写真:麦吉 ぼに
地図を見る大久野島へ渡るには、忠海港から休暇村客船または大三島フェリーに乗ります(写真は休暇村客船)。公共機関を使ってアクセスする場合、最寄駅はJR呉線「忠海」駅。駅から忠海港までは徒歩5分の距離。
大久野島の島内ではウサギの餌を売っていないので、ニンジンやキャベツを持って行きたい場合は、事前に用意して持って行くことになります。忠海駅近くのコンビニか、駅から徒歩5分位のスーパーで野菜を売っていますが、スーパーは日祝休なので注意してください。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る旅の途中で野菜を買うことができない人は、忠海港フェリー乗場で「ラビットフード」を買うことができます。忠海駅近くのコンビニでもラビットフードを扱っていますが、フェリー乗場のラビットフードには楽しい特典があります。
写真:麦吉 ぼに
地図を見るこちらが忠海港フェリー乗場で買えるラビットフード。1袋100円で、5袋買うと1袋おまけしてくれます。
紙袋には「空き袋は、想い出を詰めてお持ち帰りください」と書かれています。空き袋を持ち帰り、購入したカウンターへ持って行けば、1袋につき1枚ウサギ島のポストカードと交換してもらえます。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る大久野島を訪れる観光客の中には、ウサギの餌を持ち込んだビニール袋や包装紙を島内に捨てて行く人がいます。可愛いウサギが間違って食べたら大変です!くれぐれもゴミは持ち帰りましょう。
写真は、忠海港フェリー乗場の分別ごみ箱。「ウサギとの想い出は捨てないように」という注意マークがキュートです。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る写真:麦吉 ぼに
地図を見る大久野島のウサギは、フェリー桟橋〜国民休暇村の間に最も多く集まっています。ウサギの方も「人間=餌」と知っているので、袋を持った人間を見つけるとワラワラと寄って来て、歩くのも大変な状態に。
大久野島では、道路でウサギに餌を与えるのは禁止です。島内は一般車両通行禁止ですが、管理車両や休暇村の送迎バスが走るので、ウサギが道路にいるとひかれる危険があるから。写真は、道路でウサギに囲まれてしまい、なんとか餌をやれる場所まで逃げようとする人。
桟橋〜休暇村エリアのウサギは、物怖じせずにぐいぐい迫って来ます。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る戦時中は毒ガスを製造していたため、地図に載っていなかった大久野島。島内には今も砲台跡や貯蔵庫などの遺跡が残ります。植物に覆われている様子はまさにラピュタの廃墟のよう。
もちろんこういう廃墟にもウサギがいて、人間を見ると寄って来ます。休暇村近くに群れているウサギよりシャイで、心もちサイズも小さめ。控えめに餌をねだる姿にキュンとします。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る大久野島のほぼ中央にある「ひょっこり展望台」。ゆっくりめに登って30分位かかりますが、景色は最高なのでおすすめ。頂上は広々としたデッキから360度瀬戸内海を見渡せる絶景。もちろんこの高さでも、どこからかウサギが走り寄って来ます。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る大久野島のウサギは「アナウサギ」という種類、土に穴を掘って住んでいます。島内を歩けば、丘の斜面などにワーレンと呼ばれるウサギ穴がポコポコ。こうした巣穴の付近では、子ウサギの姿を見ることができます。
子ウサギは臆病であまり寄ってきませんが、追いかけたりするのは絶対禁止。遠巻きにながめて楽しみましょう。好奇心の強いコが寄って来たら餌をあげてお近づきになりましょう。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る桟橋やビジターセンター付近では、「ずいぶん餌をもらったのね」と言いたくなる大きさのウサギが見られます。フェリーが着くたびに餌を食べているせいか、好みじゃない餌は食べないことも…。まあ、そのふてぶてしさも可愛いのです。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る大久野島のウサギはとてもおねだり上手。両手をそろえて立ち上がり、「ちょうだい」とやられると餌を差し出さずにはいられません。とはいえ、キャベツやレタスなど水分の多い野菜を与えすぎるとお腹をこわすこともあるのでほどほどに。
野菜をカットして軽く干したものを持って行くのも良いかもしれません。
周囲約4kmの小さな島に700羽ものウサギが棲む大久野島。大久野島では、ウサギを抱いたり追いかけることを禁止しています。
でも好物を持っていれば向こうから寄ってくるので、餌の用意は忘れずに。廃墟にいるウサギにも食べさせてあげましょう。
野生のウサギが「わ〜い!」と走り寄ってくる光景は、動物好きにはたまりません。
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(2024/4/24更新)
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