写真:木村 優光
地図を見る甲府盆地は四方を様々な山に囲まれているため、少し山を上れば俯瞰できる個所が多数存在します。これは周囲に大きい木が少ないことや、桃やブドウなどの低木の農園が広がり、農道が整備されている証拠!
そんな中、河口湖と「御坂エリア」を結ぶ国道137号線沿いは最高の俯瞰スポットの集まり!国道から脇道にそれると桃などの農園が広がり、農道も整備されています。農道ですので道が狭いこともありますが、普通に運転免許を持っていれば通れない道ではありません。
写真は手前に桃の農園があり、さらに甲府盆地側にもピンク一色の桃畑が広がる様子を見ることができる「一宮町花見台」からの眺め!4月中旬の甲府盆地を見るために作られたような展望所で、意外とこの場所を知っている人は多くありません。したがって、落ち着いてピンク一色の世界を眺めることができます。
写真:木村 優光
地図を見る「御坂地区」は平地のみならず、御坂山系の麓までも桃畑が広がっています。そのため、俯瞰だけでなく御坂山系を背景に桃の花を見上げてみるのもオススメです。中には果物用とは一風変わった容姿で、濃いピンク色が特徴的な花桃も植えられていています。
空気が澄んでいれば御坂山系の山肌も綺麗に見ることができ、青空を含めて見ると、色彩がとても綺麗!カラーパレットのような1枚をカメラに収めるのもオススメです。そして桃の木の足元一面に咲き乱れる菜の花も必見!どこまでも続くような菜の花は桃の花のカラーコントラストを生かしてくれています。
なお、御坂山系の麓を訪問するとなると、公共の交通機関では到底訪問できませんので、必然的に車での訪問となります。そのため、基本的に農道を通ってアクセスすることになりますので、農作業をされている方の通行の妨げとなるような場所への駐車や停車はしないようにしましょう。
写真:木村 優光
地図を見る「釈迦堂遺跡公園」は中央道の勝沼インターチェンジと一宮御坂インターチェンジのちょうど中間地点に位置し、御坂の地で発掘された遺跡を展示している施設です。山梨の歴史の勉強になるとともに、施設内の公園風のエリアは様々な色の花桃などがたくさん咲いていて見応え有!
特に桃が咲く時期になると、「釈迦堂遺跡公園」周囲の農家の方がこの公園に集まって、様々な農作物の販売が行われます。山梨特有の産物も多く売られるため、4月中旬の御坂観光の際にはぜひとも立ち寄りたいですね。
なおこの「釈迦堂遺跡公園」ですが、実は中央道の釈迦堂パーキングエリアから徒歩でアクセスすることも可能で、勝沼インターや一宮御坂インターから降りなくても問題なし!釈迦堂パーキングエリアの隅の階段を上がればすぐさま「釈迦堂遺跡公園」となります。
写真:木村 優光
地図を見る上の「釈迦堂遺跡公園」からほど近い場所に観光農園である「見晴し園」があります。桃の収穫時期になると桃狩りが行われたり、産地の果物などが売られていて、ある意味小さなテーマ―パーク!桃が咲く4月中旬でも様々な特産物の販売を行い、観光客の足を止めない素晴らしい活動が魅力的です。
この農園施設の駐車場は高台になっている関係で、「御坂エリア」の桃畑を見下ろすことができます。さらに目の前が桃畑のため、目の前から甲府盆地内陸に広がる光景はピンク色の絨毯を引いたかのよう!
なお、山梨は所々に観光農園が点在しているため、観光にも非常に力を入れている県です。したがって各観光農園の混雑具合はそれほど激しいものではなく、各種フルーツが実る季節でも比較的余裕をもってフルーツ狩りを楽しむことができます。
4月中旬に東京方面から甲府方面に向かって中央道を走ったことがある方であればご存知でしょうが、中央道の笹子トンネルを抜けると甲府盆地がピンク一色に見えることがあります。こんな光景を見ることができるのも山梨は日本を代表する桃の産地であるため!
そして都心からも中央道で2時間弱でアクセスができるという素晴らしい立地は、文句の付けどころがありません。首都圏の方にとっても気軽に山梨観光に出かけることができるので、日帰り観光を考えているのであれば山梨県をオススメします。もちろん温泉施設も各所に数多く存在しますよ。
なお、「御坂エリア」の桃の花の見頃は4月中旬です。御坂山麓ですと平地より数日遅い4月中旬すぎに見頃になることがあります。
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(2024/4/19更新)
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