「やまなみ」は京王プラザホテル7階にあります。枯山水の庭園を右手に眺めながら、奥へ奥へと進むと、そのつきあたりに入口があります。隠れ家風の佇まいになっており、中へ入ると、大きなスペースが広がっています。ホテルの鉄板焼の中でも、広い方で、とても快適です。
枯山水の庭です。本物の水を用いず、砂などで水を表現をした日本庭園です。他のホテルで枯山水を表現している庭はそうそうありません。明るい昼では美しい芸術画のように、暗い夜には色艶も感じられる迫力ある雰囲気となっています。
鉄板焼カウンターは西側と東側に設けられており、全く異なる景色を楽しむことができます。写真は西側を望める鉄板焼カウンターで、目の前には都庁ビルが大きくそびえ立っています。新宿の大都心のど真ん中にある京王プラザホテルならではの夜景でしょう。
鉄板焼のレストランであるのに、店内の中央には大きなワインセラーが設けられています。フランスのワインはもちろんのこと、イタリアやオーストラリアのワインや日本のワインまで幅広く取り揃えられています。
季節毎にその時期に最も魅力的なコースが提供されていますが、今回は日本では高級シャンパーニュの代名詞となっているドン・ペリニヨンのグラスが1人1杯付いた、2017年2月28日までの限定コース「冬の輝きディナー」のメニューをご紹介します。
通常はグラスで提供されることがないほど高級なシャンパーニュなので、非常にお得です。名前は聞いたことがあっても飲んだことがない人には、是非飲んでいただきたいです。
大きなオマール海老を半身使った贅沢な魚介料理です。身は一旦取り出して焼き、そしてまた殻に入れて整え、美しく提供しています。伊勢海老ではなくオマール海老を使っているあたりは、洋を志向した鉄板焼であると言えるでしょう。
日本を代表し、海外でも絶大なブランド力を誇る神戸ビーフのサーロインです。脂がしっかりとあるので、一口サイズのダイスカットがちょうどよいでしょう。
コンディメントは橙の自家製ポン酢、新潟の藻塩、小豆島の醤油。神戸ビーフのおいしさをストレートに堪能したいのであれば、藻塩をほのかにつけるだけで十分です。
神戸牛が提供されているコースでは全て料金を追加すれば飛騨牛に変更が可能です。
また、ランチコースでは国産黒毛和牛のコースがリーズナブルな料金で提供されているので、昼に訪れてみるのもお勧めです。
デザートは転卓して楽しめます。先程までの鉄板焼カウンターの雰囲気とはうって変わり、ラウンジ風の落ち着く空間です。ソファのイスに腰掛けて寛ぎながら、ゆっくりと話ができます。
単なるフルーツの盛り合わせが多い鉄板焼の中で、本格的な皿盛りのアシェットデセールが提供されているのは嬉しいところです。写真にあるのは、クランブルがたっぷりと載せられたタルトに抹茶アイスクリーム。もちろん、コーヒーや紅茶も付いています。
京王プラザホテル「やまなみ」は、神戸牛や飛騨牛、伊勢海老、鮑、たらば蟹などの一流食材を食べることができて、鉄板焼の醍醐味を余すところなく楽しめます。
東京の夜景を眺めながら、上質な大人の空間でいただける最高級の鉄板焼は、東京観光のよい思い出となることでしょう。特に、大切なデートや記念日などで利用すると絶対に間違いないので、是非一度は体験してみてください。
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