写真:古川 悠紀
地図を見る場所はホーチミン市の中心のグエンフエ通り。雑貨通りと呼ばれるドンコイ通りと並行して走る道幅広い道です。グエンフエ通りは2015年以来歩行者天国となっていて、旅行者にとってもちょっとした名所として支持されるようになりました。アオザイショーは、そのグエンフエ通り沿いの建物内にて営業。サイゴンプリンスホテルの隣の建物となります。
写真:古川 悠紀
地図を見るアオザイショーの前後にはグエンフエ通りを散歩するのもおすすめ。夜の23時ころまで多くの人やお店で盛り上がっているので、ショーの後でも楽しめます。
写真:古川 悠紀
地図を見るアオザイショーの正式名称は「Si Hoang Show(シーホアン・ショー)」。シーホアン氏はベトナムのアパレル業界では知らない人はいない有名ファッションデザイナー。ベトナムに留まらず、世界中で活躍し、伝統衣装であるアオザイの魅力を伝えています。そのシーホアン氏がアオザイのデザインから演出まで手掛けているとのこと。かなり期待できますね。旅行者は公演日に注意してください。公演は毎週水曜、木曜、土曜、日曜の週4日です。公演時間は20時30分〜22時の90分ですが、場合によって多少開始時間が遅れることもあり、その場合は終了時間もずれ込みます。
写真:古川 悠紀
地図を見る上演開始までは会場入口手前にあるアオザイ博物館を見学することができます。こちらには約80点のアオザイが展示されていて、それぞれどんな時代にどんな時に着用されていたのか、英語による説明文で紹介されています。ちなみに、アオザイは中国清の時代にベトナムに入ってきたとされていて、確かにチャイナドレスに似ている格好が印象的です。ただし、最初は4つ身頃の服で、現在のスリットの入った上衣と下衣のシンプルなデザインになったのは20世紀ころからと言われています。博物館内には古都フエの皇帝が着ていた服も展示されています。
写真:古川 悠紀
地図を見るショーは11のプログラムに分かれています。アオザイを着て優美に振る舞う女性が登場したと思いきや、時代とともに変わるデザインをファッションショーのように男女が続々とランウェイを歩いたりと、それぞれ異なるテーマを楽しむことができます。
写真:古川 悠紀
地図を見るまた、ショーはアオザイだけではなく、伝統の打楽器や弦楽器を使った民族音楽の演奏もあり、飽きることなく鑑賞することができます。ショーで披露される衣装はアオザイに限らず、フィナーレでは古代ベトナムの衣装を着た男女も登場します。
写真:古川 悠紀
地図を見る上演中、観客は両サイドの椅子に座って、中央のランウェイで繰り広げられる演目を鑑賞することになります。演目の中にはベトナムの慣習を美しく表現する場面もあります。道端で一休みする行商人、世間話をする女性たち、恋話に花を咲かせるアオザイを着た女子学生など、ベトナムの日常の一コマをうかがうことができます。
写真:古川 悠紀
地図を見る演目の中盤では、観客がランウェイに上がって、彼らと記念撮影をすることができる時間もあります。行商人からバインミーやチェー、お茶などを受け取ることもでき、彼らの文化と生活の中に溶け込むことができるユニークな演出です。
開演時間が20時30分からと少し遅いので、それまでの間ホテルで疲れをとることもできますし、ディナーに出かけたり、夜の町を散策することもできます。多くの旅行者はドンコイエリアもしくはベンタイン市場周辺のホテルに宿泊するので、徒歩で向かうことも可能。旅行者にとっては外せないエンターテイメントショーとなるでしょう。
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(2024/3/19更新)
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