写真:下川 尚子
地図を見る山梨県笛吹市は「桃・ぶどう日本一と温泉の郷」と呼ばれます。その言葉どおり、果樹栽培が盛んで市内にはワイナリーや観光農園が点在。同時に石和温泉、春日居温泉などの温泉地もあり、いで湯の郷としても知られます。
そんな笛吹市の石和温泉駅には、なんと駅ナカにワインサーバーが設置されており、なんとも気軽にワインが楽しめるようになっています。設置場所は駅1階の石和温泉駅観光案内所。駅改札を出たら、階段を下りて向かいましょう。
写真:下川 尚子
地図を見る観光案内所内のワインサーバーがこちら。この一画には立ち飲みができるテーブルがあり、セルフでワインを購入し、自由に試飲が楽しめるのです。
銘柄は市内10社のワイナリーからそれぞれ1〜2本、常時16種類が並んでいます(3,4か月ごとに入れ替え)。赤・白・ロゼがバランスよく選ばれていますので、お好みに合わせてお選びください。
写真:下川 尚子
地図を見る利用方法はとっても簡単。受付にてプラスチックのグラスを受け取り、タッチパネルを操作して試飲したいワインを選んでから、セルフでワインを注ぎます。料金は200〜400円。ごく少量からチャレンジできますので、飲み比べも楽しいですよ!
このワインサーバーが設置されたのは2016年のこと。その狙いは、駅という便利な場所でワインを提供することで、市内にたくさんあるワイナリーとの「出会い」を作ることなのだそう。
「このワイナリーは徒歩で行ける場所にありますよ」「これは最近商品化された品種で…」なんて紹介を聞きながらワインを選ぶ時間は、生産地ならでは。ワインと同時に、そんなコミュニケーションも楽しんでくださいね。
写真:下川 尚子
地図を見るワインでいい気分になるのも格別な時間ですが、グラスを傾けつつやりたいのは観光のプランニング。ワインサーバーの設置場所は観光案内所ですので、石和温泉街のマップや観光案内も、もちろん手に入ります。
この石和温泉駅、駅を出た場所には足湯スペースも。ちょっと温泉気分を味わいたいときにはぴったりですね。ワインと温泉、駅周辺ですでに観光気分が高まります。
写真:下川 尚子
地図を見るもしも気に入ったワインが見つかれば、そのワイナリーまで足を延ばしてみるのもオススメ。石和温泉駅から近い立地のワイナリーもいくつかあります。
徒歩圏内(10分ほど)にあるのは、マルス山梨ワイナリーとモンデ酒造。樽がずらりと並ぶワイン貯蔵庫や生産ラインを見られるほか、ワイナリー見学後には無料で試飲もできますよ。ノンアルコールのぶどうジュースもありますので、お子さん連れの方やドライバーがいても安心です。
旅行中は、その地域の名物や特産品をたくさん味わいたいもの。お気に入りのワインを見つけて、そのワイナリーに足を運ぶ。ちょっと旅の上級者気分になれそうではないでしょうか?
ワインに詳しい方もそうでない方も、旅先での解放感とともに、ぜひ気軽にワインを楽しんでくださいね!
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(2024/4/23更新)
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