歴史ファン必見!「熊本城」周辺で見学したい史跡&見所12選

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歴史ファン必見!「熊本城」周辺で見学したい史跡&見所12選

歴史ファン必見!「熊本城」周辺で見学したい史跡&見所12選

更新日:2017/02/26 18:43

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー

平成29年2月現在、天守閣周辺へは立ち入れない熊本城ではありますが、その周囲は歴史ファン必見の見所に溢れています。このエリアを観光しないなんて勿体ない!
熊本にゆかりのある人物も、熊本城築城の功績者・加藤清正から肥後の国を引き継ぎ宮本武蔵を招いた細川忠利や、西郷隆盛、小泉八雲など、その顔ぶれも実に多彩です。彼らの功績を偲びつつ、復興を遂げる街の姿を目に焼き付けながらの散策をしてみませんか?

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熊本城と路面電車

熊本城と路面電車

写真:古都の U助

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熊本市民にとっては心臓とまで言われる鶴屋百貨店の前「通町」の信号付近から西側をみる風景は、熊本城と熊本市交通局の路面電車が一度に眺められ、撮影スポットとしてもはずせない場所です。すぐ西側に路面電車の通町筋電停(停留所)がある為、電車車両も比較的ゆっくり撮影することができます。熊本の路面電車は広告車両も含めたくさんのデザインがある為見ていて飽きません。

熊本城と路面電車

写真:古都の U助

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熊本地震の影響による照明設備破損の為一時は休止していましたが、熊本城はH29年2月現在日没から23時まで毎日ライトアップされています。ここから見る夜の熊本城も素晴らしいものです。

熊本城と路面電車

写真:古都の U助

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こちらは鶴屋百貨店南側にある「小泉八雲旧居」。小泉八雲は1850年ギリシャ生まれのイギリス人で、後日本国籍を取得。島根県松江で英語教師の職に就いた後、明治24年英語教師として熊本へやってきました。八雲が熊本で住んだ最初の家がこの住居で、熊本市指定文化財になっています。地震の影響もありH29年2月現在、邸宅と庭園の一部が無料で公開されています。

熊本市役所前

熊本市役所前

写真:古都の U助

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熊本市役所の前には、熊本城を築城した加藤清正の兜を模したオブジェがあります。加藤清正の兜といえば有名なのがこの長烏帽子形兜。長ーい兜のデザインの影響もあってか、清正公はかなりの長身な人物であったという説があります。清正公は佐々成政の失脚後、肥後の国の北半分19万5千石を与えられ隈本城に入場。城の大規模な改修を進め名を熊本城と改めました。

市役所は14階に展望ロビーがあり、夜22時まで利用することもできます。ちょっとちがったアングルからお城を眺めてみるというのもおすすめです。

熊本市役所前

写真:古都の U助

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路面電車沿いに市役所の西側へ行くと、最近では珍しくなった水飲み機が設置されています。熊本市は水道水のほぼ100%を地下水で賄っているという全国でも珍しい地域。都会の方は水道水を飲むのに抵抗があるかもしれませんが、機会があればぜひ味見してみて下さい。うがいで水を口に含んだだけでも、あるいは肌が敏感な方ならシャワーを浴びただけでも違いがわかるかもしれません。

熊本城西南部

熊本城西南部

写真:古都の U助

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熊本市役所のすぐそばを流れる坪井川沿いに立派な石垣と長塀沿いに西へ歩くと、お城の本丸南部にある「加藤清正像」があります。大柄だったという説(兜で大きく見せていたという説も)があるとおり、とても立派な姿で春は周囲の桜の花も楽しめます。

天守閣のライトアップを含め清正像や、すぐそばの桜の馬場・城彩苑や、西南の役回顧之碑なども、昼間はもちろん夜の明かりが灯った時間帯は、またちがった雰囲気が味わえます。

熊本城西南部

写真:古都の U助

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熊本は日本国内最後の内戦となった西南戦争の舞台となった地。熊本城も天守閣をはじめ大きな被害を受けました。熊本城の南部にある複合施設、桜の馬場・城彩苑の前には「西南の役回顧之碑」があります。

