樹齢1650年!奥山田温泉レッドウッドインは建物も露天風呂も超絶希少!!

樹齢1650年!奥山田温泉レッドウッドインは建物も露天風呂も超絶希少!!

更新日:2018/09/26 16:55

菊原 朝香のプロフィール写真 菊原 朝香 モデル、美肌温泉家、食べ歩きトラベラー、歴女
信州高山温泉郷の最奥、標高1,500mに位置する長野「奥山田温泉 レッドウッドイン」。その露天風呂や建物の稀少さは類を見ません。アメリカ西海岸にしか生えていない珍しい巨木レッドウッドを使って建てられており、また他では食べられないここならではの食事や個性的な部屋などステキ要素が満載。そんなレッドウッドインの魅力の数々をご紹介します!

奥山田温泉レッドウッドインの象徴レッドウッド

奥山田温泉レッドウッドインの象徴レッドウッド

提供元:スパロッジ&レストラン Redwood Inn

http://redwoodinn.jp/

奥山田温泉レッドウッドインの特徴あるその建物は、アメリカのグランドキャニオン森林警備隊詰め所をイメージして建てられています。

奥山田温泉レッドウッドインの象徴レッドウッド

写真:菊原 朝香

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なぜ遥か遠くグランドキャニオンの建物を意識して作られたのか。それはこのレッドウッドインの梁や内装、露天風呂の浴槽に同じアメリカのセコイヤ国立公園のレッドウッドが使われていて、グランドキャニオンもレッドウッドの森であり、その森林警備隊はそれらを守る大切な使命を持った存在だからです。

奥山田温泉レッドウッドインの象徴レッドウッド

写真:菊原 朝香

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レッドウッドは約6000年生きるといわれる世界最大の樹木。そして伐採は厳禁で、当時は風倒木以外持ち出してはいけないと法律で決まっていました。今はそれすら禁じられているので、レッドウッドを使った建物はもう日本では建てることはできません。そう、レッドウッドインはとても貴重なんです。

そんな貴重なレッドウッドを見つけるために専門家たちでチームを結成し、約一ヶ月かけて樹齢1650年直径5mの巨大なレッドウッドの風倒木を手に入れ、紆余曲折を経て日本に持ち帰り、無事にレッドウッドインを建てることができたのでした。

色んなタイプの部屋を楽しめる奥山田温泉レッドウッドイン

色んなタイプの部屋を楽しめる奥山田温泉レッドウッドイン

写真:菊原 朝香

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奥山田温泉レッドウッドインの楽しみの一つは、どんな部屋に泊まるのかということ。客室は全部で10部屋。これらの部屋は、普通のツインベッドルームがあるかと思えば、和室もあったり、そうかと思えば山小屋っぽくメゾネット風のベッドルームや「アルプスの少女ハイジ」のような屋根裏部屋があったり。特に屋根裏部屋は子供たちに大人気!

そしてどの部屋の家具も抜群にかわいいんです。もちろん廊下の家具も。またこだわりのリネン素材のバスタオルはとても好評で、フロントで販売(2,100円)もしています。

色んなタイプの部屋を楽しめる奥山田温泉レッドウッドイン

写真:菊原 朝香

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山田牧場側のテラス付きの二部屋はトイレ・洗面所付きですが、それ以外の部屋は共同。トイレ・洗面所ともに新しくてキレイなので快適です。ちなみにお風呂はどの部屋にもついていないので、入浴は大浴場の温泉のみになります。

また今では手に入らない貴重なレッドウッドを使用して作った古木造の建物のため、全館禁煙になっています。どうしても吸いたい方は1階正面入り口にある喫煙スペースへどうぞ。通信に関しては、無線LAN完備なのでスマホやタブレットもデータ量を気にせず使えるのがうれしいですよね。

色んなタイプの部屋を楽しめる奥山田温泉レッドウッドイン

提供元:スパロッジ&レストラン Redwood Inn

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また廊下には共同で使える冷蔵庫があるので、要冷蔵の食品や飲み物を持ち込むこともできます。他には温冷ミネラルウォーターサーバーもあるので、粉末を溶かすタイプの飲み物やカップ麺なども持ち込めます。この二つがあるだけで、持ち込める食べ物飲み物の選択肢がグッと広がりますよね。グラスもいくつかあるので、ちょっとノドが乾いて水を飲みたいなんて言う時には便利。

奥山田温泉レッドウッドインは100%源泉かけ流し!

奥山田温泉レッドウッドインは100%源泉かけ流し!

提供元:スパロッジ&レストラン Redwood Inn

http://redwoodinn.jp/

男女ともに内湯と露天風呂が一つずつ。奥山田温泉レッドウッドイン最大の楽しみは、やっぱり露天風呂!樹齢1650年の巨木レッドウッドをくりぬいて作った直径3.2mの丸太露天風呂は、時や距離を超えたロマンを感じさせてくれます。

奥山田温泉レッドウッドインは100%源泉かけ流し!

