海外の教科書にも掲載された!?桜咲く山梨「新倉浅間神社」

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海外の教科書にも掲載された!?桜咲く山梨「新倉浅間神社」

海外の教科書にも掲載された!?桜咲く山梨「新倉浅間神社」

更新日:2017/03/18 18:22

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

「新倉浅間神社」は山梨県富士吉田市の北側に位置し、背後は新倉山、西には河口湖があります。甲斐国八代郡荒倉郷の氏神として705年にお祀りしたものが始まりで、その後は807年の富士山大噴火の際に鎮火祭が執り行なわれた神社です。春先には麓を含めると約300本の桜が満開になり、富士山を背景に桜と忠霊塔を同時に見ることができる神社として名が知れ渡るようになりました。そんな春先の境内の見所を紹介します。

忠霊塔までは登山気分で!

写真:木村 優光

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「新倉浅間神社」は新倉山の麓に位置する関係で、最上部に位置する忠霊塔にアクセスするには約100mの標高差を登らないといけません。車道も整備されていますが、桜祭り開催時は通行止めになります。

したがって最下部の駐車場に車を停めて、徒歩でのアクセスのみ!しかし登山気分と割り切れば人間頑張れるもの!意を決して398段の階段を登ってみましょう。

登り口には写真のように真っ赤な鳥居に果てしなく続くように見える階段!それを覆うかのような立派な桜がたくさん咲いています。これこそが「新倉浅間神社」の歓迎の挨拶なのです!

写真:木村 優光

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忠霊塔までの参道階段は途中に眺めの良い箇所や、下社(塩釜神社)などもあるため、それらに立ち寄ったりしながらゆっくり登ると良いでしょう。参道のほとんどの箇所は桜のトンネル状態で、上を見上げながら一段一段登るのもよし!

写真は塩釜神社付近の真っ赤な鳥居で、今まで登ってきた階段を振り返って見てみると、満開の桜の木の間から富士吉田市街を見ることができます。ここまで登れば忠霊塔まではあと3分の2!頑張って登ってみましょう。

参道階段を登り詰めれば真っ赤な忠霊塔がお出迎え!

写真:木村 優光

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徐々に参道階段を登るにつれて、少しずつ見えてくる真っ赤な忠霊塔にワクワクしながらもう一踏ん張り!やがて忠霊塔前の広場に着くと目の前には満開の桜に囲まれた真っ赤な忠霊塔の全貌が明らかになります。

どこかパワーをもらえているような感覚に陥り、しばしその場に立ち尽くしてしまいます。今まで398段の階段を登ってきた疲れもありますが、何か神々しい気を感じることで、そんな疲れもぶっ飛ぶかもですよ!

心を落ち着かせたら、次は忠霊塔の周囲の写真を撮ってみましょう。背後は山肌ですので、それ以外は全て桜の木に囲まれています。忠霊塔をメインに桜を撮るもよし、桜メインで忠霊塔の一部を暈すのもよし!

海外の教科書に掲載されたアングルがこれ!

写真:木村 優光

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忠霊塔の北側には新倉山へと上ることができる登山道が整備されていますので、忠霊塔の裏側に回ることができます。さて、忠霊塔の裏側から見える絶景はどのようなものだか予想できましたか?

その答えは上の写真!富士山に桜に真っ赤な忠霊塔!これこそ日本を代表するものが揃っていると言えませんか?!日本の和の原型を見ているかのようで、誇り高い気分になれます。桜の見頃は4月中旬ですので、富士山の冠雪量は1年の中でも最大量の5月に次いで多く、しばし見とれてしまいます。

このアングルこそが海外の教科書に掲載されたもので、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン改訂第4版」の表紙にもなりました。日本の象徴を表すには欠かせないものが全て写っていて、文句の付け所がありません!

写真:木村 優光

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「新倉浅間神社」は夜景も素晴らしいことでも知られています。夜間は桜のライトアップはされていないため、桜の存在が陰に隠れてしまいますが、それでもこの絶景夜景は見ごたえ有り!夜景だけ見るのであれば4月中旬に拘らなくても問題なし!

ベストタイムとしては早朝の太陽が昇る前!空が明るくなってくると写真のように富士山が闇夜に浮かび上がります。肉眼ですとわかりにくいかもしれませんが、いざ写真に撮ってみるとくっきりと浮かび上がります。どうですこの絶景?右端の忠霊塔のシルエットも味がありませんか?!早朝の眠気も間違いなしにどこかへ飛んでいってしまうでしょうね。

なお、4月中旬に桜と同時に夜景を観賞する場合は、富士吉田市街の早朝もしくは夜間はかなり冷え込むため、暖かい格好で臨まれることをオススメします。

忠霊塔からもう少し登山道を登ってみると?!

写真:木村 優光

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「新倉浅間神社」の境内は新倉山とつながっていることもあるため、境内はかなり広く感じます。どこまでが神社境内でどこからが登山道なのかはっきりした境目はありませんが、忠霊塔のある場所から東の方へと続く登山道を少し登ると、写真のような絶景が広がります。

真下には富士吉田市街の街並み、そして背後には霊峰:富士山!空に雲が一切ないスカーっと抜けた状態ですと、絶景度合いは高まり、素晴らしい眺めを見ることができます。特に自分で撮った写真の出来が良いと、絵葉書にしたくなるでしょうね。

写真:木村 優光

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真下の富士吉田市街に望遠レンズを向けると、「新倉浅間神社」の最寄駅でもある、富士急行下吉田駅を見ることができます。時には駅を行き交う電車の姿も見ることができ、電車好きの人でしたら高所にいながら電車を見ることができる満腹感を味わうでしょう。

特に山々に囲まれている影響で、電車の走行音が山肌にこだまし、自分が立っているところまで聞こえてきた時にはなんとも言いようがないローカルムードな雰囲気を感じます。

登山の好きな方に朗報!

「新倉浅間神社」の裏側(北側)には三つ峠山方面への登山道があります。そのため、脚力がある方でしたら新倉山を抜けて霧山、三ッ峠山、三つ峠駅と抜けてみる登山の旅も良いでしょう。

西には河口湖があるので、「新倉浅間神社」の桜を満喫したあとは、御坂みち経由で河口湖に立ち寄るのもオススメ!そのまま御坂峠を通って甲府盆地へアクセスするのも良いでしょう。

なお、「新倉浅間神社」の例年の桜の見頃は4月中旬。ただし、下吉田駅周辺とは約100mの標高差があるため、見頃は2、3日遅れます。駅周辺は満開なのに、「新倉浅間神社」の忠霊塔付近まで登ってみると7分咲き、なんてことが有り得ます。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2010/04/10−2015/04/18 訪問

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