写真:結月 ここあ
地図を見る「新宿御苑」は、江戸時代には信州高遠藩主の内藤氏の屋敷でした。明治39年に皇室の庭園として誕生し、戦後からは一般に公開され現在に至っています。
広さ58.3ヘクタール、周囲は3.5キロの広い園内には、約1万本の木々が茂り自然が溢れ、都会のオアシスになっています。
特に桜が美しいことから、毎年「総理主催の桜を見る会」が開催されることでも知られています。早咲きの桜は2月中旬頃から咲き始め、遅咲きは4月の下旬まで楽しめることができるんです。
写真:結月 ここあ
地図を見る新宿御苑には3か所に門があって、東京メトロ丸の内線の新宿御苑前駅から近いところには、新宿門と大木戸門。JR総武線の千駄ヶ谷駅から近いところには、千駄ヶ谷門があります。どちらの門から入園しても、桜を見ることができますが、お勧めは「千駄ヶ谷門」。なぜかというと、新宿門に比べて混雑が比較的緩やかなので、割と静かに桜を愛でることができるんですよ。美しく咲く桜の姿もこちらの方に軍配があがります。
アルコール類は持ち込みができないことと、球技も禁止されていますので、ご注意くださいね。なお入り口では簡単な手荷物検査があります。
写真:結月 ここあ
地図を見る千駄ヶ谷門から入園するとすぐに芝生広場もありますが、その隣の桜園地(写真)は、比較的空いているのでゆっくりとお花見もできます。満開の頃には、花びらの絨毯の上でお弁当を広げれば、花びらもはらはらと頭に肩に…一面ピンクの世界に感動すら覚えます。
写真:結月 ここあ
地図を見る芝生広場の隣のツツジ山には、こんもりとしたツツジがいくつもあって桜とのコラボも楽しめますよ。濃いピンクが差し色になって淡い桜色も際立ちます。
写真:結月 ここあ
地図を見るツツジ山の下には、東から西に向かって下の池〜中の池〜上の池とあり、池の周りにも桜が咲きます。その中でもツツジ山からも近い「下の池」周辺では、まるで桜がシャワーのように咲き乱れる枝垂れ桜の絶景ポイント!
中の池周辺には、珍しい黄緑色の花びらに緑の線が入った御衣黄(ギョイコウ)もありますので、探してみてくださいね。
写真:結月 ここあ
地図を見るこのように池の周りには桜が水辺に這うように咲いているところや、水面をピンク色に染めた池越しに見る桜も美しく風情があります。
写真:結月 ここあ
地図を見る中の池に架かる橋のたもとの桜も美しく、水辺・桜・橋と3拍子揃った人気の撮影スポットになっています。この辺りから新宿のシンボルタワー「ドコモタワー」と桜の写真も写せますよ。
写真:結月 ここあ
地図を見る苑内はどこも桜色。よく見ると花びらもそれぞれ違うし、色も白から薄ピンク・濃いピンク・緑のものまでと桜の種類に驚かせられます。
写真:結月 ここあ
地図を見るソメイヨシノが散ってしまっても、まだまだいろいろな桜が楽しめるのが新宿御苑の魅力!見た目も可愛い八重咲の桜も咲きます。
たとえ桜の季節が終わっても、イギリス風景式庭園やフランス式整形庭園・大温室・日本庭園・母と子の森などと季節を問わず楽しめますよ。秋の紅葉が美しい新宿御苑の記事は既に書いておりますので、下記関連メモからご覧ください。
春の季節は桜の他にも、梅・ハクモクレン・ハナモモ・ツツジ・ハンカチノキ・ハナミズキ・コデマリなどの美しい花々が咲き乱れます。ソメイヨシノが散ってしまっても、がっかりせずに新宿御苑にいらっしゃれば、美しい桜に出会えますよ。なお桜の開花はその年の気候によって違いますので、HP等で確認の上お越しください。
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(2024/4/25更新)
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