「界 津軽」の看板を見つけ正面玄関に向かうと、スタッフの方がお出迎えしてくれます。到着時に雪がちらついていると、わざわざ傘を持って来てくれるなど、「これが星野リゾートのサービス!」と心が高まることでしょう。
池の中に浮かんでいるように見える建物の通路を歩き、ロビーに向かいます。日本画の巨匠加山又造による巨大壁画「春秋波濤」を中心にした落ち着いた雰囲気のロビーでは、おしぼりとウエルカムドリンクをいただきながらチェックイン。おしぼりで手を拭いてホッと一息、旅の疲れが無事に到着した安堵の気持ちに切り替わります。ウエルカムドリンクは、温かいリンゴジュース、シードルから選べます。青森県特産のりんごによるお出迎えに、「青森に来た!」と気持ちもさらに盛り上がります。
大浴場は、樹齢2000年の古代檜が使われ、湯船には青森産のりんごが浮かぶ「りんご風呂」。浴場には、りんごジュースと冷やされた地酒も用意されています。窓の外は雪景色。りんごの香りに包まれて、雪見酒をちびりちびりといただく。この上ない、至福の時間を過ごせるでしょう。
無色透明で、冷え性、疲労回復などに効能があると言われている大鰐温泉で、日頃の疲れも癒やされます。
大浴場にはスチームサウナ施設も整っており、アメニティー類もボディソープ、シャンプーからメイク落とし、スキンケア用品、そしてヘアゴム、くしまで用意されているので、部屋から手ぶらで行けます。
大浴場の入口付近のお休み処には、りんご酢、ごぼう茶、そしてビールのミニ缶が用意されています。入浴前の水分補給、入浴後の泡! この心配りに、心も満たされます。
食事の時間になったら、お食事処に出向いていただきます。お食事処の一部の席からは、夜であればライトアップされた庭と池を眺められます。
夕食は青森産の食材をふんだんに使用した、季節の会席。大間のまぐろの先付けから感動の嵐です。それは、器。りんごが使われているのです。大間のまぐろとりんごのマリアージュを目と舌で味わえます。
八寸の「鴨燻製とりんごの串」、「フォアグラ干し柿」という果物と意外な組み合わせが、食の新しい世界に連れて行ってくれます。メインは「鮑の若布包み焼き 肝だれ」。写真の鮑は目を見張るほどの柔らかさ! 甘味は青森の真骨頂、「林檎のデザート」、「界 津軽特製 淡雪チーズ りんごソース」など、りんごが楽しめます。
食事時間はゆったり2時間ほど。スタッフの方が付き、食事に合うお酒の紹介や、料理についての説明をしてくださいます。新鮮な食材、繊細な味、器の美しさ、普段とは違う時間の流れの中、心ゆくまで食事を堪能できます。
朝食もお目覚め、先付と9品提供され、ゆっくりと1時間ほどいただきます。青森県民のごはんの友と言っても過言ではない、弥三郎漬(昆布、数の子などが入っているねばねばした食感のしょうゆ漬け)もぜひ味わってみてください。デザートにはりんごがついています。
青森に関する書籍がそろうトラベルライブラリーには、ドライリンゴのみでつくられた「りんご茶」、ドライリンゴと紅茶のハーモニーが楽しめる「りんご紅茶」が用意されています。読書をしながらゆっくりお茶を味わう、贅沢な時間が過ごせます。
ロビーには24時間自由に飲めるコーヒーメーカーがあります。コーヒー、エスプレッソ、カフェラテのほかココアもあり、食後など一服したいときに、お好きな飲み物でリラックスできます。
「りんご茶」はほのかにりんごの甘味が感じられる優しい味で、「りんご紅茶」はドライリンゴが使われている贅沢な紅茶です。館内の売店でも購入できるので、おみやげとしてもおすすめです。
ホスピタリティーあふれるサービスを受けながら、ゆったりと流れる時間の中で、自分の五感を感じることができる「星野リゾート 界 津軽」。宿泊してみて「またここに戻ってきたい」と思わせられることから、星野リゾートが多くの施設でリピーターを生んでいることも納得。忙しい日常生活を送っているからこそ、身に染みるサービスの数々。「一度は泊まりたい、星野リゾート」は「一度は泊まってもらいたい、星野リゾート 界 津軽」でした。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/23更新)
- 広告 -