走るテーマパーク!和歌山電鐵「うめ星電車」に乗って猫の駅長に会いに行こう

| 和歌山県

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

走るテーマパーク!和歌山電鐵「うめ星電車」に乗って猫の駅長に会いに行こう

走るテーマパーク!和歌山電鐵「うめ星電車」に乗って猫の駅長に会いに行こう

更新日:2017/03/29 09:58

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

猫の「たま駅長」の活躍で、一躍その名が全国に知られるようになった和歌山県の和歌山電鐵貴志川線。開業100周年、また南海電鉄から経営を引き継いで再建10周年になるのを記念して、リニューアルデザイン電車第4弾となる「うめ星電車」が運行中です。このうめ星電車に乗って、たま駅長の後任の「ニタマ駅長」や駅長見習いの「よんたま」に会いに行きませんか?

和歌山電鐵の最新リニューアル電車「うめ星電車」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

和歌山駅〜貴志駅を結ぶ、全長14.3qの和歌山電鐵貴志川線。写真は、貴志駅に停車中の「うめ星電車」。和歌山電鐵では、いちご電車・おもちゃ電車・たま電車に続く、第4弾となるリニューアル電車です。今回も、和歌山電鐵の経営を引き継いだ岡山県り両備グループのデザイナー顧問である、水戸岡鋭冶氏が担当しました。水戸岡氏は、JR九州で日本を代表する超豪華列車となった「ななつ星in九州」を手掛けて話題を集めました。ネーミングの由来は、和歌山電鐵の社長小山光信氏が「ななつ星」から和歌山県の名産品である南高梅をヒントに「うめ星」という名前を思いつきました。

うめ星電車が新たなラインナップに加わった、和歌山電鐵のリニューアル車両たちは貴志駅のニタマ駅長の人気とプラスして、減少傾向だった乗客数の増加および経営改善に貢献するものと思われます。

写真:モノホシ ダン

地図を見る

座席シートには梅の花柄をあしらい、ベビーサークルが設置されているうめ星電車。窓にはすだれや障子を設け、床や天井には木をふんだんに使って「和」の高級感を打ち出しています。

写真:モノホシ ダン

地図を見る

2両編成の連結部の側面にある和歌山県の特産品を紹介するコーナーです。反対側には、ニタマ駅長のコーナーもあります。

貴志駅でニタマ駅長とご対面

写真:モノホシ ダン

地図を見る

和歌山電鐵の終着駅、貴志駅に勤務するニタマ駅長。平成22年(2010)年3月生まれ(推定)の岡山県のメス猫です。推定と書いたのは岡山県の国道で車に轢かれそうになっていたのを通りかかった女性に保護され、家につれてかえったところ生後2ケ月頃の三毛猫と判明したからです。

その女性が、知人の和歌山電鐵の親会社である両備グループの岡山電気軌道の社員に引き取ってもらい、高齢で多忙のたま駅長の駅長業務の手助けのため、和歌山電鐵に転勤することになりました。平成26年(2016)6月にたま駅長の死去にともない、同年8月11日からたま駅長の後任として「たま駅長II世」を襲名、貴志駅駅長に就任しました。

ニタマの名前の由来は、たまに似ている三毛猫で「似たま」をもじってニタマということと、たま駅長が一番で、たまの部下で二番目のたまということで命名されました。勤務時間は10:00〜16:00で勤務日は日・月・火・金・土(水・木はお休み)です。なお体調によっては、急遽お休みになることもあります。         

なお、余談ですが猫だからといって、誰でも(変な言い方ですが)駅長になれる!というわけではありません。ちゃんと適性試験というものがあって、いちばん重要視されるのは、制服・制帽を着用させたときに嫌がらないことです。イベント開催時には制服・制帽の着用が義務付けられています。その際に、嫌がって帽子を振り落としたり暴れたりしたら集まった大勢のファンの方も興ざめです。人間の就職試験と同じく、ニタマもまた面接・適性試験に合格して採用された猫なのです。

写真:モノホシ ダン

地図を見る

和歌山電鐵の社用車のタマバンと貴志駅です。駅舎は平成22年(2010)に完成した新駅舎で、これも水戸岡鋭冶氏のデザイン。「たまミュージアム貴志駅」と名付けられています。正面左側には、たま駅長がもともと飼われていた小山商店があり、右側には「たまカフェ」があります。改札口左側の、ニタマ駅長の駅長室とたま駅長の思い出コーナーには是非行ってみましょう。

