写真：大宮 つる
地図を見る埼玉県さいたま市大宮区・見沼区にある「大宮公園」。武蔵国一ノ宮「氷川神社」に隣接する埼玉県初の県営公園です。
歴史的には、1885（明治18）年にJR大宮駅の開業とともに“氷川公園”の名称で誕生。その後、1898（明治31）年に県が管理。“日本の公園の父”と称される本多静六（ほんだせいろく）林学博士によって改良計画が施され、現在の姿に至っているという由緒のある公園となります。
写真：大宮 つる
地図を見るそんな大宮公園は、1990（平成2）年に「日本さくら名所100選」に認定された桜の名所。園内には約1000本の桜が植えられており、満開にもなると、うすピンク色の桜で埋め尽くされ、空が見えないほど！
写真：大宮 つる
地図を見るちなみに、こちらは秋冬の大宮公園です。葉っぱが落ち、枯葉のじゅうたん。それが栄養となり、次の桜とつながっていくんでしょうね。この状態をふまえた上で、春の大宮公園に訪れると感慨深いものが得られます。
写真：大宮 つる
地図を見る毎年開催されるのが、「大宮さくら祭り」。桜が開花し、3月下旬頃から公園内に屋台が出始めます。ピーク時には園内の小道に屋台がびっしりと。その数、50とも100とも……！ 焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、フランクフルト、フライドポテト、ケバブ、牛すじ煮込み、焼き鳥、チョコバナナ、アルコールなどなど多種多様な屋台が立ち並びます。
※2020年については、飲食を伴う宴会等を控えるよう告知がされています。露店も出店されていません。ただし、大宮公園内にあるいくつかの茶店は常時開店しています。
写真：大宮 つる
地図を見る夜にはライトアップもされます。光に照らされ、ぼんやり浮かびあがる夜桜も美しい。こちらは「大宮さくら祭り」の夜の様子です。土日ともなるとたくさんの方で大変なにぎわいを見せます。
写真：大宮 つる
地図を見る埼玉のお花見スポットとして人気の高い大宮公園ですが、東京「上野公園」などの大混雑ぶりから比べると、“混み過ぎない”のがいいところ。基本的には、朝から陣取り合戦しなければいけないほどは混まないのでご安心ください。気軽にシートを持って来訪されるといいでしょう。
写真：大宮 つる
地図を見る多くの屋台が出るため、飲食物は持参しなくてもお花見は楽しめます。飲食物を持ち込みたい場合は、最寄りのJR大宮駅、大宮公園駅（東武野田線）の近くにコンビニ・スーパーもあります。ゴミが出たら、園内に設置されたゴミ箱に捨てられます。トイレは園内に8か所。流せるティッシュペーパーを持参されると安心かも。
写真：大宮 つる
以下より、お花見とあわせて探索したい周辺のスポットを3つ紹介します。
1つ目の探索スポットは、公園の隣に鎮座している武蔵国一之宮「氷川神社」です。氷川神社は商売繁盛のご利益が有名ですが、縁結び、厄除け、安産など様々なパワーをいただける超パワースポットです。お花見の前に氷川神社ご参拝。運気UPしてから、お花見を楽しまれてはいかが？
写真：大宮 つる
2つ目の探索スポットは、「大宮公園児童スポーツランド」です。写真のようなちょっとしたアトラクションや遊具、小銭を入れて動くような乗り物があります。小さいお子さんが大満足！のレジャースポットです。
写真：大宮 つる
3つ目の探索スポットは「大宮公園小動物園」。サルやブタ、ヤギ、ツル、フクロウ、カピバラ、ツキノワグマ、ブチハイエナなど様々な動物が飼育されています。クビワペッカリーというイノシシに似た珍動物もいます。国内で飼育しているのは、大宮公園小動物園のほか、ネオパークオキナワ、伊豆シャボテン公園、恩賜上野動物園の4園しかないそう！ 無料で見られるのは、ここだけです。
檻が一部ガラス張りになっているので、動物を見やすくなっているのが特徴です。ぜひとも足を運んでみてくださいね。
以上、埼玉の桜の名所「大宮公園」について紹介しましたが、いかがでしたか？
東京駅から大宮駅まで電車で34分。都内からアクセスしやすく、かつ、園内が広大なため混み過ぎず、まったりお花見ができるのが、大宮公園の良いところです！ 見頃は、3月下旬頃から4月中旬となります。今年のお花見は、大宮で千本桜を愛でませんか？
住所：埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4丁目
電話番号：048-641-6391（代表）
アクセス：JR「大宮駅」東口から徒歩20分、東武アーバンパークライン「大宮公園駅」または「北大宮駅」から徒歩各10分
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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