明治10年の西南戦争では、薩摩軍が熊本城の堅固な守りに攻めあぐねているうち官軍の援軍が到着、それに対応するため薩摩軍は田原坂などへ主戦力を割かねばならなくなり、熊本城を落とすことはかないませんでした。西郷隆盛は官軍に負けたのではなく、熊本城を築城した清正公に負けたのだと口にしたといいます。

熊本城西南部

写真:古都の U助

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熊本城の南西部にある複合施設「桜の馬場・城彩苑」があり、夕方までならお土産ショップ、観光案内所の利用などができ、ぜひ食べてみたい熊本グルメもいっぱい!日没後に明かりが灯る様子も美しく、一部のレストランは夕方以降も営業しているので、詳しくは下記MEMO欄のHPなどで確認してください。

熊本城・東部

熊本城・東部

写真:古都の U助

一番右の単独で台座に座っているのは、西南戦争の際に52日間にわたり熊本城に籠城し西郷軍の猛攻に耐え功績をあげた「谷千城」のブロンズ像。

そして左側の群像は「横井小楠をめぐる維新群像」と呼ばれるもので、左端から坂本龍馬、勝海舟、横井小楠、福井藩主・松平春嶽、熊本藩主・細川護久と並んでいます。

熊本・内坪井生まれの学者「横井小楠」は、はじめ藩校である時習館の塾長を務めたあと私塾を開き、後には福井藩の松平春嶽に招かれ福井藩校明道館で講義を行うなどしました。江戸の越前松平邸にも招かれ、江戸で勝海舟や坂本龍馬とも知り合ったといいます。また、龍馬は熊本の小楠のもとをたずねたこともあったとか。小楠には多くの門弟がいましたが、熊本出身の徳富蘇峰・蘆花兄弟の父、徳富一敬もその1人です。

熊本城・東部

写真:古都の U助

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熊本城、さらに隈本城以前は隣接する東側の丘陵地に千葉城が置かれていました。千葉城は文明年間肥後の国の守護・菊池氏の一族、山田氏によって築かれたのが始まりとされています。初夏ならツツジの綺麗なこの坂道を上ると、宮本武蔵の邸宅跡があります。

熊本城・東部

写真:古都の U助

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細川忠利の客分として招かれた剣豪・宮本武蔵は千葉城跡に屋敷を与えられ、晩年は霊巌洞(熊本市西区)に籠り五輪の書を執筆。武蔵が住んだという邸宅跡の一画には、ゆかりの井戸跡があります。

熊本城周辺の神社

熊本城周辺の神社

写真:古都の U助

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熊本城の東南には、加藤清正が熊本城を築城する際その守り神として勧請した「熊本稲荷神社」があります。H28年4月の地震では鳥居の破損や手水舎と石畳の崩壊、御狐様と狛犬さん、石灯籠の倒壊など大きな被害を受けましたが、着実に復興に向けての努力がされています。

熊本城周辺の神社

写真:古都の U助

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H29年2月現在熊本城周辺は立ち入りできない場所も多く、熊本城を眺める場所も限られていますが天守閣北部に位置する「加藤神社」は参拝可能。熊本城を間近で見ることができる近影の名所で、本丸と宇土櫓が並ぶ絶景を見ることが出来ます。

熊本城周辺の神社

写真:古都の U助

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お城から少しだけ離れますが熊本の繁華街の真っ只中、鶴屋百貨店の西北側には「手取天幡宮」のお社があり、路面電車の走る道沿いに鮮やかな鳥居があります。境内は少し奥まったところにありますが、夏目漱石をして森の都といわれた熊本。境内には目を見張るような大木もあります。

最後に

ぜひ皆様も様々な魅力に溢れる熊本の街を堪能してください!もちろんあちこちでくまモンに会うこともできますよ!

歴史的建造物や老舗のお店など、地震の影響でシートや囲いをして作業をしているところもまだまだあり、お目当ての場所で見学できないところがあるかもしれませんが、それもまた感慨深いものがあることでしょう。熊本城周辺の見学可能場所については下記MEMO欄の熊本城HPも参考にして下さい。現在熊本城では復興城主の募集、熊本稲荷神社でも復興ファンドが立ち上げられており、復興の手助けをすることも可能です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/01−2017/02/07 訪問

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