写真:沢原 馨
地図を見る「象の鼻パーク」から大さん橋へ、道路の左側の歩道を辿って向かいましょう。大さん橋入口のスロープを歩きながら左に目を向ければ、ランドマークタワーやクイーンズスクエアなどのビル群を背景に赤レンガ倉庫が横たわる風景を一望できます。新旧の横浜を代表する建築物が1フレームに収まる風景はとてもフォトジェニック。ぜひ見ておきたい風景です。
写真:沢原 馨
地図を見る赤レンガ倉庫の建つ新港地区の一角には海上保安庁の横浜海上防災基地が設けられています。大さん橋突端部付近から目を向ければ、接岸する巡視船とみなとみらいのビル群との競演も見ることができるかもしれません。これも港湾都市ならではの風景ですね。
写真:沢原 馨
地図を見る大さん橋の先端部周辺の東側からは横浜ベイブリッジの美しい姿がよく見えます。大さん橋からベイブリッジまで、直線距離で2kmと少し、間に障害物がほとんど無いので、その美しい姿を存分に楽しむことができるのです。
横浜ベイブリッジは平成元年に開通しました。塔から斜めに張ったケーブルで橋桁を吊る、「斜張橋」という構造の橋。幾筋も延びるケーブルが描く景観も美しく、完成以来、横浜港のシンボルのような存在になりました。
写真:沢原 馨
地図を見るベイブリッジの下や手前を船が行きすぎれば、その光景はさらにフォトジェニック。何も考えず、ぼんやりと眺めていたくなりますね。“ベイブリッジを眺めて時を過ごすためだけにここを訪れる”という人がいても、何の不思議もないと思える、魅力ある風景です。
写真:沢原 馨
地図を見る大さん橋の東側からは山下公園や氷川丸、マリンタワーの姿を一望することができます。南の方角なので、ほとんどの場合、逆光の中にシルエットで見ることになるのですが、それもなかなか風情のある風景です。ときおり、山下公園を発着するシーバスの姿も見えます。港湾内を行き交う船の姿に旅情を誘われます。
写真:沢原 馨
地図を見る訪れたときに運が良ければ、大さん橋に大型客船が接岸しているかもしれません(写真は「飛鳥II」)。ゴージャスな客船の姿はそれだけでフォトジェニック。チャンスに恵まれたら、存分にその姿を見学しておきましょう。
写真:沢原 馨
地図を見るうまくアングルを見つけてカメラを構えれば、客船のデッキの上にみなとみらいのビル群を載せたような写真を撮ることもできますよ。いろいろと工夫して、面白い写真を撮ってみるのも楽しいですね。
写真:沢原 馨
地図を見るところで、大さん橋の屋上広場はちょっと不思議な形をしています。周辺部には平らなところもあるのですが、中央部は盛り上がっていたり、スロープが多かったりと、ずいぶん複雑な形です。これは“海洋面のうねり”を表現したものだとか。この形状そのものによって屋上部分を支えていて、建物内部には柱が無いのです。ちょっと驚きですね。
大さん橋は、明治27年に完成した鉄桟橋が始まり。当時は「メリケン波止場」と呼ばれました。その後、関東大震災での被災や戦後の米軍による接収、幾度かの改修などを経て現在に至っています。現在のものは平成14年に完成した7代目。大さん橋の辿った歴史は、そのまま横浜港の歴史なのかもしれませんね。
みなとみらいのビル群からベイブリッジ、山下公園やマリンタワーまで、大さん橋からの眺望は横浜でも屈指の素晴らしさです。行き来する船の姿に旅情を誘われながら、潮風に吹かれ、ぼんやりと横浜港の風景を眺めて過ごすひととき。いいものですよ。時間を忘れて、のんびりと楽しみましょう。
眺望を楽しむには、できれば晴れ渡って空気の澄んでいるときがいいのですが、そうでなくても充分に楽しめます。もちろん夕景、夜景も素敵です。街の灯りに彩られた港湾の風景はロマンティックで幻想的、デートコースにも最適です。大さん橋から見る横浜港の眺望、楽しんでくださいね。
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(2024/4/19更新)
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