提供元:スパロッジ&レストラン Redwood Inn

http://redwoodinn.jp/地図を見る

見上げるこの満点の星空は、このレッドウッドの故郷、アメリカのセコイヤナショナルパークにつながっているんだと思いを馳せずにはいられません。

奥山田温泉レッドウッドインは100%源泉かけ流し!

写真:菊原 朝香

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泉質は単純硫黄泉。白く濁った、いかにも単純硫黄泉らしい湯色です。においはそれほど強くありません。この泉質は、アトピー性皮膚炎や慢性湿疹、尋常性乾癬にニキビなどの表皮化膿症といった肌のトラブルに効果を発揮すると言われています。また紫外線によるシミを予防する効果も期待できるといった、美肌へと導いてくれるパワーを秘めた女性にうれしい温泉なんです。立ち寄り湯(10:00〜13:30、大人500円小人300円)もやっていますよ。

信州高山村の味覚を楽しむなら奥山田温泉レッドウッドイン

信州高山村の味覚を楽しむなら奥山田温泉レッドウッドイン

写真:菊原 朝香

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食事は夕・朝食ともに1階のレストランで。全館暖房ですが、冬は冷えるので浴衣だと寒く感じるかもしれません。羽織るものなどあると便利です。

奥山田温泉レッドウッドインのもう一つの自慢は、地元信州でとれた旬の食材と自家製の燻製やソーセージ、ベーコンが満載の食事!なんと化学調味料は一切未使用。自家農園でとれる野菜は有機農法だし、高山村産の米も合鴨農法で作った無農薬米。また鴨やチーズなどはフランスからも取り寄せています。ベースはフレンチですが、随所に加瀬宏二シェフならではのアレンジがきいていて、そのスタイリッシュでありながらワイルドさも併せ持った料理は、味だけでなく目や鼻でも楽しませてくれます。

子供用のコース料理やワンプレート料理もあるし、好き嫌いなどの要望もしっかり聞いてくれるので安心。家族みんなでおいしい思い出を共有できます。

信州高山村の味覚を楽しむなら奥山田温泉レッドウッドイン

写真:菊原 朝香

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ワイン好きの間では高山村はつとに有名な存在。土壌がワイン作りに適しており、たくさんの良質なワインを生み出しているからです。そんな高山村を代表するワインをレッドウッドインでは取り揃えています。また本場フランスのワインなど、国を問わず世界からもおいしいワインを取り寄せています。日本酒派には厳選した地元信州の地酒を、子供には高山村のリンゴジュースをはじめとしたノンアルコールドリンクをと、充実したラインナップに満足すること間違いなし。

信州高山村の味覚を楽しむなら奥山田温泉レッドウッドイン

写真:菊原 朝香

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朝食は野菜にフレンチトーストやスクランブルエッグ、ヨーグルトなどバランスのとれたヘルシーなワンプレート。朝食にはちょうどよい量です。飲み物は、高山村のリンゴジュースや牛乳などをジュースバー形式で。1泊朝食のみのプラン(オフシーズンの平日のみ)もあります。

また週末とハイシーズンのランチタイムはレストラン(11:30〜14:30)としても営業しているので、宿泊せずにレッドウッドイン自慢のお食事を楽しむこともできるんです。

奥山田温泉レッドウッドインの楽しみ方はそれだけじゃない

奥山田温泉レッドウッドインの楽しみ方はそれだけじゃない

提供元:スパロッジ&レストラン Redwood Inn

http://redwoodinn.jp/

奥山田温泉レッドウッドインは、170haの広大な山田牧場の中にあります。雪のない季節は日本各地から連れてこられた牛や馬たちが牧草を食んで日がな一日のんびりとすごしています。囲いなど仕切るものが一切ないこの山田牧場の自然放牧スタイルは日本では珍しく、それを見に訪れるのもまたいいものです。北アルプスを臨む高原は、まるでスイスと見まごう美しさ。

奥山田温泉レッドウッドインの楽しみ方はそれだけじゃない

提供元:スパロッジ&レストラン Redwood Inn

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さらに山田牧場は笠岳の西斜面標高2,076mにあり、さらさらのパウダースノーが降り積もる冬は、スキー場ヤマボクワイルドスノーパークへと姿を変えます。その雪質の良さは、バックカントリースキーヤーから熱い注目を浴びるほど。北アルプスを眼前に、自然の地形を活かした絶景コースばかりのゲレンデは初心者から上級者までを十二分に満足させてくれます。

奥山田温泉レッドウッドインの楽しみ方は他にもたくさん

いかがでしたか?奥山田温泉レッドウッドイン。
夏場は笠岳登山も楽しめますよ。登山道が整備された笠岳は、約40分で登頂できる気軽な山。笠岳は3回登ると願いがかなうというパワースポットでもあるので、毎年奥山田温泉レッドウッドインに泊まって笠岳登頂を目指すのもいいのではないでしょうか。他にも山菜採りや渓流釣り、キャンプなどを楽しむことができます。
ぜひ家族で、友人同士で、カップルで、訪れてみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/26−2016/11/27 訪問

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