「ホテルサンアバシリ」は、JR網走駅を出て左手に進むことたったの2分という好立地に位置しており、駅前エリアにあるホテルの中ではリーズナブルな価格での宿泊ができる。ホテルの隣にある「すき家」前のバス停からは、女満別空港へ行くバスやオホーツク流氷館や網走監獄などの観光スポットを巡回する「あばしり観光施設巡りバス」に乗れるので、真冬でも楽に移動ができ、観光やビジネスでの利用にはとても便利だ(注:流氷砕氷船「おーろら」乗船場方面への巡回バスは網走駅前のバス停)。
ホテルサンアバシリは網走駅の線路や列車整備庫などが見渡せるトレインビューの客室を指定できるため、全国から鉄道ファンが集まる鉄宿だ。トレインビューといっても、ただ単に早朝から夜遅くまで列車が行き来するだけではない。目の前にある機関庫に列車を出し入れする珍しい様子を誰にも邪魔されずに見ることができるのだ。これをお目当てにやってくる大人の鉄道ファンはもちろんのこと、列車に目のない子鉄も列車の音が聞こえる度に列車に釘付けになる。防音はそれなりに効いているため、トレインビューの客室でも、列車の音はむしろ心地よく聞こえる程度で、睡眠を妨げることはないだろう。
ホテルサンアバシリの客室はシンプルだが、テレビやアメニティなど最低限のものは揃っており、インターネットは全室でWi-Fiと有線どちらも使用可能だ。各階の廊下には共有の冷蔵庫が置かれ、1階のロビー前にはレンジ、給湯器が用意されており、宿泊客は自由に使うことができる。
また、食事付き宿泊プランを予約すれば、1階のレストランでも朝食や夕食をとることができ、栄養バランスに気遣った野菜や焼き魚メインの和食メニューは宿泊者に好評だ。チェックアウト後の観光の際には荷物をフロントで預かってもらえるので、飛行機や列車で網走から帰る日は荷物を持って歩く距離がほとんどなくなって、とてもありがたい。
公共交通機関で移動するなら、駅前に宿泊するほうが断然便利だが、飲食店の多い繁華街は駅前のエリアから少し離れており、観光施設巡回バスも繁華街には停まらない。網走モヨロ鍋やオホーツク網走ザンギ丼などの網走ならではの料理を試してみたい人は、繁華街まで繰り出す必要があり、真冬はタクシー利用が必至だ。
なんとか近場で網走らしいものを食べたいという人には、ホテルサンアバシリから歩いて行ける回転寿し「かに源」をオススメしたい。駅とは反対方向に進むこと5分の距離だ。一皿の値段は108円からあり、ウニや釣りキンキ、シジミ汁や生牡蠣など、網走やサロマ湖の海産物を気軽に味わうことができる。子ども向けの食器やメニューもあり、家族連れでも行きやすい回転寿しだ。
JR網走駅から徒歩2分で、空港や観光地の巡回バスの乗り場も目の前のホテルサンアバシリは、便利で安いだけではない。全国からの鉄道ファンが感激する機関庫の見える客室に泊まれるホテルだ。網走で宿泊するなら、ぜひホテルサンアバシリへ。
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(2024/4/20更新)
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