誰もがビビるっ!あの世のテーマパーク「伊豆極楽苑」

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誰もがビビるっ!あの世のテーマパーク「伊豆極楽苑」

誰もがビビるっ!あの世のテーマパーク「伊豆極楽苑」

更新日:2017/03/03 18:03

sachieのプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター sachie 伊豆史女、伊豆専門ナビゲーター

静岡県伊豆市の「伊豆極楽苑」は、地獄と極楽めぐりができる珍しい観光施設。985年に書かれた文献を元に、人間が火あぶりや串刺し肉団子にされる焦熱地獄や、舌を抜かれる大叫喚地獄などの地獄を生々しくリアルに再現。また、閻魔大王の前で懺悔できるユニークなポイントや、阿弥陀様の胎内くぐりなどのパワースポットもある、これぞ日本の地獄を体験できる「伊豆極楽苑」をご紹介します。死後の世界が気になる方、必見です。

おぞましくも面白い!他では見られない「地獄極楽めぐり」

写真:sachie

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ご紹介する「伊豆極楽苑」は、伊豆市船原の国道136号線沿いにあります。国道を進むと、里山の中に一際目を引くこちらの建物です。ここは、今から千年以上前に名僧で知られる法然・親鸞の師の源信が記した「往生要集」に基づいて造られた、死後の世界を巡ることができる施設です。

地獄や極楽にテーマを当てた非常に珍しい場所なので、NHKの新日本風土紀や、ポーランドのドキュメンタリー映画に出演するなど、国内外のメディアから注目されるスポット。入園口の壁には、芸能人やリポーターなどのサインが所狭しと飾られています。

思わずぞっとするけど、好きな人にはたまらない!ワクワクドキドキの世界

写真:sachie

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館内に入ると、スタッフの方が約5分ほどミニ講座を開催してくれるので、地獄の豆知識がなくても大丈夫。誰でも簡単に楽しめます。人が死んでから49日間は、7人の裁判官に1週間ずつ裁判をされて、地獄などその人に合った行先を決められるなど、死後の世界についての豆知識を伝授してくれます。

三途(さんず)の川・四十九日の冥途など、あの世に付きもののお馴染みの言葉の意味も説明してくれるので、気になる人は是非どうぞ。説明が終わると、いよいよ地獄めぐりがスタート。光が閉ざされ、薄暗い闇の中を歩くと、ご覧のような不気味な世界が広がっています。

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地獄は、等活地獄ゾーン・衆合地獄ゾーンなどのぞれぞれのゾーンに別れていて、こちらは黒縄地獄のゾーンです。このゾーンは、鬼が人間達を刀や鋸で刻み、鬼が人間を大釜で煮たてる姿を表した地獄。鍋の炎がメラメラと立ち上がる様子は、灼熱がこちらまで伝わってくるかのよう。釜の縁からあふれ出す血の様子など本物さながらの光景で、思わず背筋に寒気が走ってしまうようです。

凄い形相の鬼や、1体1体の人間の細かな表情まで表されていて、見ているだけでもハラハラさせられ、うめき声やグツグツ煮える音まで聞こえてきそうですよね。地獄ゾーンの閻魔大王の前では、懺悔台などが設けられていて、懺悔できるポイントもあるので、日頃の悪事を告白してみても良いかも? 懺悔台には、懺悔帳も用意されていますよ。

極楽ゾーンで、ほっと一息

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地獄めぐりの後は、極楽ゾーンに入ります。こちらは、極楽の世界を表していて、地獄を見た後の極楽の風景は何故か心が和んでしまうような景色が広がっています。

地獄へ行きたくない人は、ここで極楽結縁御守を売っているので、是非購入されてみては如何でしょうか? 極楽結縁御守は、ここのオリジナルで、日本で唯一ここだけでしか売っていない極楽祈願の御守です。

極楽の世界は、ハワイと同じ気温で過ごしやすい環境で敷金礼金なしの世界のよう。この他、阿弥陀様の胎内くぐりなど御利益を貰えそうなパワースポットもあるので、是非見逃さずに見学して下さいね。

指定史跡に匹敵する!希少な資料に触れられる

写真:sachie

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そして驚くことに、ここでは江戸時代に出版された実物の本に触れられてしまうのです。ここにあるのは、985年に記された「往生要集」をモチーフにした江戸時代に再出版された復刻版など。一番古い文献は、寛永17年(1640年)のもので、何とその本に素手て触れてしまうのです。ここでは、あえてお子様に触ってもらって、地獄の世界を身近に感じてほしいとのことから置いてある、館主の特別な計らいなのです。

ここに展示されている本は、博物館でガラスケースに入れて保管されてもおかしくないよう貴重な資料ばかり。ページをめくってみると、柔らかくしなやかな独特な手触り。本の絵は、地獄が繊細に描かれていて、江戸時代に書かれたとは思えないくらい美しい絵で、文字も間近で見られる珍しい体験もできてしまうのです。

18才以上の方は、秘宝展との共通セット券がお勧め

ご紹介した「伊豆極楽苑」には、秘宝展も併設されていて、タイやインドなどの外国の風俗を表した像や、男女の交合の体位を示した四十八手の像などを展示。18才以上の方は、秘宝展とのセット券がお勧めです。

敷地内では、地獄意気などユーモアに富んだ顔出しパネルの撮影ポイントや、男の人が触れると愛する女性と結ばれる「女神像」、恋愛成就夫婦和合の神に御利益のある神社などのパワスポも満載。

伊豆市にある「伊豆極楽苑」は、滅多に見られない地獄極楽の世界に特化したレアでマニアックな博物館。カルトマニアのみならず、今を生きる感謝と戒めを兼ねて、訪れてみても良いかもしれませんね。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/25 訪問

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