まるでジブリ映画の世界!横須賀「伏見白赤稲荷社」は山奥へ続く鳥居が神秘的な神社

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まるでジブリ映画の世界!横須賀「伏見白赤稲荷社」は山奥へ続く鳥居が神秘的な神社

まるでジブリ映画の世界!横須賀「伏見白赤稲荷社」は山奥へ続く鳥居が神秘的な神社

更新日:2017/02/10 15:39

手塚 大貴のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 手塚 大貴 フリーライター

鬱蒼とした木々が生い茂る山道をひたすら登った先に突如現れる、50本以上の赤い鳥居。山奥へ続くそれらの鳥居は、色褪せていたり、倒壊しかかっていたりと、実に不可思議な印象。はたしてこの鳥居の先に何があるのだろう・・・?
そんなジブリ映画のような光景が広がるのが、神奈川県横須賀市の山中にある「伏見白赤稲荷社」。SNS映えすること間違いなし!誰もが冒険心をくすぐられてしまう、秘密の神社へ行ってみましょう。

入り口はぽつんと佇む1本の鳥居

写真:手塚 大貴

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JR横須賀線を田浦駅で下車し、閑静な住宅街を歩くこと20分あまり。住宅が途切れた外れに、1本の赤い鳥居がぽつんと立っている光景が目に留まります。人を誘い込むかのように佇むこの鳥居こそ、横須賀の山中に隠された秘密の神社「伏見白赤稲荷社」の入り口です。

参道の入り口には、“白赤稲荷大神”と書かれた白い幟も立てられているので、見落とすことはないはず。まずは、ホタルが生息するという小川に架かる小さな橋を渡り、入り口の一の鳥居へ向かいましょう!

写真:手塚 大貴

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一の鳥居から続くのは、林の中へと延びていく長い山道。とても神社の参道とは思えませんが、間違いなくこの山道が参道なので、意を決して登り始めましょう!
鳥居の横には参拝者のために竹で作られた杖が用意されているので、足に自信のない方は借りていくのがオススメです。

山道をひたすら登る

写真:手塚 大貴

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木々が鬱蒼と生い茂った参道は、延々と登り坂が続き、何度もカーブを描きながら山の奥深くへと入っていきます。どんどん山深い雰囲気になり、本当にこの道の先に神社があるのだろうか?と不安になるかもしれませんが、ハイキング気分で登っていきましょう!

途中、分かれ道がありますが、矢印の付いた小さな案内板があるので、迷うことはないはずです。またところどころに、ビールケースがベンチ代わりに置かれているので、疲れたら休憩していきましょう。

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やがて、唐突に畑に出てきます。あれ、道を間違えたかな?とまたも不安になるかもしれませんが、道は合っているので安心して前へ進みましょう。人の温もりを感じさせる畑の風景にほっこりしながら、その畑を回り込むように道を歩いていきます。

写真:手塚 大貴

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道はついに獣道のようになり、またまた不安になるかもしれませんが、ここまで来たらもう一息なので、頑張って歩を進めましょう!

そして一の鳥居から登ること15分あまり、突如として目の前に信じられないような光景が現れるのです・・・。

別世界に迷い込みそうな鳥居のトンネル

写真:手塚 大貴

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そこにあるのは、杉林の中に連なる50本以上の赤い鳥居。訪れた人をさらなる山の奥へと呼び寄せるかのように並ぶ赤い鳥居は、その神秘的な美しさに言葉を失うとともに、横須賀の山の中にこんな場所があったなんて・・・と驚かされる光景です!

そしてこの「伏見白赤稲荷社」、他の稲荷神社とは異なる少し不可思議な雰囲気が漂うことに気付くはず。よく見ればこれらの鳥居、色褪せていたり、上部が破損していたり、倒壊しかかって傾いていたりと、長い年月を経て風化しつつある鳥居が多くあるのです。

写真:手塚 大貴

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延々と続く鳥居の中へ入っていくと、非現実的な雰囲気はさらに高まります。色、形、大きさ、そして保存状態が異なるいくつもの鳥居が、静寂の林の中にひっそりと連なっているのです。

それはまるで、ジブリ映画の世界を彷彿とさせるような光景!この鳥居のトンネルを抜けていけば、どこか別の世界に迷い込んでしまいそうな印象を抱かせます。

どこまでもフォトジェニック

写真:手塚 大貴

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この「伏見白赤稲荷社」は、1966年に京都・伏見稲荷大社の分霊を祀った神社。もちろん現代でも宮司さんによって管理されていて、地域の守り神として地元の人々の信仰を集めている神社です。

ずらりと並んだ50本以上の鳥居は、近年奉納されたばかりの新しい鳥居から、創建当時に奉納された古い鳥居まであり、長く愛されてきた神社の歴史を物語っています。

写真:手塚 大貴

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これまで神奈川県民でもその存在を知る人は少ない神社でしたが、最近になってSNSで話題となり、にわかに注目を集め始めています。
その要因はなんといっても、鳥居のトンネルの風景が“SNS映え”するから。山奥へと鳥居が続く光景は実にフォトジェニックで、ツイッターやインスタグラムに写真をアップすれば注目されること間違いなし!

さて、この鳥居のトンネルの向こうには、どんな風景が広がっているのでしょうか?参道の両側に石灯籠が見えてきたら、ゴールはもうすぐです。

お狐さんが見守る小さな拝殿

写真:手塚 大貴

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鳥居のトンネルを抜けた先には、太陽の光が降り注ぐ明るい空間に小さな拝殿が建てられています。拝殿の両側で見守るのは、神の使いであるお狐さん。
鈴やお賽銭箱もあるので、しっかり参拝していきましょう!お稲荷さんは五穀豊穣や商売繁盛の神様として知られていますが、御神徳は多義に渡り、何でも聞いてくれるとも言われています。

また拝殿には参拝者のためにメッセージ帳が置かれています。参拝の記念に、願い事や神社の感想などを記入していくのもいいでしょう。

写真:手塚 大貴

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神社が建つ山頂付近からは、山並みの向こうに東京湾を望みます。まるで、山や海、そして集落を神社が優しく見守っているかのように思える美しい光景です。

おそらく誰もが、無事に神社へ辿り着けたことの達成感を味わえるのではないでしょうか。あっ、帰りもまた同じ山道を引き返さなくてはならないので、暗くなる前に帰るようにしましょうね!

横須賀の山中に隠された「伏見白赤稲荷社」

「伏見白赤稲荷社」へのアクセスは、JR横須賀線の田浦駅より徒歩20分ほどで一の鳥居に着き、そこから鳥居のトンネルのある神社へはさらに山道を登ること15分ほど。一の鳥居の前にある駐車場は小さいので、公共交通機関で訪れることをオススメします。

また一の鳥居の周辺は閑静な住宅街のため、住民の方のご迷惑にならないようにマナーを守って参拝しましょう。そして神社へは長い山道が続くので、歩きやすい靴で訪れるのが賢明です。

まるでジブリ映画に出てきそうな、「伏見白赤稲荷社」の鳥居のトンネル。それは横須賀の山中に隠された奇跡のような光景です。
あなたも目一杯の冒険心を胸に、山奥へと続く鳥居の中へ足を踏み入れてみてください!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/06 訪問

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