ご紹介する「なるさわ富士山博物館」は、国道139号線沿いにある道の駅「なるさわ」に隣接するこちらの建物。敷地内から富士山を見渡せる絶好のロケーションに建ち、山のすぐそばで富士山について知ることができる施設なのです。
博物館がある山梨県は、水晶研磨の技術が優れており、地場産業として栄えているところ。それに因んでか、博物館には鉱石ミュージアムが併設されています。
驚くことに、博物館前に巨大な天然石が飾られていて、水晶・ソーダライト・アメシストなど、世界から取り寄せた巨大な天然石があり、黄色がかった鉱石のパイライトは、金運アップ。ピンク色のローズクォーツは、恋愛運アップ。赤色のレッドジャスパーは、勇気を与えてくれるなどなど、運気を上昇させてくれるパワーストーンがあり、入館前から楽しませてくれます。
博物館の入口から足を踏み入れると、現れるのはT−REXゾーン。こちらは、火山の爆発によって岩石に埋もれたティラノサウルスで、ここは地球の活動期を再現しています。
大人の背丈を遙かに超えるデカサで、センサーに反応して首を動かして瞬きをしたり、牙をむきだしにして口を開けるなど、本物さながら。あまりのリアルな様子に、思わず泣き出してしまう子供や、恐竜に大喜びして大興奮する子供もいて、時空を超えて太古の世界へタイムスリップしたのようです。
こちらは、富士山の巨大模型のコーナー。「これが富士山だ」と名付けられた模型で、誰も見ることができなかった内部の様子を現した模型です。スイッチを押すと、透明だった模型が、ランプで青色や赤色に照らされマグマの通り道を表現。照らされることで、一目でマグマの様子が分かるように工夫されています。美しい富士山ですが、内部では恐ろしい一面をもっており、自然の驚異を体感できてしまうような模型です。
富士山から流れ出た溶岩をはじめ、浅間山などの日本各地の溶岩を紹介した「溶岩ってなに」のコーナーがあり、溶岩の性質の違いを見比べることもできますよ。この他、溶岩の富士山の植物や動物の紹介をクイズ形式で答えて遊びながら楽しめる「ギャラリーマウント富士」。富士山を上空から撮影した映像が見られる「マウント富士シアター」。世界から集められた原石を紹介する「世界の鉱石フェア」など、様々なコーナーがあります。「マウント富士シアター」は、繰り返し映像が流れているので、待つことなく見ることができるので、お勧めです。
展示室を出ると、ミュージアムショップになっています。ここは、ラピスラズリ・ヘマタイト・タイガーアイなど、人気のパワーストーンを使ったキーホルダーやアクセサリーなどお土産を販売。ここでお土産を探すのも楽しみの一つですが、ここでお勧めしたいのが、こちらの隕石です。これは、1838年アフリカのギべオンメテオライトフィールドで発見されたもの。
大概の隕石は、地球の大気圏に突入した時、燃え尽きてしまうそうですが、燃え尽きずに地球まで達した珍しいものです。隕石は言い方を変えれば流星で、宇宙の彼方からはるばる地球にやってきた希少な石に触ることができるのです。隕石は、見た目よりもずっしりと重く、ひんやりしています。希少価値が高く、奇跡的にやってきた隕石に触れば、きっとご利益ある事間違いなしですよ!
この展示物の向かい側には、ハート形をしたピンク色のハッピーストーンがありますよ。3秒間触り続けると願いが叶うそうなので、是非とも触ってみて下さいね。
ミュージアムショップでは、人気のパワーストーンを使ったオリジナルのブレスレット作りも体験できます。ゴールドルチルなどの変わった鉱石から定番の水晶まで、様々な鉱石からお好きなものを選ぶことができます。仕事運はタイガーアイ、勝負運はヘマタイトなど、それぞれに合った悩み別に作ることができますよ。
隣接する道の駅「なるさわ」は、湧水が汲めるスポットや、富士桜ソフトが人気な食堂、野菜などの地場産品を販売する売店などがあり、こちらも見逃せません。
「なるさわ富士山博物館」は、世界の国から認められた日本の象徴「富士山」の新たな顔を学べる場所。訪れて見て知って感じてみませんか。
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