「まちだリス園」内のメイン舞台といえるのが、ガラス扉のゲートから出入りする「放し飼い広場」。外周200メートルもある広場には、手づくり感あふれる木箱があちこちに並び、約200匹ものタイワンリスが生活しています。走りまわったり、人用の通路を横切ったり、木のぼりやジャンプ移動といったアクティブな姿も見ることができます。
リスに食べさせることができるエサとして、ひまわりの種が1袋100円で売られています。エサやりをする時には、キルトでできたミトンを手にはめることが重要で、園内で気軽に借りられるようになっています。子どもはじっとしているのが苦手なので、ミトンから種を落としてしまうこともしばしば。リスのいる近くでまず子どもを座らせて、大人が種を乗せてあげるとスムーズですよ。
リスとより密に触れ合いたい時には、ひとつ目の種をミトン上に乗せ、二つ目を手首辺りに、3つ目を腕に乗せて静かに待ってみてください。種を追ってリスが腕に乗ってくれるかもしれませんよ!ただしリスは木をひょいひょい登るだけに爪は鋭いのを忘れてはなりません。冬用の上着やダウン着用時なら大丈夫ですが、薄手の服や半袖だと傷ができてしまうので注意してくださいね。なお昼行性のリスは色や明暗の識別はできるようなので、種を置く洋服は黒っぽい色より白っぽいものの方が発見しやすく追ってくれるかもしれません。
「放し飼い広場」内には、手づくり感あふれる巣箱があちらこちらに設置されています。中には天守閣や集合住宅のような造りもあるので、子どもと一緒に「リス城かな!?リスマンションかな!?」と、リスの街を想像しながら見て回るのも楽しいですよ。
普通サイズの巣箱は、同園で開催されているリスの巣箱作り体験会でつくられたものだそうです。「巣箱メイキングセミナー」は年に数回開催されていて、参加費無料なうえに入園も無料!訪れるならこの体験会に狙いを定めるのもおすすめです。定員があるので、イベント開催日をホームページでチェックしたり、電話で問い合わせてみてくださいね。
「まちだリス園」は、エントランスを入ってすぐの広場にモルモットやウサギ、テンジクネズミ科の最大種「マーラ」もいます。モルモットスペースでは、たくさんのモルモットが柵の内側から次々と顔を出し「ご飯ちょうだい!」とアピール。モルモットのエサはレタスとニンジンが乗って1皿100円で買えるので、ぜひあげてみてくださいね。小さい子でも簡単にあげやすいので、もしリスへのエサやりが上手にできなかったら、モルモットにあげれば子どものご機嫌も復活するかもしれません。
土日祝日にはモルモットやウサギが抱っこできる「ふれあい広場」が行われます。開催日に訪れることができるなら、抱っこさせてあげると子どもは喜びますよ。
園からの出口と兼用になっている売店は子どもにとって“最後の楽園”というべきでしょうか、たくさんのぬいるぐみが販売されています。「まちだリス園」は最新の施設ではありませんが、そこから想像すると思った以上に種類が豊富。カワイイぬいぐるみのお土産があるので大人も嬉しくなってしまうかもしれません。
リスや、ウサギにモルモットといったぬいぐるみがメインですが、動物モチーフのパペットやマグネット、キーホルダーもあります。本物の動物たちと触れ合った後ならなおさら、子どもたちは釘付けですよ。
「まちだリス園」へのアクセスは、子連れだと電車とバスよりはマイカー移動が便利です。駐車場は園の側にある「薬師池公園」に停めることができ、平日は無料で土日祝日(他、指定日)は1時間30分まで無料で2時間まで50円、2時間半で150円と良心的。
なおこの駐車場の向かいには「薬師台はにわ公園」という小さな公園があるので、退園後に子どもを遊ばせるとさらに喜びます。また「まちだリス園」のリスたちは開園直後が一番エサを食べに集まってくれるので、早めの到着で開園待ち時間を遊具でつなぐなどして、より効率的にリスと仲良くなってみてくださいね。
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