水陸両用バス「スカイダック横浜」みなとみらいを海と陸から観光!

水陸両用バス「スカイダック横浜」みなとみらいを海と陸から観光!

更新日:2018/08/27 17:20

下川 尚子のプロフィール写真 下川 尚子 ライター
2016年に横浜・みなとみらいで運行が開始された「スカイダック横浜」。水陸両用バスという名前のとおり、陸路で見どころを巡ったあとはバスに乗ったまま海へダイブ!ワンストップで陸と海、両方からみなとみらいを観光できるバスです。
ここでは利用方法から運行ルート、陸・海それぞれの見どころなど、スカイダック横浜について徹底ガイドします!

2016年運行開始!水陸両用バス「スカイダック横浜」って?

2016年運行開始!水陸両用バス「スカイダック横浜」って?

写真:下川 尚子

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スカイダック横浜は2016年8月よりプレ運行が開始され、10月よりグランドオープンした、まだ新しい観光バス。その最大の特徴は「水陸両用バス」であること。観光バスでありながら、そのまま海へ入って船として運行することもできる、とても珍しい乗り物なのです。

車体は赤、クジラが大きく描かれた可愛らしいデザインです。出発地点はみなとみらいの二か所、「日本丸メモリアルパーク」と「赤レンガパーク」にチケットカウンターがあります。運行時間の一時間前よりチケットの発売が開始されますので、購入して乗り込みましょう。座席は先着順に前から割り振られます。

2016年運行開始!水陸両用バス「スカイダック横浜」って?

写真:下川 尚子

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スカイダック横浜の運行ルートは天候や水位によって適宜変更されます。今回は運行便が多い日本丸メモリアルパーク発着のツアーを中心にご紹介。

最もスタンダードなルートは、陸路で見どころを回ったあと、日本丸メモリアルパークより入水し、運河を通って大さん橋付近まで行って帰ってくるルートで、所要時間は約60分。その日にどのルートを通るかが気になる方は、チケットカウンターにてご確認ください。

2016年運行開始!水陸両用バス「スカイダック横浜」って?

写真:下川 尚子

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スカイダック内部の様子はこちら。大きな特徴は「窓がないこと」で、みなとみらいの風をダイレクトに感じながら走行するのはとても爽快。水で濡れる可能性もありますが、レインコートの貸し出しがあるため安心です。

ガイドさんが同乗していますので、運行中は横浜・みなとみらいの見どころやあまり知られていない「トリビア」がたくさん聞けますよ。

いざスタート!まずは陸上から横浜観光

いざスタート!まずは陸上から横浜観光

写真:下川 尚子

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それでは、コースに沿って見どころをご紹介。まずは陸路でみなとみらい周辺の見どころを巡ります。

写真は横浜市開港記念会館。通称・ジャックの塔と呼ばれ、横浜にある歴史的建造物の中で「横浜三塔」として親しまれているうちのひとつです。横浜三塔と呼ばれる建造物は他に「神奈川県庁(通称キングの塔)」、「横浜税関(通称クイーンの塔)」がありますが、それら2箇所も順に巡っていきます。

いざスタート!まずは陸上から横浜観光

写真:下川 尚子

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海沿いの道へ出ると、スカイダック右手側に「横浜赤レンガ倉庫」が見えます。赤レンガ倉庫といえば、横浜観光では外せない名スポット。横浜の歴史を表すようなレトロ感とお洒落さを感じさせるたたずまいです。

思わず歓声の上がるスプラッシュタイム

思わず歓声の上がるスプラッシュタイム

提供元:スカイダック横浜

https://www.facebook.com/SKYDuckYOKOHAMA/?fref=ts

陸の見どころをぐるっと回って日本丸メモリアルパークまで帰ってきたら、次はお待ちかねのスプラッシュタイム!陸から海へバスのままダイブする瞬間は、スカイダック横浜でしか味わえない迫力の体験です。

水しぶきがダイレクトに降りかかってくる場合もありますので、しっかりレインコートをかぶって、カメラなどにもご注意ください。

思わず歓声の上がるスプラッシュタイム

写真:下川 尚子

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スプラッシュタイムのあと、スカイダックは運河を通って一路、海へ向けて走ります。写真は万国橋ですが、普段見ることのない「橋の裏側」も見どころ。修復の際に書かれたと見られる「メモ書き」なども見ることができますよ。

海から観光する横浜・みなとみらい

海から観光する横浜・みなとみらい

写真:下川 尚子

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海から眺めるみなとみらいは、また違った魅力を感じさせます。赤レンガ倉庫の向こう側には、日本で二番目の高さを誇る横浜ランドマークタワーにクイーンズスクエア、そしてヨットの帆をイメージした形が印象的なヨコハマグランドインターコンチネンタル。みなとみらいのランドマークが一望できる贅沢な眺めです。

海から観光する横浜・みなとみらい

写真:下川 尚子

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こちらは大さん橋に停泊中の「耕洋丸」という船。日によっては飛鳥Uなど、大型船舶を間近で眺められることも!海から眺める船はまた違った迫力満点の姿です。

その他の見どころとしては、海上保安庁や横浜ベイブリッジなど。開放的な景色を楽しんだあと、スカイダックは大さん橋付近で旋回し、帰路へつきます。

海から観光する横浜・みなとみらい

写真:下川 尚子

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ところで、横浜で知られる「横浜三塔」の伝説をご存じですか?キング・クイーン・ジャックの横浜三塔を同時に見られるスポットをめぐると願いがかなう、という都市伝説です。

三塔を同時に見られるスポットは少なく、現在横浜の陸上では3か所とされていますが、実はスカイダックのコースにはこのように三塔が見られるポイントがあるのです。ガイドさんより案内がありますので、ぜひ注目してみてください。心に秘めたお願い事をするチャンスですよ。

再び陸へ向かい、スカイダックツアー終了

再び陸へ向かい、スカイダックツアー終了

写真:下川 尚子

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海から横浜観光を楽しんだあと、スカイダックは陸へと向かいます。横浜のあちこちから見えるランドマークタワーも、このように海から見るとまた違った角度で新鮮。最後までツアーを楽しみましょう。

最後はスロープから再び日本丸メモリアルパークへと上陸し、運行終了となります。

スカイダック横浜はなぜオススメなのか

陸上と海、両方の見どころを満喫できるスカイダック横浜。横浜に観光バスやクルーズ船はいくつもありますが、どちらも体感できるのはスカイダックのみ。横浜がはじめての方はもちろんのこと、リピーターの方もきっと満足できるはずです。

真っ赤でどことなくユーモラスな形のスカイダックは、街を走っていても目立つ存在。コースの途中ではたくさんの観光客の方が手を振ってくれたり、カメラを向けられたりと注目を集めること必至。「観光バスならでは」のそんな時間もお楽しみください。

なお、スカイダック横浜は水陸両用バスの社会実験として、横浜市と共同で行われている事業でもあります。今後、コースや料金、運行時間などは適宜変更される可能性がありますので、ご利用の際はFacebookなどで最新の情報をご確認ください。

【スカイダック横浜】※2017年2月時点の情報です
出発場所:日本丸メモリアルパーク、横浜赤レンガ倉庫
所要時間:約60分
料金:大人3500円、子供(4歳〜12歳)1700円

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/17 訪問

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