申(さる)年の初詣は因幡伯耆國開運八社巡り!鳥取で富んで栄えて金持ちになる!

申(さる)年の初詣は因幡伯耆國開運八社巡り!鳥取で富んで栄えて金持ちになる!

更新日:2016/01/06 01:43

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル 癒されたい系女子旅ライター、ラグジュアリーホテルライター
2016年の初詣はいつもとは違う神社へ行ってみませんか?今回ご紹介するのは神話の国「因幡」(現在の鳥取)の、超縁起の良い神社。鳥取の神社は何故か神社の名前に「福」「榮」「富」が付くものが多く、場合によっては「金持神社」や「もうけ神社」といった「そんなにハッキリ言っちゃうの?」というような神社も!今回は季節柄、雪の影響が少ない比較的足元の良い神社を「初詣」としてご案内いたします。

因幡伯耆國開運八社巡り

因幡伯耆國開運八社巡り

写真:東郷 カオル

鳥取県では、縁起の良い名前の神社の他に、毎年その年の干支にちなんだ神社を合わせて「因幡伯耆國開運八社巡り」という神社めぐりを提案されています。2016年は定番の神社に、申年にゆかりのある神社が加わります。

まずは専用の「福紗」か「手ぬぐい」を入手して、神社を巡って御朱印(スタンプ)をもらいましょう!
福紗・手ぬぐいは鳥取県内の観光案内所や空港で入手できます。

神社やお寺で自分の御朱印帳に御朱印をいただかれる方も多いと思いますが、それをスタンプラリー化したものが、この「因幡伯耆國開運八社巡り」なのです!

豊かさと繁栄をもららす「豊榮神社」

豊かさと繁栄をもららす「豊榮神社」

写真:東郷 カオル

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まずは豊榮神社(とよさかじんじゃ)のご紹介。その名の通り、豊かさと繁栄をもららす神社です。こちらの神社は車で走っていると道路脇に控えめに「豊榮神社」という案内はあるものの、神社へと続く参道が見当たりません。実は参道は道路側にはなく、集落側から伸びていて、道路側からは入ることができないのです。明らかに、観光地ではなく氏子に大切にお祀りされている神社だということが伝わってきます。あまり有名になってしまうと車道から直接お参りできるように畑を潰して「横参道」を作ってしまうのでしょうが、今のままの姿を維持してほしい静かな神社です。
静かな集落にある鎮守の森で、豊かさと繁栄を祈りましょう。

福が積み重なる「福積神社」

福が積み重なる「福積神社」

写真:東郷 カオル

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こちらも非常に縁起の良い神社。しかし目の前に現れるのは「福」ではなく「石段」が積み重なった、どこまでも続く急な階段。実際に登ってみると、これはかなり太もも裏とお尻の筋肉を酷使します。ご高齢者にはまず無理。ですがご安心を。石段の前には立札が立っており、「この階段は、高齢者、子供さん、女性の方には大変危険が伴います。つきましてはここから300mほど歩くと参道があり、そこから10分ほどで本殿に到着しますので、森林浴をしながらゆっくりとお参りしてください」という旨のことが書かれています。
自信のない方は無理をせず、立札に従ってください。もし、体力に自信のある方でしたら、多少の筋肉痛は覚悟してでも、この積み重なった石段を「福が積み重なりますように…」と祈りながら登ってみましょう!

幸運と富貴を招く「福富神社」

幸運と富貴を招く「福富神社」

写真:東郷 カオル

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開運間違いなし!「福」と「富」の字が重なる福富神社。こちらも地元の方々が大切にお祀りしている、小さな集落にある神社です。
少し道がわかりにくいかもしれませんが、案内が出ていますので見落とさないように注意してください。大きな道路を走っていると集落側へ入っていく細い道があります。
お参りする方は、神社への参道の前を走る、集落の生活道路の端に車を停めてもよいことになっていますので、停めさせてもらいましょう。
こちらの神社は、創設年代がわからないほど古い神社。御朱印のスタンプの横に、神社に関する説明書が置かれてありますので、いただいて帰りましょう。

ひとこと

この他にも、不動の人気を誇る「金持神社」や、名前を見た瞬間ハッピーになれそうな「樂樂福神社」、商売人からの支持が厚い「もうけ神社」など、鳥取にはユニークな名前の神社が数多くあります。しかも、ウケ狙いで付けた名前ではなく、どちらの神社も歴史が大変古いので驚きです。一つ訪れると全て制覇したくなるコレクション的な神社。
場所によっては冬場は雪が積もることもあるようですので、上手に季節を選んで回ってみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/02−2013/11/03 訪問

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