写真：安藤 美紀
地図を見る「まつだい芝峠温泉 雲海」では雲海が出ると、部屋やロビー、露天風呂など至るところから雲海を眺めることが出来ます。雲海が一番綺麗に見える時間帯は、日の出前後。日が高くなると雲海は徐々に消えてしまうため、朝の数時間だけ見る事ができます。特に早朝の雲海を染める朝焼けは、神々しい光が美しくて、自然の雄大さを感じられる瞬間です。
雲海のベストポジションは、なんと言っても露天風呂。露天風呂から雲海を眺めれば、体も心もポカポカ・・・。露天風呂から見る“日の出前後の雲海”は一生ものの絶景です！いつもよりちょっと早起きして、露天風呂へ向かってくださいね。
ここで一つ注意することが。日帰り入浴の時間帯では、雲海を見ることが出来ないんです。（日帰り入浴時間は、夏期 朝10時～夜８時、冬季 朝10時～夜７時まで）宿泊すれば、朝6時～入浴できるので、早朝から雲海を見ることが出来ますよ。露天風呂の雲海は、“宿泊者だけの特権”なんですね。
写真：安藤 美紀
地図を見るとっても幻想的な雲海。この雲海の正体は、新潟県十日町市を流れる渋海川の霧なんです。夜のうちに渋海川から出る水分がもうもうと立ち上がり、少しずつ霧の層を作っていきます。明け方には濃い霧となって、山間の里を真っ白に覆い尽くし、もくもくした雲海に！まさに“雲の海”の完成です。
雲海が見えるか見えないかは、お天気や季節によるので“時の運”とも言えます。もし雲海を見ることが出来れば、幸先の良い人生になっていきそうな予感がして、期待に胸が膨らむことでしょう！
※雲海の出やすい時期は寒暖差の激しい秋と春ですが、白銀の世界に浮かぶ冬の雲海もおすすめです。
■「まつだい芝峠温泉 雲海」へのアクセス
都内から車の場合、関越自動車道に乗り「六日町IC」で降ります。国道253号線を走ること約１時間、「まつだい芝峠温泉 雲海」に到着します。駐車スペースは、70台で料金は無料。車でのアクセスが便利です。
写真：安藤 美紀
日が高くなるにつれ徐々に雲海は消えてしまいますが、朝９時頃までなら、はっきり雲海を見ることが出来ます。コーヒーを飲んだり新聞を読みながら、雲海を眺める。そんな楽しみ方も「まつだい芝峠温泉 雲海」ならでは！
廊下には、撮影用の小さなブースが用意されているので、外へ出て撮影スタンバイすることもOK！ガラス越しではない“生の雲海”は、格別です。
写真：安藤 美紀
地図を見る新潟は、お米やお魚が美味しい県。「まつだい芝峠温泉 雲海」は日本海から１時間の場所にあるため、とびきり新鮮な海の幸やコシヒカリがいただけます。
野菜も朝穫れたものを使っていて、水々しくて野菜の濃い味がします。初めて見る山菜やきのこが出てくるので、「おお～！」と驚くことも。日頃あまり食べることがない、自然の味を堪能出来ますよ。
写真：安藤 美紀
地図を見る「まつだい芝峠温泉 雲海」の周囲には、山間の傾斜地に階段状の棚田が点在しています。早朝の棚田にうっすらかかる雲海は、まるで仙人でも出てきそう！こちらも雲海と合わせてお楽しみください。
棚田の写真が撮りたい！という方は、「まつだい芝峠温泉 雲海」に問い合わせしてみて。撮影スポットへ案内してくれるサービス（有料）もありますよ。
「まつだい芝峠温泉 雲海」のお風呂は、展望露天風呂と内湯、寝湯があります。露天風呂は、苗場山を遠望出来る絶景の露天風呂！
温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物温泉。“塩のパック効果”とも言える保温効果があるので、お風呂から上がってもポカポカが持続しますよ。源泉温度27.3℃なので、加温されています。
「まつだい芝峠温泉 雲海」は、源泉かけ流しではなく循環式。循環式と聞くと、温泉の使い回し？と、デメリットばかりが語られますが、逆に、沢山の空気に触れたり濾過を繰り返すことで、滑らかな優しい温泉になるという利点もあるんです。温泉成分が濃く、かつ源泉掛け流しだと、短時間で抜群の湯治効果を発揮します。しかし、その反面で湯当たりしやすかったり、肌への負担が大きいという一面もあるんですね。
「まつだい芝峠温泉 雲海」は循環式ですが、何より素晴らしいのは“雲海”を眺めながら温泉入浴が出来ること！日の出前から露天風呂でスタンバイし、朝焼けの雲海を眺めれば、ストレス解消にもなりますよ^^
忙しい毎日に追われている方、たまにはのんびり露天風呂に浸かりながら、ドラマチックな景色を見てみませんか？
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(2024/5/1更新)
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