鳥取県の中央部に位置する東郷池は、しじみ漁が有名な池です。東郷池は、周囲約10キロメートルの淡水湖です。池の形が、鶴が羽を広げているような形をしているので、「鶴の湖」とも呼ばれています。とても地域の人たちに親しまれている池です。周囲に温泉が点在する東郷温泉の中に、「ぱにーに」はあります。
店舗は、山陰本線松崎駅のすぐそば。車いすでも入れるように、玄関にはスロープがあります。トイレも広々とした設計で、障がいのある方にも配慮して造られています。
足湯「大黒天の湯」のお湯は、もちろん東郷温泉のお湯です。
「ぱにーに」はイートインコーナーがあり、自分で選んだパンを店内で食べることができます。もちろんテイクアウトもできますが、店内で、焼きたてパンを狙って食べるのがお勧めの楽しみ方です。セルフサービスのドリンクバーがあるので、パンを買うときには一緒にオーダーするといいですね。ランチの時間帯にはスープも飲み放題です。
お店に入ると、ずらりといろいろなパンが並べられていて、どれにしようか迷ってしまいます。この「ぱにーに」のパンは、次の日でもやわらかいパンです。それは生地に添加物を使っていないから。イーストフードなど一般には使われていますが、それらは一切不使用。体にいいものを考え作られています。ただ美味しいだけではなく、体にいいパンということが特徴でもあります。
焼きたてのパン以外にも、「しじみラーメン」や「ぜんざい」などランチメニューもあります。店舗に面する東郷池は、しじみ漁が盛んで、そのしじみは大和しじみと呼ばれ大粒で良質なしじみが獲れる池です。
「ぜんざい」というと和のデザートというイメージが強いですが、鳥取県内は「ぜんざい」がお正月の雑煮なのです。ですから「ぜんざい」は、この地方では特別な食べ物でもあり、また親しみのある食べ物ということになります。ぱにーにはこのように、地域の特色を取り入れたパン屋さんです。多くのお客さまに親しまれ、年配の来店者も多く、様々な年齢層の方が来店されています。
ここでは、東郷池を眺めながら食事をすることができます。パンを選んだら、湖畔を眺めそして足湯ができるコーナーへ。窓ごしに見える東郷池を眺めながら、ゆっくりと食事を楽しんでください。春の時期は、東側の対岸の桜絵巻を見ることができ、花見でも最高の席となります。
お湯はぬるめの設定がしてありますが、もしお湯がぬるかったら、お店の方に言うと温度を調整してもらえます。このコーナーには、足ふきタオルもおいてあります。もちろん、利用料も無料ですので気軽にご利用ください。店内でパンが食べられるお店は、多いですが、足湯ができて、しかも食事ができるパン屋さんは鳥取県ではここだけ、全国でも珍しいでしょう。
足湯コーナーの目の前には東郷池が広がります。冬の季節には野鳥の鴨が池の中で餌をついばむ姿、春の季節には岸辺の山に淡いピンク色の桜を見ることができます。
地域の、しかも幅広い層の方に愛されるぱにーに。また2階は食事以外にも利用できる会議室にもなっています。お店の商品をお買い上げの方は使用料が無料になります。(要エアコン使用料・1時間あたり500円)事前にお問い合わせの上お申し込みください。
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