写真:田中 六花
地図を見る小さな路地に佇む「京旅籠むげん」は、築160年の町屋をオーナー夫妻がていねいにリノベーションした、5部屋だけの小さな宿です。玄関を入ると、天井の高さに開放感が広がるダイニング。奥には、自然を感じ季節を楽しめる中庭、離れには蔵をBarにした大人のスペースも用意されています。
荷物を置いたら大きく深呼吸をして、後は時の流れに委ねましょう。部屋でくつろぐも良し、散策に出掛けるも良し。"ただいま"と外から戻れば、居心地の良さと温かさが包み込んでくれます。
写真:田中 六花
地図を見る落ち着いた雰囲気のダイニング。チェックイン・朝食・ひと休み…、人が行き交い笑顔が集まるスペースです。旅のプランを相談すれば、地元ならでは情報が入手できるかも。
窓からは、四季折々で表情が変わる中庭が望めます。
写真:田中 六花
地図を見る可愛い下駄箱。引き戸の柄が一つずつ違うから、どこに入れたか忘れずに済みます。
それぞれ別のコンセプトを持つ、5部屋。旅のスタイルによって、選びましょう。
101号室は、モダンな洋室。明治時代にリノベーションされたこの部屋は、アールデコ調の天井間で、壁には唐紙のパネル、アンティークの飾棚やソファーも置かれ、洋と和が素敵に出会った空間です。当時の面影を残したモダンなインテリアに包まれましょう。
定員2名・バストイレ付き。
写真:田中 六花
地図を見るほっこり癒やされる浴槽付きの101号室。
写真:田中 六花
地図を見る102号室は、伝統的な日本建築の和室。季節を感じる床の間には、植物の美しさや面白さを伝える「植物ノアレコレミドリムシ。」さんの作品が置かれています。伝統と新しさの調和を感じてみてください。
また欄間の鳳凰をかたどったデザインは、よく見ると少し欠けている部分に気付きます。傷さえも愛おしくなるような、時間がもたらす今。光が差し込む縁側に座り、思いをはせてみましょう。
定員2名・シャワートイレ付き。
写真:田中 六花
地図を見る201号室は、ロフトスタイルの和室。町屋特有の虫籠窓(むしこまど)という虫かごに似た形をした格子状の窓が付いた、中二階のユニークなスペースです。空をイメージする唐紙のパネルや、床の間のアート作品、窓からの木漏れ日…それぞれが存在感を保ちながらもまとまり、居心地の良い空間が生まれました。
定員1名・シャワートイレ付き。
202号室も、お一人様専用の和室。大きな窓に沿ったカウンターテーブル付きの掘りごたつで、ゆったりと過ごせます。好きな本のページをめくったり、誰かに手紙を書いたり、夕暮れに揺らめくBarの灯りを眺めれば、時間も流れも忘れてしまうほど。気ままな時間をお過ごしください。
定員1名、シャワートイレ付き。
203号室は、日本様式にアジアンテイストをプラスした和室。床の間のブルーや高い天井は、広がりの中にも落ち着きを与えてくれます。空の青さやそよぐ風、中庭の緑は、朝昼晩で表情を変えます。大きな窓から広がる自然をお楽しみください。
定員2名、シャワートイレ付き。
「京旅籠むげん」でぜひいただきたいのが、こだわりの朝食(別料金)。おくどさんで炊いたご飯は、ふっくらつやつやで噛めば噛むほどおいしさが増します。季節の野菜や西京焼きも付いた、とびきりのご馳走です。しっかり味わって、元気に一日を始めましょう!洋食もあるので、予約時に希望を伝えて。
写真:田中 六花
地図を見る土鍋のお釜で炊かれるほかほかご飯。
"とき"を感じ、"とき"を受け入れる空間を…と併設された宿泊者限定の蔵bar。幕末の安政2年から160年以上もの歴史ある蔵で、グラスを傾ける至福の時が過ごせます。
ウイスキー・ビール・ワイン・シャンパン・自家製梅酒などから、気分に合わせた1杯をチョイスして、心地良いひと時に酔いしれてみては。時間を肴に語り過ごす夜は、きっと旅の記憶に残るでしょう。ほろ酔いでお布団に入れば、素敵な夢が見れそうです。
写真:田中 六花
地図を見る時を刻んできた蔵がすてきなbarに生まれ変わりました。
これまで受け継がれてきた暮らしを見つめ、少しの不便や手間を楽しみながら、自然や知恵に気付かせてくれる「京旅籠むげん」。当時から使われていたふすまの引き戸とsousouのしつらえなど、古さと新しさの絶妙なバランスが居心地の良さを届けてくれます。
心のこもったおもてなしに、ただいまと何度でも帰りたくなる「京旅籠むげん」で、京都をゆるりと過ごしてみませんか。
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(2024/4/19更新)
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