オーストラリア・パースの観光なら、無料バスCATにお任せ!

オーストラリア・パースの観光なら、無料バスCATにお任せ!

更新日:2018/08/13 20:54

やま かづのプロフィール写真 やま かづ 機内食&マンゴーにはうるさいトラベルライター
西オーストラリアの州都パースはスワン川に沿ってつくられており、歴史ある建物と近代的な建物、そして緑豊かな自然が見事に調和した美しい町です。
そんなパースの中心部を走っているのが、パースCATと呼ばれている無料バスです。全部で4ルートあり、うまく使いこなすことができれば、パース市内の主な観光地なら、無料でどこへでも行けちゃうんです。

無料バスの4路線を使いこなせば、パースの滞在が4倍楽しくなる!

無料バスの4路線を使いこなせば、パースの滞在が4倍楽しくなる!

写真:やま かづ

地図を見る

スワン川のほとりに開けた西オーストラリア州の州都パース、歴史的な建物と近代的な建物が絶妙のバランスで混在し、その美しさは訪れる者を魅了します。

そして、パースの中心部を占めるショッピングモールと高層ビルが立ち並ぶオフィス街、そしてスワン川に沿って広がる緑豊かな公園は、パースにとってどれも必要不可欠な構成要素となっています。

無料バスの4路線を使いこなせば、パースの滞在が4倍楽しくなる!

写真:やま かづ

地図を見る

そんなパース市内の中心部を走っているのが、パースCAT(Perth Central Area Transit)と呼ばれている無料バスです。
ブルー、レッド、イエロー、グリーンの4ルートに色分けされたパースCATは、パース駅を中心として東西南北に延び、地元住民のみならず観光客にも便利な交通手段となっています。

このパースCATをうまく使いこなすことができれば、パース市内の主な観光ポイントに無料で簡単にアクセスできるんです。

パースのランドマーク的存在「ベルタワー」

パースのランドマーク的存在「ベルタワー」

写真:やま かづ

地図を見る

パースCATの起点にしたいのは、パースのランドマーク的存在「ベルタワー」です。ジェッティ(高速フェリー桟橋)前のバラック・スクエア(Barrack Square)にあり、まるでブラックスワンが天を仰いでいるような美しい姿の建物です。このタワー内には、スワンベルが設置されており、1日1回、その美しい音色を奏でてくれます。
もともとこのスワンベルはロンドンの教会にありましたが、オーストラリア建国200年の記念として寄贈されました。

<バス停>
ブルーCATルート:バラック・スクエア(Barrack Square)

パースで中世のヨーロッパにタイムスリップ?「ロンドンコート」

パースで中世のヨーロッパにタイムスリップ?「ロンドンコート」

写真:やま かづ

地図を見る

パース市内で最もにぎわっている場所、それはパース駅の南側に広がるショッビングモールです。そして、その一角を担うのが「ロンドンコート(London Court)」で、中世のヨーロッパに迷い込んだような不思議な感覚に陥るスポットです。

<バス停>
ブルー/レッドCATルート:パース・アンダーグラウンド(Perth Underground)

パースで中世のヨーロッパにタイムスリップ?「ロンドンコート」

写真:やま かづ

地図を見る

「ロンドンコート」はわずか100メートル程度のオープンエアの通りですが、その両脇には中世の街並みを再現したショップが軒を並べています。
アクセサリーやアンティークの雑貨屋さんが中心なので、お土産物探しにはもってこいです。

併設のショップだけでも楽しめる「パース・ミント(パース造幣局)」

併設のショップだけでも楽しめる「パース・ミント(パース造幣局)」

写真:やま かづ

地図を見る

「パース・ミント(Perth Mint)」は、ゴールドラッシュ時代にイギリス王室造幣局の支局として開設されたオーストラリア国内で一番古い造幣施設です。
内部では、金鉱の歴史や金の採鉱の様子などがわかりやすく解説されており、また当時実際に製造されたコインも展示されています。

館内ツアーに参加するには入場料が必要ですが、併設されているギフトショップをのぞくだけなら無料です。記念金貨、銀貨、金メッキ銅貨など、予算に合わせてチョイスできるのがうれしいところです。また、購入したコインに自分の好きなメッセージを刻印してもらうこともできます。

<バス停>
レッドCATルート:パース・ミント(Perth Mint)

時間をかけて散策したい!パースの町を一望できる「キングスパーク」

時間をかけて散策したい!パースの町を一望できる「キングスパーク」

写真:やま かづ

地図を見る

パース市民憩いの場所「キングスパーク(kings Park)」は、ぜひ十分に時間をとって訪れていただきたいところです。
キングスパークロード側から、なだらかに上るユーカリの並木道を抜けていくと、きれいに整備された花時計や戦没者慰霊碑にたどり着きます。このあたりは既に小高い山の頂で、眼下には高層ビルがひしめくパース市内とスワン川の流れを見下ろすことができます。

また、「キングスパーク」は幾つかのエリアに分かれていますが、敷地の大半を占めるのはボタニックガーデンで、たくさんの種類のワイルドフラワー(自然の中で自生する花々)が栽培されています。

<バス停>
グリーンCATルート:キングスパークロード(Kings Park Road)

時間をかけて散策したい!パースの町を一望できる「キングスパーク」

写真:やま かづ

地図を見る

キングスパーク内の人気エリアの一つ「エレベイテッド・グラスブリッジ(Elevated Glass Bridge)」では、連絡橋の上からワイルドフラワーを観察することができます。
遠くにパースの大パノラマを臨むことができるこの連絡橋、大変開放的で気持ちいいのですが、欄干が低く足元がスケスケ、高所恐怖症の方はご注意を。

時間をかけて散策したい!パースの町を一望できる「キングスパーク」

写真:やま かづ

地図を見る

ボタニカルガーデンのもう一つの人気エリアがウォーターガーデンです。広い公園を歩き疲れたら、青い芝生に囲まれて休憩タイム。吹き上がる噴水のしぶきが心地よく感じるかもしれません。

使いこなせれば、旅行者にも強い味方!パースCAT

4ルートあるパースCATですが、どのルートでも、平日はおおむね6時〜19時ごろまで、約10分間隔の運行です。
しかし、週末には運行時間、運行本数、運行間隔が減りますので、注意が必要です。

タイムテーブルは車内やインフォメーションセンターに置いてあります。事前に確認して、うまく使いこなすことができれば、パース観光が格段に便利で快適になりますよ。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/28−2016/12/31 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -