写真:かのえ かな
地図を見る「瓦のふるさと公園 かわら館」の最寄り駅は、JR予讃線の菊間駅です。今治駅から約23分で行けます。JR松山駅からの場合、普通列車だと約1時間20分かかりますが、特急いしづちや特急しおかぜに乗れば35分くらいで到着します。
菊間駅は駅舎がとっても個性的。屋根には銀色の光沢が特徴の「菊間瓦」が使われています。こちらも要チェックです。
写真:かのえ かな
地図を見る瓦のふるさと公園 かわら館に行くには、駅舎がある方と反対側の出口を通ります。写真の通り、ホームに沿って桜が植えられているので、お花見シーズンはとても華やかです。そんな桜のおもてなしを受けながら3分ほど歩けば、公園の入口に到着します。
写真:かのえ かな
地図を見る瓦のふるさと公園は、公園全体が小さな山のようになっており、斜面に沿って桜の木がたくさん植えられています。満開シーズンは、地面がほとんど桜の花でおおわれて、まるでお花畑のようです。
そして、桜の間をオレンジ色の大きな滑り台がウネウネと通り抜けます。公園の入口に着いた瞬間、真正面にこの光景が広がるので、インパクト大です。思わず胸が高鳴ること間違いなしでしょう。
写真:かのえ かな
地図を見る瓦のふるさと公園の滑り台は、中国四国エリア最大級のローラー滑り台です。全長約120メートルあり、写真の通り何度も回転するコースとなっています。
大人は体が大きい分、下の方までよく見えるので、子供よりもビビってしまうかもしれません。実際、大人の方が「こわいこわい!」と言っている人が多く、子供は無邪気にはしゃいでいます。
滑り台は2〜3分ですべれます。途中には、お花のイラストが描かれたトンネルがあったりと工夫もいっぱい。でも、一番の見どころは瀬戸内海の大パノラマでしょう。
スリリングな滑り台ので、下を見るのに夢中になるかもしれませんが、時には前も向いてみてくださいね。
写真:かのえ かな
地図を見る公園内には斜面に沿って歩道が整備されており、その上を滑り台が通っています。場所によっては交差するので、こんな風に間近に滑り台がやって来ることも。子供が滑って来るのを待って、撮影している家族もたくさん見られます。
写真:かのえ かな
地図を見る滑り台の入口は、鬼瓦のデザインとなっています。瓦の町らしいですね。ちなみに滑り台に乗る場合、女性はスカートは避けたほうが無難です。ローラーでよれてしまい、滑りにくくなることがあります。
写真:かのえ かな
地図を見る瓦のふるさと公園は、ゆっくりと歩きながらお花見するのにもピッタリです。桜のトンネルをくぐりながら、小高い山を登りましょう。
写真:かのえ かな
地図を見る天気に恵まれれば、奥の方には瀬戸内海も見えます。桜と瀬戸内海、そして滑り台がそろった場所は、撮影におすすめです。
写真:かのえ かな
地図を見る通り沿いには、いたる所に瓦粘土で作られた動物がいます。十二支そろっていることから「干支ロード」と呼ばれており、こちらも瓦のふるさと公園の名物です。ぜひ、自分の干支を探してみましょう。
写真:かのえ かな
地図を見る干支ロードを歩いたら、公園の頂上を目指しましょう。そこには、瓦のふるさと公園のシンボルである展望時計台が待っています。
写真:かのえ かな
地図を見る展望時計台は公園の一番高い場所なので、眺めがバツグン!手前には菊間駅の瓦屋根の駅舎が、その奥には菊間町の町並みと菊間港、そして瀬戸内海と小さな島々が見えます。
菊間港はタンカーが寄港することが多いため、大型タンカーが海の上をゆっくりと進む様子もよく見えます。鉄道や船舶が行き来する様子は、いつまでも見ていられる癒しの風景です。
写真:かのえ かな
地図を見る展望時計台のそばにある蛇口も瓦のふるさと公園の見どころです。こちらも瓦粘土で作られています。なんとも勇ましい表情ですが、口から蛇口が出ているというのがとても個性的ですね。細部にまで菊間町らしさを感じさせてくれます。
写真:かのえ かな
地図を見る展望時計台のすぐそばに「かわら館」があるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。かわら館は中国四国エリアで唯一の瓦資料館で、菊間瓦700年の歴史を象徴する展示物が数多くあります。
明治17年に皇居に御用瓦を納めたときの原型や、広島で被爆してガラス状に火ぶくれした原爆瓦が特に有名です。
写真:かのえ かな
地図を見るほかにも、江戸時代に造られた鬼瓦や瓦の灯籠は、細やかな細工が施されていて芸術性が高く必見。
写真の遍照院庫裏鬼瓦(へんじょういんくりおにがわら)は、牡丹の花と唐獅子を組み合わせた作品。菊間瓦の鬼瓦を代表する作品ともいわれ、市の指定文化財にもなっています。
写真:かのえ かな
地図を見る歴史を伝える作品だけでなく、こんなカワイイ作品もあります。愛媛のゆるキャラ「みきゃん」の人形です。菊間瓦によるみきゃん人形は、愛媛県の良さを知ってもらうために作られ、みきゃんファンや観光客の心をグッとつかんでいます。
展示コーナーのほかにも実習館があり、瓦粘土で自由に作品を作ることもできます。お子さん連れの方は、手形を作ると成長記録になって楽しそうですね。
滑り台で遊んだり、桜のトンネルを歩いたり、菊間瓦の作品を見たりと、瓦のふるさと公園 かわら館はいろんな体験ができるお花見スポットです。見どころがいっぱいなので、所用時間は60〜90分くらいを目安にしておくと良いでしょう。
今治市の桜の見ごろは、例年4月上旬〜中旬となっています。ぜひ、足を運んでみてくださいね。
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(2024/5/8更新)
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