写真:モノホシ ダン

地図を見る

たま駅長の思い出コーナーです。小山商店の飼い猫だった「たま」は、南海電鉄貴志川線の再建を引き継いだ和歌山電鐵の社長、小嶋光信氏に見いだされ平成19年(2007)1月に正式に駅長に任命されました。この“猫の駅長”というアイデアは空前の猫ブームを呼びました。たま駅長を目当てに大勢の観光客が訪れるようになり、和歌山電鐵の乗降客数は約2割アップしたといわれ、たま駅長は和歌山電鐵の救世主とまで謳われるようになりました。

平成26年(2016)6月22日老衰のため死去。人間なら約80歳の高齢でした。死後は「名誉永久駅長」の肩書が与えられ、貴志駅のホームの「たま神社」に祀られ、訪れる観光客たちを見守っています。

伊太祈曾駅、駅長見習い「よんたま」に会おう!

写真:モノホシ ダン

地図を見る

伊太祈曾駅に勤務する駅長見習いの「よんたま」。平成26年(2016)4月17日生まれのメスの三毛猫です。たま駅長の社葬で偶然知り合った生後間もない子猫を保護していた女性が、和歌山電鐵に引き取ってほしいと依頼してきたことで採用されました。もともとニタマが勤務していた伊太祈曾駅のオフィスが、ニタマ駅長就任に伴い空席となったため、平成27年(2017)1月7日に伊太祈曾駅・駅長見習いに任命されました。

4番目のたまちゃんとなっているのは、岡山電気鉄道・おかでんミュージアム館長代理となっている「SUNたまたま」という猫がいるためです。当面は、ニタマ駅長の公休日である水・木曜日に伊太祈曾駅に勤務することになりました。こちらも体調によっては出勤日が変更になることもあります。

写真:モノホシ ダン

地図を見る

駅長見習い「よんたま」が勤務する伊太祈曾駅です。和歌山電鐵の本社もここにあります。ここで、たまのレンタサイクルを借りることもできます。

写真:モノホシ ダン

地図を見る

伊太祈曾駅には和歌山電鐵の車庫があります。ここで車両の整備も行っています。ここは、和歌山電鐵の写真撮影スポットのひとつです。写真は、おもちゃ電車(左)とたま電車(右)です。

和歌山電鐵の写真撮影スポット

写真:モノホシ ダン

地図を見る

和歌山電鐵でもっとも有名な写真撮影スポットの大池遊園です。大池遊園駅から和歌山側に歩いて約5分のところにあり、大池の鉄橋を渡る電車を撮影することが出来ます。またここは桜の名所でもあります。

写真:モノホシ ダン

地図を見る

日前宮駅での列車交換風景。いちご電車(左)とたま電車(右)です。日前宮、岡崎前駅、伊太祈曾の3つの駅では、上下線の電車が交換する光景を見ることができます。いずれもホームが狭いので、写真撮影の際には、乗降客や電車に注意しましょう。

写真:モノホシ ダン

地図を見る

和歌山電鐵の観光には「1日乗車券」が便利。金額は780円です(平成27年3月時点)。和歌山駅から貴志駅まで片道おとな400円ですので、往復するだけで元がとれます。

和歌山電鐵観光のまとめ!

いかがでしたか。和歌山電鐵では他にも「西国三社参り」という有名な観光スポットがあります。紀伊國一之宮である日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)。伊太祁曾神社(いたきそじんじゃ)。そして龜山神社(かまやまじんじゃ)の3社を詣でる西国三社参りは、西日本屈指といわれ古来から多くの人たちがお参りに訪れます。最寄駅はそれぞれ「日前宮駅」「龜山駅」「伊太祈曾駅」です。和歌山電鐵を訪れた際には、これらのパワースポットにお参りするのも楽しいですよ。

また、いちご電車・おもちゃ電車・たま電車、そしてうめ星電車の運行は毎日固定されておりません。せっかく訪れたのに目的の電車が運休だったということもあり得ます。おでかけの際には、必ず和歌山電鐵のホームページで各リニューアルデザイン電車の運行ダイヤをご確認下さい。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/12−2017/03/14 訪問

- PR -

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

事業拡大のため、デザイナー、システムエンジニア募集中!国内最大級の旅行サイトを一緒に作りませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