せ。おいしいゆで玉子などが出来上がるまでの間は、街の中をぶらぶらと見て周るも良し、立ち寄りで温泉に入るも良し。
写真:万葉 りえ
地図を見る町散策の楽しみに加えてほしいのが、湯村温泉で行っているハートを探すキャンペーンです。町中に隠されたハートを5つ探して写真に撮り、観光協会で確認してもらったらプレゼントがもらえるのです。街中にはかなりの数のハートがあるので、難しくはないはず。ほら、こんな処にも!
写真:万葉 りえ
地図を見るそして、こんな処にも!
プレゼントがもらえるだけではありません。5つ見つけたら願いが叶うといわれているジンクスがあるのです。さらに、この作業をカップルで行うことでこれまで気が付かなかった相手の性格などが見えることも。そんなことから先々の相性も占えるという隠れたご利益もあるのです。
写真:万葉 りえ
地図を見る荒湯からすぐの薬師湯は、立ち寄りで利用できる温泉です。源泉かけ流しの上に、露天風呂まで楽しめます。湯村温泉は無色透明で刺激が少なく、新陳代謝を促してくれる湯。「この美人の湯」と言われている温泉につかれば、お肌つるっつる!さらに好感度アップです。
もし、ハートがそろってなかったら、この温泉にもハートが隠されているのをお忘れなく。難しいときは温泉の職員の方にヒントをもらってくださいね。
写真:万葉 りえ
地図を見る荒湯のそばの春来川の橋のたもとには、吉永小百合さんがモデルの夢千代の像が立っています。よく見てください。像の足元にあるのは平和を願うあの場所の小さなサイズ。平和を大事にするハートも忘れないようにしたいですね。
川沿いだけでなく、ここにもドラマ出演者の手形が並びます。意外と大きかったり小さかったりするのも楽しみながら、お天気がいい日は温かい手に触れてみませんか。
写真:万葉 りえ
地図を見る町全体が懐かしい雰囲気を残し大事にしている湯村温泉。懐かしい品々を展示したギャラリーも町中に点在します。ご覧いただいている橋を渡っていった先には映画に出てくるようなオート三輪が待っており、夢千代館の中も懐かしい昭和の街並みが再現されています。
他にも、ランプのコレクションや、昔どこかで見たような琺瑯の看板などが待っています。タイムトラベルしたような気分も楽しんでみてはいかがでしょう。
さて、そろそろ温泉玉子も出来上がっているはず。荒湯から取りだしてみましょうか。温泉街のあちこちにある足湯に浸かって、ゆったりと温泉玉子を食べるのもこの温泉街ならではの楽しみ方です。
カップルやグループでハートを探す場合は一人に一台ずつカメラや携帯電話で写真を撮っておくと、それぞれにプレゼントがもらえます。
懐かしい雰囲気を今もたっぷりと残している湯煙の町「湯村温泉」。カップルやお子さん連れの家族はもちろん、昔を思い出しながらの会話は脳の血流がとてもよくなると科学的にも証明されているので、ご高齢の家族と訪れるのもおすすめです。
温泉と美味しい物、そして情緒ある雰囲気で体もハートも温かくなる温泉街。平和だからこそこんな時間が持てることを思いながら散策を楽しんでくださいね。
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(2024/4/25更新)
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