静けさを楽しむ喫茶店・古都ホイアン「リーチングアウトティーハウス」

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静けさを楽しむ喫茶店・古都ホイアン「リーチングアウトティーハウス」

静けさを楽しむ喫茶店・古都ホイアン「リーチングアウトティーハウス」

更新日:2017/02/22 13:30

小林 里穂のプロフィール写真 小林 里穂 翻訳家、トラベルライター

町全体が世界文化遺産であるベトナムの古都ホイアンに、お店のスタッフ全員が聴覚に障害を持つ、「リーチングアウトティーハウス」という名前の静かな喫茶店があります。観光客の多い賑やかなホイアンですが、このお店の中はとっても静か。BGMは一切かかっておらず、壁には「Beauty of Silence」という文字が掲げられています。一度訪れたら絶対にファンになる、このお店の魅力をたっぷりご紹介しましょう。

観光客に人気のチャンフー通りに面してる「リーチングアウトティーハウス」

写真:小林 里穂

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「リーチングアウトティーハウス」があるのは、古都ホイアンの西側。チャンフー通りと呼ばれる、ホイアンの中でも特に観光客に人気のある通りに面しています。喫茶店、レストラン、雑貨屋さんなど、観光客向けのお店がずらりと並ぶ中で、このリーチングアウトティーハウスだけはどこか特別な雰囲気。賑やかな通りに面しているにも関わらず、このお店の中に一歩足を踏み入れると、不思議な静けさを感じられます。2013年5月にオープンした比較的新しいお店ですが、別名「サイレントカフェ」と呼ばれ、観光客の間で大変人気のある有名店です。

スタッフとのコミュニケーションのために、紙と鉛筆が用意されている

写真:小林 里穂

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リーチングアウトティーハウスは、障害を持つベトナム人に職業支援を行っている団体が経営しています。スタッフ全員が聴覚に障害を持っているところもこの喫茶店の特徴の一つ。各テーブルにはコミュニケーションツールが用意されていて、このツールを使いながら、またはジェスチャーを交えながらスタッフさんとコミュニケーションを取ることができます。こちらが注文を終えると、顎に手に当てて「ありがとう」というジェスチャーをしてくれますが、どのスタッフも笑顔が柔らかく、優しい気持ちにさせてくれるのです。

手作りのポットに入ったお茶を堪能しよう

写真:小林 里穂

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リーチングアウトティーハウスには様々な飲み物が用意されていますが、特におすすめしたいのが温かいお茶。緑茶、烏龍茶、ジャスミン茶、ハーバルティーと、種類は厳選されていて、それら全てがハンドメイドで作られたポットに入って出て来ます。

お茶と相性のいい手作りのクッキーが一緒に添えられて出てくるのももう一つのポイント。その温かみのある陶器と、優しい味のするクッキーのサービスは、値段以上の価値があると思えるほど。用意される小さなコップにお茶を少しずつ淹れながら、ぜひ慌てずゆっくりと飲んでみてください。

静けさを重んじよう

写真:小林 里穂

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店内には、「the beauty of silence」、または「Enjoy the silence」という文字が掲げられています。店内はただ静かなだけというよりも、“静かでいることが許される”と言った方がいいかもしれません。一人の人もいれば、複数でお茶をしている人もいますが、誰も大きな声で会話をすることはありません。一人でいることも、ただただ静かに過ごしたい人も、周りの目を気にする必要はなく、本を読んだり、日記を書いたりと、思い思いの時間を過ごすことができる場所なのです。町の喧騒に疲れたとき、人の温もりに触れたいとき、ここへ来るときっと癒されることができるでしょう。

リーチングアウトティーハウスは、静かでいることが許される場所

普段生活している中で、時に「静かになりたい」と思うことってありますよね。ここリーチングアウトティーハウスは、まさにそんな静かな環境を提供してくれる場所。ただ町の喧騒が聞こえないから静かというのではなく、静かに過ごすことが推奨される空間です。

旅行で少し疲れてしまったとき、またはしばらく静かに過ごしたいなと思った時は、ぜひここリーチングアウトティーハウスを訪れてみてはいかがでしょうか。スタッフさんの優しい笑顔と心配りに、心から癒されることができますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/22−2016/10/26 訪問

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