写真:鈴木 旅人
地図を見るJR女川駅を出て左右に店舗が広がるシーパルピアを進んでいくと、左手側に「地元市場ハマテラス」という飲食店や物販などのお店が一つの館に入った建物があります。
『女川丼』が食べられるのはその最奥、海に面した所に位置する「おかせい」です。
写真:鈴木 旅人
地図を見るお店の前には目印のように干物が干してあるので、すぐに場所がわかります。勿論こちらも商品ですよ!
写真:鈴木 旅人
地図を見る自動扉を入ると新鮮なお魚や加工品が置いてあり、多くの観光客や地元民で賑わいます。館の一番奥、海を眺められる位置に食堂エリアがあります。
写真:鈴木 旅人
地図を見る券売機で商品を購入し店内へ。木材を中心に机や椅子が統一され、店内には演歌が流れます。東北の漁港に来た雰囲気を作ってくれます!
写真:鈴木 旅人
地図を見る今回ご紹介する『女川丼』。全国的に有名となったキャッチコピーがあり、それが『壁ドンより女川ドン。』なのです!
それは東日本大震災で、大きな被害を受けた宮城県女川町を応援しようと、女川町内のポスターをボランティアで製作するという「女川ポスター展」の企画で生まれました。
店頭に飾ったポスターで女川に人を呼び込むという狙いの下作られ、おかせいだけでなく、42の商店にそれぞれのポスターが貼られています。
「女川ポスター展」は東京などでも開催され、そのなかでも特に目を惹き有名となったのが、おかせいの『壁ドンより女川ドン。』だったんです。店内に貼られたこのポスターを見る為だけでも、女川町に来る価値アリです。ユニークなポスターがお店ごとに貼られています。
写真:鈴木 旅人
地図を見るお待たせ致しました。こちらがその海鮮丼の『女川丼』です。ビジュアルも抜群!このボリュームで1300円というコスパにも驚きますが、一口食べるとその新鮮さに更に驚かされます!○○丼というカテゴリーは味が混ざり雑になりがちなのですが、それぞれしっかり味が引き立っているんです。
シーズンによって具材は変わるのですが、毎朝仕入れる新鮮な魚が盛られ、それぞれに違った甘味・旨味があり、鮮度抜群で本当に素材から美味しい!そして適度に乗っためかぶがアクセントになり、御飯がどんどん進んでいきます。築地を凌駕する海鮮丼と言えます。
セットで付いてくるあら汁も、これぞ漁師のあら汁という間違いなしの味です。演歌の流れる中、あら汁をすすっていると「東北に来たな」と実感できます。テラス席もあるので、夏にはそちらで海を眺めながら食すのもオススメです!
写真:鈴木 旅人
地図を見るおかせいでの楽しみは食べておしまいではありません。こちらで使用されているどんぶりは、地元で活動している三輪田窯で、一つ一つ手作りされたものなんです!
「女川の海の旬をまるごと乗せた女川丼なので、女川湾を模した青色のどんぶりで提供したい」という想いが込められており、女川湾をイメージした深い青が、見る角度によって様々な色合いを見せてくれます。
土にはおかせいで使用したホタテの殻が混ぜてあり、それが一層海の風合いを醸し出すのかもしれません。食後の楽しみとして、完食した後は女川の海の美しさを是非、体感して下さい!
いかがでしたでしょうか?味だけでなく器にもこだわった『女川丼』。旅のグルメに間違いなしの逸品です!
シーパルピア周辺はまだ宅地造成なども続き、まだまだ復興最中の女川ですが、訪れるとそのパワーに驚かされます。どのお店でも笑顔で気持ち良くもてなしてくれるんです!
駅の二階には温泉施設「ゆぽっぽ」もあり、観光地としての条件をバッチリ兼ね備えています。是非、訪れてみて下さい!
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(2024/5/3更新)
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