ラストは桜のトンネル!千葉「花見川」で堪能したい全長4kmの桜道

ラストは桜のトンネル!千葉「花見川」で堪能したい全長4kmの桜道

更新日:2019/04/08 13:42

咲田 みつるのプロフィール写真 咲田 みつる 千葉県1周ランナー、鈍足のトレイルランナー
全国に桜の名所は沢山ありますが、駐車場が少ないなどの問題で、地元の人だけに愛されているスポットも少なくありません。しかし、こういった場所こそ、実は渋滞知らずの快適なお花見ができる穴場なのです。
千葉市の花見川付近は、3月下〜4月上旬、駅から続く約4キロの道のりを、のんびりお花見できる穴場スポット。「花園グリーンベルト」「花見川千本桜緑地」を経て、ラストは約1キロ続く壮観な桜のトンネルがお出迎え!

最寄りの新検見川駅からすぐ「花園グリーンベルト」

最寄りの新検見川駅からすぐ「花園グリーンベルト」

写真:咲田 みつる

地図を見る

千葉市の中でも、お花見のシーズンには、ひときわ気になる地名「花見川」。千葉市の花見川区のほぼ中央を流れ下る川で、同区には「花見川」や「花」を冠した地名が多く存在しています。

今回約4キロ(途中桜のない区間もあり)続く桜の名所としてご紹介するのは、主に街路沿いという場所柄、特定の駐車場がありません。そのため駅からのウォーキングをおすすめします。(後述しますが、帰りはバスで最寄り駅に戻ることも可能です。)

出発はJR総武本線「新検見川駅」、または京成千葉線「検見川駅」です。『あれ?花見川じゃなくて、違う川の名前なの?』と思いますよね。検見川は「けみがわ」と読みますが、もとは「華見川」だったとも言われています。

駅を出たら、まっすぐ花園中学校側へ歩いて行きましょう。約5分ほどで、桜街道に到着します。ここは「花園グリーンベルト」といい、両側を一車線の車道に挟まれた約1KM続く緑地帯です。(京成線「検見川駅」から花園グリーンベルトを目指す場合、わずかですが急坂がありますので、JR総武本線「新検見川駅」経由で訪れることをおすすめします。)

ソメイヨシノなどの古く大きな桜が約1キロにわたって咲き誇り、壮観です。

最寄りの新検見川駅からすぐ「花園グリーンベルト」

写真:咲田 みつる

地図を見る

グリーンベルトの中は、歩いて散策する事が出来ます。途中、広くなった場所を見つけてレジャーシートを広げることもできます。

ただし、真横の道はかなりの交通量がありますので、座ってのんびり過ごすなら、次項でご紹介する「花見川千本桜緑地」がおすすめです。

花見川千本桜緑地は、のんびり出来る憩いの場

花見川千本桜緑地は、のんびり出来る憩いの場

写真:咲田 みつる

地図を見る

花園グリーンベルトを堪能したら、次は地図を確認してから花見川へ歩いて行きましょう。

花見川の堤まで出たら、上流に向かって600Mほど進むと、ほどなく「花見川千本桜緑地」に行きあたります。ここから川沿いに約800Mほど、大小の桜が植わった緑地帯が続きます。

花見川千本桜緑地は、のんびり出来る憩いの場

写真:咲田 みつる

地図を見る

下流から上流へ向かうにつれ、ベンチや遊具などのないシンプルな緑地となりますが、シーズンにはここにレジャーシートを敷いてお花見する人が多く見かけられるようになります。

ラストは圧巻!約1キロ続く川沿いの桜のトンネルへ

ラストは圧巻!約1キロ続く川沿いの桜のトンネルへ

写真:咲田 みつる

地図を見る

ラストは、約1KM続く桜のトンネルをご紹介します。

花見川千本桜緑地からさらに北上すると、写真の様に弓なりに続く桜並木に出会います。場所としては汐留橋〜亥鼻橋間です。ただし、よほど詳細な地図でない限り橋の名前は載っていませんので、本稿の「地図をみる」を参考にしてください。

ラストは圧巻!約1キロ続く川沿いの桜のトンネルへ

写真:咲田 みつる

地図を見る

ラストは圧巻!約1キロ続く川沿いの桜のトンネルへ

写真:咲田 みつる

地図を見る

満開時には両側から枝先を重ね合わせるかのようにして、桜のトンネルが出来ています。

この桜のトンネルは、川沿いである為か、千葉市の平均的な開花シーズンより数日遅いのが特徴です。「天気が悪くお花見に行きそびれた」という時なども、花見川沿いならまだ咲いている!というケースもありますので、是非足を運んでみてください。

往復歩くもよし。復路はバスで最寄り駅に戻ることも

新検見川駅から、この桜のトンネルの終点(亥鼻橋)まで、約4キロですが、脚力に余裕があれば往復歩いても良いでしょう。桜が見事ですので、疲れを感じないかもしれません。

また路線バス(京成)でJR新検見川駅まで戻ることもできます。往復歩くのはきつい…という方は、予めバスの運行時刻を調べておきましょう。

バス停は亥鼻橋から100Mほど坂の先にある「坊辺田」(ぼうべた)の利用が便利です。※亥鼻橋の目の前にあるバス停は、新検見川駅とは反対方向へ行くバスですので注意が必要です。

掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -