年々進化し続けている台湾の格安ホステル。女性が1人で泊まっても安心安全で、清潔で、サービスが良いとなれば、旅行代理店でホテルを予約するなんて勿体無い！
そこでおすすめしたいのが、台北駅から歩いて6分程のところにある「ブティシティカプセルイン（璞邸旅店/BoutiCityCapsuleInn）」。日本のカプセルホテルにヒントを得て作られたということですが、あの味気ないカプセルホテルより、遥かにお洒落で、高級感すら感じます。
台北駅の南側の大通り、新光三越の前を西に進み、消防局を左に曲がった所にあり、地下道を歩くならＺ８出口を利用すると便利。雨が降っていても、比較的濡れずにすみます。周りには、セブンイレブンや飲食店、マッサージ屋もあって、立地はとても良いですね。周りが明るいので、夜中の到着でも安心。
フロアは明るく広いスペースがとってあり、ソファーで寛ぐ事が出来ます。フロントは右側。日本語を喋れるスタッフも居ますが、全員英語が通じるので、会話にはさほど不自由しないでしょう。スタッフは皆若く、フレンドリーなのも嬉しいです。
宿泊階に行くと、そのスタイリッシュさに更にびっくりするでしょう。シンプルで無機質になりがちなデザインも、白と黄色を基調にする事で、温かみが感じられます。壁に描かれた案内も、お洒落にロゴ化されていてわかりやすい！
ドアの開閉はカード。このカードキーは室内のロッカーでも使用し、セキュリティー面もしっかりしています。室内に入ると、人の動きを察知して自動でダウンライトが灯り、かなり細やかな設備が整えられていると感じます。
このホテルの凄い点は、ドミトリータイプではあるものの、そのタイプが色々ある事。
最大14人が泊まれるシングルベッドの部屋、4人が泊まれるシングルベッドの部屋、2人が泊まれるシングルベッドの部屋、更にファミリーで泊まれるダブルベッドの部屋もあり、旅行者数によって色々と選べるのです。
もちろんロッカーも完備されています。その大きさは、中くらいのスーツケースならすっぽりと入る位。更に、枕元にはコンセント（2口）や読書灯があり、バスタオルやスリッパ、歯ブラシまで用意されていて、これで料金2000円台からというから驚きです。
シャワールームやトイレなどの水回りスペースは、特に気になるところ。でもご安心を！広々としたシャワールームは、トイレと洗面台が一緒になった個室になっていて、大変快適です。お湯もたっぷりと出るし、シャンプーやボディソープも完備。洗面台は別にもあって、ドライヤーが2台備え付けられています。
1階フロント奥には、飲食が出来る共有スペースがあり、キッチンの冷蔵庫や電子レンジ、コーヒーメーカーなどが自由に使え、食器や調理器具なども揃っているので、自炊する事が出来ます。キッチンの奥には、テレビがあり、その奥には洗濯機がありと、自分の家のように設備が整っていて、至れり尽くせり！
驚きはまだ続きます。この上に朝食まで付いているのです。もちろんセルフサービスですが、サンドイッチ・パン・お粥・ジャム・スープ・コーヒー・お茶・ジュース類など自由に頂く事が可能で、これがとても美味しい。テイクアウトもＯＫなので、食事代の節約にも。
各階にはウォーターサーバーもあるので、ペットボトルは捨てないで置いておきましょう(笑)。
備品の1つ1つもとてもお洒落で、最新の物が揃っています。自炊できるホステルなどは世界各国にたくさんありますが、ここまでの充実度はなかなか無いでしょう。
吹き抜けの2階にはこんなユニークな共有スペースもあり。カラフルなソファーやクッションに身を委ね、ガイドブックなどを読みながら過ごすのに最適。長期滞在でも、悪天候でも、こんなスペースがあれば1日ゆっくりと過ごす事が出来るので助かりますね。
因みに、館内Wi-Fiも速くて超快適！
海外旅行といったら、優雅なホテルライフも楽しみの１つと考えている方も多いでしょうが、こういうホステルは、安くあげるのはもちろん、他の旅行者との情報交換の場としても、とても便利な所でもあります。
とにかく人気のホステルなので、予約は早めにする事をお勧めします。また旅行サイトや季節によって多少の料金の変動もありますので、事前にオフィシャルサイトでチェックして下さい。
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(2024/4/26更新)
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