「蜂大珈琲」は、台北地下鉄MRT西門町6番出口から徒歩2〜3分の所にある1965年創業の老舗喫茶店です。外観を一見すると普通の喫茶店のようなのですが、店頭をよく見ると、レトロな入れ物にコーヒー豆やクッキーなどが入っていて、老舗としての長い歴史が感じられる喫茶店です。
まずお店についてすぐ目に付くのが店頭の地球瓶。昔、お煎餅屋さんや駄菓子屋さんなどで見かけたなつかしいガラス瓶をはじめ、レトロなコーヒー豆入れ、昔ながらのコーヒーを入れる道具などなど、「蜂大珈琲」に一歩足を踏み入れれば、一昔前の思い出に浸ることができます。
若者の町西門町にあるだけあって店内には若者から常連らしき年配の方々、そして外国人や観光客までお客さんの層もさまざま。席が多くないため、混雑している時は、なかなかオーダーを取りに来てもらえないことがあるので、オーダーするものが決まったら、積極的にアピールしましょう。
まずはドリンクメニューをオーダーします。コーヒーには、お店のブレンド「蜂大珈琲(85元)」をはじめ「台湾コーヒー(150元)」、暑い日の多い台湾にピッタリの本格水出しアイスコーヒーの「蜂大水滴冰珈琲(85元)」などもあります。コーヒーが苦手な方も紅茶やハーブティ、ミルクティなどいろいろなドリンクがそろっているので、是非お試しください!
店頭にずらりと並ぶ中華菓子。どれにしようか迷ってしまいますが、おススメは「合桃酥(クルミクッキー)20元」と「杏仁酥(アーモンドクッキー)18元」。伝統的な中華菓子の製法で作られていて、どちらもサクサクとした食感が楽しめるコーヒーに合う焼き菓子です。
店頭にはコーヒー豆もあります!中華菓子以外にも店内に向かって左側にはコーヒー豆が置いてあります。コーヒー豆は、450グラムで値段が表示されています。台湾コーヒーもあるので、お土産にいかがでしょうか。
お店の中にはコーヒーを入れるいろいろな道具が飾られていますが、上の方にも注目してみましょう。天井近くにも道具が並べられているだけでなく、木彫りの飾りもあります。この彫刻の飾りをよく見てみると、「蜂大珈琲」とお店の名前が入っているのに気付きます。こちらはお店オリジナルの飾りで、コーヒー栽培から焙煎までの過程が彫刻で再現されているのでチェックしてみてください。
そして、机も一見普通の机にみえますが、表面の鉄板にはコーヒーメーカーのスタイルがいろいろ描かれているんです。店内の細かい部分にも注目してみてくださいね。
台北の一角で、時代に取り残されたかのようにたたずむ「蜂大珈琲」で、コーヒーを味わいながら中華菓子を楽しんでみませんか。
注)記事内の「珈琲」は、実際は中国語で「王」偏ではなく「口」偏です。
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