御神木の上で絶品ランチ!日光山内「本宮カフェ」は築330年の美しき古民家再生カフェ!

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御神木の上で絶品ランチ!日光山内「本宮カフェ」は築330年の美しき古民家再生カフェ!

御神木の上で絶品ランチ!日光山内「本宮カフェ」は築330年の美しき古民家再生カフェ!

更新日:2017/02/20 10:25

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 音楽講師、ライター、旅行ブロガー

日本が誇る世界遺産“日光の社寺”。その日光山内・日光の原点である地「本宮神社」参道にオープンした築330年の古民家再生「本宮カフェ」。日光山内の御神木を使ったカウンターや床は重厚で趣に溢れ、アンティークな部屋で頂く美味しいランチとスイーツは旅時間を美しく彩ります。また名機チンバリのエスプレッソマシンも備え、カフェや抹茶などのドリンク類も充実。日光山と御神木のパワーに包まれる魅惑のカフェをご紹介!

勝道上人の伝説が伝わる日光の原点「本宮神社」

写真:フルリーナ YOC

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世界遺産「日光の社寺」は日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社の二社一寺からなり、その開山の歴史は奈良時代末期に遡ります。766年、日光開山を目指した勝道上人は大谷川の激流に阻まれますが、深沙大王が現れ2匹の蛇を放ち橋に変えました。この橋が現在の神橋。

その後、勝道上人は、4本の紫色の煙が立ち昇り龍の形になって男体山へたなびくのを見て、この地が聖地であることを悟り「紫雲立寺」を創建、後に「四本龍寺」と改名。この寺は現存しませんが、境内に残る「紫雲石」がその伝説の場所であり、日光の始まりの地。そして本宮神社はその幻の「四本龍寺」の南に隣接しています。

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勝道上人は「紫雲立寺」の南に男体山の神を祭る祠を建て、これが日光二荒山神社・そして本宮神社の起源とされています。「本宮神社」は、パワースポットとしても名高く、「開運笹」「こぶ杉」「笈掛け石」「運試したま入れ」「開運石」など開運スポットがいっぱい!

この写真は、修験者が背にしていた笈(おい)を掛けて参拝するところから「笈掛石(おいかけいし)」と言われる石。この“笈”と“老い”が同音なので、この石は“老い”を掛ける「若返りの石」と言われています。若返りや開運のお願いをしたら、木々と石畳の美しい参道を戻り、「本宮カフェ」へと向かいましょう。

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「本宮カフェ」は320〜330年程前に建てられた古民家を改装したもの。この古民家は神社の棚守用住宅として長年使われていた建物で、敷地も建物も日光二荒山神社の所有のものとなっています。

御神木の上にコーヒー?足の下に御神木?

写真:フルリーナ YOC

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「本宮カフェ」には入り口で靴を脱いで入ります。カフェに入ると、アンティークな柱時計とフレンドリーなマスター夫妻が、旅人を温かくお出迎え。カウンター上の朱色の壁は神橋と同じ朱色が使われており、この壁は東照宮の文化財の修復をした職人さんが施工。日光の社寺の趣が、カフェの美しい内装にも生かされています。

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「本宮カフェ」のカウンターには美しい木目の木材が使われています。実はこの木材は何と御神木から切り出されたもの。二荒山神社所有の建物ならではの御神木カウンターなのです。

そしてこのカフェでは「エスプレッソの本場・イタリアのお客様にも、珈琲通のお客さまにも満足してもらえるコーヒーを提供したい」…との思いから、エスプレッソマシンの最高峰「チンバリ(LA CIMBALI)」のマシンを導入。

木目の美しい御神木カウンターの上には、チンバリで入れた深いコクと香りのエスプレッソ。そして窓の外は、木々の合間に神橋の鮮やかな朱が映えて・・・最高に贅沢なカフェ時間です。

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そして更に驚きなのは「本宮カフェ」の床板も、御神木から取った木材を使用していること。カフェに靴を脱いで上がるのは、床板に御神木が使われているためなのです。御神木の床など、なかなか踏みしめることはできませんので、そのパワーを足の底から体じゅうシッカリ受けてくださいね。旅の疲れも清々しくリフレッシュできるはず!

ランチとスイーツも美味しさに感嘆!

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本宮カフェには、食べなきゃ損!の絶品の食事メニューも揃っています。香ばしいパンにクラムチャウダーがたっぷり入った「クラムチャウダー・イン・カンパーニュ」は特にオススメ!このクラムチャウダーには、日光名産の生湯波や日光特産のマイタケも入ってるんです。クリーミーなクラムチャウダーと、トロける生湯波の相性は抜群。ボリュームもたっぷりあり、ランチに最適です。

また食事メニューは他にも、パスタやリゾット、サンドウイッチ等が並びます。季節によりメニューが変わることもありますが、厳選材料を使い手間暇をかけた美味しいメニューは、必ずご満足いただけるはず!

