圧巻の展示!沖縄海洋博公園「海洋文化館」で『モアナと伝説の海』の世界へ

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圧巻の展示!沖縄海洋博公園「海洋文化館」で『モアナと伝説の海』の世界へ

圧巻の展示!沖縄海洋博公園「海洋文化館」で『モアナと伝説の海』の世界へ

更新日:2017/03/22 16:51

万葉 りえのプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 万葉 りえ アマチュア写真家

美しい海を背景に広がる沖縄の海洋博公園。特に「美ら海水族館」は人気スポットですが、ここの魅力はそれだけではありません。
「海洋文化館」は地味な名称ですが中に入ればイメージを裏切る圧巻の展示!そこはまさにディズニー映画『モアナと伝説の海』の世界。展示物と美しく感動的な映画の世界が響きあいます。さあ、モアナが旅に出た船や航海の知恵を知り、あなたも大海原へ!しかもプラネタリウムも充実のラインナップです。

様々な施設がある 海洋博公園

写真:万葉 りえ

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1975年に開かれた沖縄海洋博。その広い敷地には現在様々な施設が建設され、大きな公園となっています。以前から水族館はあったのですが、その施設も「美ら海水族館」となって大きくリニューアル。ジンベイザメが飼育され、観光地沖縄の中でも人気の観光スポットとなっています。

その海洋博公園内の施設の一つ、「海洋文化館」は、名称も地味ですが、大きな建物の外観も地味め。しかし、中に入るときっと予想を裏切る充実ぶりに驚くはずです。そこにはすぐに南太平洋に飛んでいきたくなる世界が広がっているのです。

中央ゲートのすぐ左に立つ「海洋文化館」

写真:万葉 りえ

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海洋博公園の中央ゲートを過ぎると、下っていく先には大きく海が見えてきます。噴水広場まで下りれば、人々は美ら海水族館に向かって右方向へと進むのですが、いえいえ、待ってください。海洋文化館があるのはその手前。木立に隠れてわかりにくいのですが、すぐ左手に海洋文化館の大きな建物があるのです。

美ら海水族館を海側から眺めたら、その横幅の長さに大きさを実感されるでしょう。海洋文化館もそれに負けない横の長さを持っているとわかれば、どんなに大きな建物なのか想像がつきますよね。

写真:万葉 りえ

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美ら海水族館やイルカのショーがあるオキちゃん劇場を見た後なら、海側の入り口から入れます。自動ドアの向こうには何もない???と思うかもしれません。が、上を見上げてください。そこには空中にこんなに大きな船が展示されているのです。

この船はタヒチのダブルカヌーで、イギリスのクック艦長を迎えた時のもの。この大きさだけでもインパクトが大きいのですが、これで驚くのはまだ早いのです。

広大なオセアニアを旅する二階ホールは、リアルなモアナの世界

写真:万葉 りえ

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沖縄だけでなく、日本列島全体も太平洋を取り巻く島々の一つ。ディズニーの映画『モアナと伝説の海』は遠い世界のように思うかもしれませんが、同じ太平洋の仲間。そして、その島々に住む人たちはアジアから島々へと勇敢に渡っていったのです。

展示室に入ってすぐの二階ホールは、三階まで吹き抜けの空間。そして原寸大のカヌーが周りに配置された中央には、大きな大きな太平洋の地図が床に広がっているのです。しかもこの地図、ただ太平洋を表しているだけではありません。奥の大きなスクリーンに映し出される話に合わせて、場所を教えてくれたり、嵐がおきたり…と連動してダイナミックに太平洋と人類の歴史を物語ってくれるのです。

写真:万葉 りえ

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このゾーンではオセアニアの島々について文化や生活などをテーマ別に紹介しています。映画の主人公であるモアナもそのオセアニアの海洋文化の中で育ってきた女の子です。船の陰から、また再現された家の後ろから、今にもモアナが出てきそう。きっとスクリーンに映し出された夕日も、モアナは毎日見ていたはず。

世界観や祈り、体を飾る伝統なども紹介されているので、ここを見ておけば、映画がより深く、また映画を見た後なら、様々なシーンを納得しながら思い出していただけるはず。映画の中で観客を楽しませてくれる半人半神のマウイの体の入れ墨にも、深い意味があるのです。

写真:万葉 りえ

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大きなスクリーンの奥にもオセアニアの世界が広がります。そこには海が結んだ交流を象徴する大型のカヌーが展示されています。交流と儀礼を大切にして、人々は長い間暮らしてきたのです。映画を先に見た方なら、モアナが祖母に連れられて行った、先祖の船が隠されていた大きな洞窟が思い浮かぶのでは。

モアナが乗っていた船とそっくりなのがリエン・ボロワット号です。それだけでなく、この船は、スターナビゲーションという伝統的航海術で実際に800キロもの航海をしたという船。他にも映画で出てきたシーンを連想させる船を見つけてくださいね。

星を、自然を、よんだ人々

写真:万葉 りえ

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今のような人工衛星で位置を確認するということができなかった時代。昔は羅針盤が使われていたことをご存知の方もいらっしゃるでしょう。しかしもっともっと前の太平洋の人々がどうやって島々へ渡っていったのか・・・三階は、長い時をかけて培い養われていった技術とともに、新天地へ向けて人々が大航海をしていた様子を映像を交えて紹介します。

写真:万葉 りえ

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それはまさに、航海術を知らなかったモアナが大海原の中でマウイから教えてもらった海洋民族の知恵。堅苦しい文章ではなく漫画仕立てになっているので、わかりやすさも一押しです。

展示以外の設備も充実の海の博物館

写真:万葉 りえ

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見るばかりの展示だけではありません。ここに右手を置けばあなたもたちまちサモアのお年頃の美女。
どんなふうになるのかは、ここで実際に手を置いてみてくださいね。

写真:万葉 りえ

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そして、この館内には立派なプラネタリウムもあり、別料金を払うことなく鑑賞できます。『沖縄ぬちゅら星』というオリジナル番組は季節ごとに変わるので、違う季節にも見てみたくなるもの。また、お子さんと一緒なら、祖父に教わった伝統航海術(スターナビゲーション)を使って仲間とともに大海原に乗り出した見習い航海士の少年ロイの番組などおすすめ。

毎日、数本の番組が上映されるので、見たい番組の時間を確認してから展示を見ることもできます。

これだけの展示を誇りながら、入館料は大人170円!

巨大な帆船が何艘も展示されるだけでなく、映像などを使っての充実の展示に、衣装を着たり楽器をたたいたりできるスペースも設けられています。また、説明を受けながら展示を見て周れるツアーもあり、プラネタリウムを何度も見ることだって可能です。

それなのに、入館料は「たった」という言葉をつけたくなる、「170円」。小中学生はなんと「50円」という驚きの価格(2017年2月現在)。ここは海洋博公園で見ておかないともったいない場所です。

映画のラストシーン。挿入歌「How Far I’ll Go」の歌声が響き、先祖の船を使って再び大海原へと乗り出した場面の中では、きっとここで見た数々の船も共に波をかき分けて進んでいく様が浮かぶことでしょう。
映画が先か、海洋文化館が先か…モアナが乗り出した大海原の世界。海洋文化館で、海と自然と人が織りなしてきた世界を実感してみませんか。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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