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こちらの写真はヨモギ団子。驚きはヨモギ団子が温かくてフワフワなこと!出来たての温かフワフワお団子を食べられるとは、嬉しい想定外。そして、北海道十勝産の小豆を丁寧に炊いた「つぶ餡」の甘さと柔らかさも絶妙のバランス!香り高い抹茶との相性が抜群なのは言うまでもありません。

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こちらはフレッシュフルーツがたっぷり入ったクリームあんみつ。。香り高き黒みつがたっぷり添えられています。スイーツは他にも、ぜんざい、水ようかん、抹茶プリンと、充実の品揃え。また季節のスイーツ等も並びます。

ドリンクはチンバリのマシンで入れたエスプレッソ・カフェラテ・キャラメルラテ・コーヒー・紅茶・抹茶等、また秋から春にはマロンシロップを使った季節限定マロンラテも楽しめます。その他にも、冷やし甘酒、ビールや日本酒などのお酒類も各種用意されています。

歴史ある古民家を最大限に生かしたアンティーク空間!

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カフェ内は、元の古民家の間取りや内装をできるだけ生かしています。この広い部屋は、長い年月を経た壁板や柱が、重厚で美しい色と輝きを放っています。置かれている小物や家具、ライト等はオーナー自らが厳選して集めたアンティーク。味のセンスのみならず、美的センスも抜群。

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こちらはまるで旅館のように居心地のよい部屋。ソファに座ってゆったりと過ごせます。この部屋の青い壁には、東照宮で使われている群青と同じ色が使われており、こちらも東照宮を修復した職人さんが手掛けたもの。

群青色はアズライトという石を砕いて作られる貴重な顔料。その深く美しい青は高貴な色とされ仏画などに大切に使われてきましたが、日光東照宮では陽明門をはじめ様々な所に、この貴重な群青色が使われています。東照宮と同じ高貴な群青色の壁と、群青色のソファで頂くカフェも素敵ですね。

写真:フルリーナ YOC

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こちらの部屋には床の間があり雅な雰囲気。素敵なアンティークテーブルも一つ一つデザインが違うので、お好みのテーブルを選んでくださいね。こちらのスペースからは窓の向こうに日光山の荘厳な杉の木々を臨めます。

330年の時を刻む梁は、過去と未来を繋ぐ梁

写真:フルリーナ YOC

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このカフェの奥の部分には、330年の時を刻む太い梁を見ることが出来るスペースがあります。ここは現在は使われていませんが、ゆくゆくはコンサートやギャラリーなどのイベントを催していきたいとのこと。

写真:フルリーナ YOC

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こちらは喫煙が可能な屋外テラス。緑の木々が美しく、木々の間からは神橋も見えるので、暖かな季節には一番の人気席。また「本宮カフェ」には絵馬も置いてあります。二荒山神社の管轄カフェなので、ここで絵馬を購入し願い事を書くと、本宮神社に絵馬を奉納してくれるのです。ゆっくりとカウンターでカフェを楽しみながら、願い事を絵馬にしたためてくださいね。

写真:フルリーナ YOC

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マスター夫婦がカフェを始めたいと思ったのは、「旅人が日光山内に来た時、ホッとひと休みできる場所を提供したい。旅の途中で美味しいコーヒーやお茶を飲みながら、地図を広げ、色々な情報を仕入れながら、これからどこへ行こうかプランをたてたり・・・。そんな場所を作りたい。」と思ったから。

そんな思いを二荒山神社の方に話したところ、それでは空き家になっている所を使ってみますか?という話に・・・。こうして世界遺産の山内・日光の原点の地に誕生した「本宮カフェ」は、日光のミニインフォメーション的役割も果たしてくれています。日光観光で何かわからないことがあったら、遠慮せずオーナーに聞いてみて下さいね。きっと力になってくれるはず。

最後に

日光の聖域に静かに佇む「本宮カフェ」。美しい御神木の床やカウンターに囲まれて過ごす、心地よく美味しいカフェ時間。330年の時を刻むこの古民家は新しい命を吹き込まれ、「本宮カフェ」として、これからも多くの旅人と共に、温かで美しい時を刻んでゆくことでしょう。

日光発祥の地・日光の原点の場所に建つ「本宮カフェ」。この場所は長い歴史を紡ぐ日光と、未来の日光を繋ぐパワースポットかもしれません。皆さんもぜひ「本宮カフェ」の深い魅力をご自分の体で感じて下さい。それでは皆さん、すてきな旅を!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/01/31 訪問

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